《鳴かぬなら 泣きに泣きます ホトトギス》

 昨年12月24日の引退発表の際、先祖・織田信長にちなんで「自分の涙もろさ」をこう表現した織田信成(27)。あれから10カ月。フィギュアスケートを引退した彼は持ち前の“泣き芸”を武器にして、バラエティ番組で引っ張りだことなった。だがそんな織田が、ある問題を抱えているという。

「テレビで泣いている織田さんを見た4歳の長男が、『パパは、なんでいつも泣いているの?』と心配そうな顔で奥さんに聞いてきたそうです。長男はどうも、『パパがいじめられている』と勘違いしているみたいで……」(テレビ局関係者)

 現在、4歳と1歳の息子たちの父でもある織田。5月に初司会を務めた特番『本当にスゴイ実話』(フジテレビ系)で号泣した直後、彼はこう語っている。

《涙が一度あふれ出ると、止まらなくなってしまうんです。でも、僕には息子がいますから。息子が幼稚園で『お前のとこのお父さん、よく泣くな』といじめられないか悩んでいところでもあります》

 自分のことだけでなく、他人のVTRを見ているだけでも号泣してしまう織田。そんな姿を公にさらし続けてきたことが、最愛の息子たちを苦しめているのではないかと悩んでいたのだ。そんな夫を支えるべく、中学時代の同級生だった夫人は長男を必死になだめたという。それでもなかなか幼い息子は理解できない……。そして、とうとう織田自ら説得に乗り出すこととなった。

「ある日、いつものように泣いている織田さんをテレビで見ていた長男が泣いてしまったそうです。それを奥さんから聞かされた織田さんは、長男に『パパは悲しくて泣いたんじゃなくて、感動したから泣いたんだよ』と涙のワケを話しました。そのときは、なんとか説得できたみたいです。でも、父親としての責任を改めて自覚した織田さんは『もう泣かない!』と“泣き芸”封印を誓ったそうです」(前出・テレビ関係者)

 確かに最近では、あまり泣かなくなった気もする織田。パパの決意を胸に、彼はこれからどんな新キャラを打ち出していくのか!?

関連カテゴリー:
関連タグ: