「聖くんはこのバンドに賭けていました。退路を断つために、関わっていた西麻布のバーも閉店したんです。それだけに、順調な滑り出しだったことを人一倍喜んでいるようです」(音楽関係者)

昨年9月にジャニーズ事務所を“解雇”された田中聖(28)。あれから1年。今年10月1日には5人組バンドINKTでの再出発を発表したが、発表から1カ月も経たないうちにPVの再生回数が100万回を突破したのだ。

 そんな彼は10月下旬の深夜、都内のクラブにいた。ここで開かれたハロウィーンパーティに出席するためだ。集まった客は思い思いのコスプレをしている。1時間ほど経ったころ、田中は弟の彪らを連れて6人組で登場。現れた彼は全身黒ずくめで、顔はまるで“ピエロ”のようなメークをしていた。

友人と思しきギャル風の女性に、路上で最後の仕上げを施される田中。記者もドキッとするほど、顔と顔を近づける女性……。メイクが完成したのか、女性が離れる。そこで見えた田中の左目は十字に、口元は真一文字に切り裂かれていた!“傷だらけのピエロ”にされた田中は終始笑みを浮かべ、上機嫌な様子で店の中へと入っていった。

「実はこのイベント、聖くんが閉店したバーを“一夜限り”で復活させるというものでした。店内のキャパは250人規模でしたが、ほぼ満員状態。彼は集まってくれたファンたちに感謝の言葉をかけ、今後の活動についても嬉しそうに話していましたね」(居合わせた客)
 
昨年10月のハロウィーンにも、本誌は田中を目撃している。“解雇”直後の彼は金欠で悩んでいるとも囁かれていたが、実際、立ち寄ったコンビニでおろしたのは1万円のみ。パーティに集まった客への営業活動に勤しんでいた。

だが、今年は11月にファンイベントやデビューアルバム発売も控えている。1年ですっかり復活を果たした田中は、メーク越しにもわかるほど充実感を漂わせていた!

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