秋ドラマ座談会「今期は骨太&眼福ドラマが飽きさせない!」
画像を見る 『PICU』で小児医療に向き合う研修医を演じる吉沢亮

 

■医療ドラマはバリエーション豊か

 

H:医療ドラマも見応えのある作品がそろったね。私は、吉沢亮(28)が泣き虫先生を演じる『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系・月曜21時~)がイチオシだなあ。目力の強さで引き込まれちゃう。PICU科長の安田顕(48)の演技も素晴らしい。

 

S:命を救えなかった子どもたちのつらい現実が描かれているんだけど、安田顕をはじめ、医師を演じる役者さんたちの真摯な演技に心が救われる気がします。

 

K:母親役の大竹しのぶ(65)が吉沢亮を励ますシーンも素敵ですよね。

 

H:玉森裕太(32)主演の『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系・土曜22時~)は毎話、研修先が変わるので、それぞれの科の内情を描いているところが面白い。玉森の「カルテが全て教えてくれた!」の決めゼリフも板についてきた感じ。

 

S:玉森裕太は本当、コスプレ枠ですね(笑)。シェフやパイロットに続き、医師の白衣姿と、どんな制服でも似合う。

 

K:松雪泰子(49)などの指導医たちが若手を叱咤激励するところもいいですね。

 

H:若手とベテランの関係性が面白いといえば、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系・木曜21時~)。自分は仕事がデキると思っている岡田将生(33)に「バカナース」って言っちゃう中井貴一(61)もいいし、看護師の器械出しとか手慣れていて本当にすごい!

 

S:私は、岡田将生の、何かと上から目線なところにキュンとします(笑)。

 

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