高市早苗首相(65)の中傷動画問題をきっかけに空転が続いていた国会。7月17日に会期末が迫るなか、ようやく衆参とも正常化した。
「政府・与党は今国会で、衆院議員の議員定数削減、副首都構想、皇室典範改正の法案成立を目指していました。しかし反発する野党が欠席するなか、与党が議員定数削減の審議入りを強行。一時、審議は全面ストップとなりましたが、与党が議員定数削減の成立を見送ることで野党に譲歩しました。また、高市氏が出席する衆院予算委員会の集中審議を開催することも合意し、10日の衆院本会議では皇室典範改正案が通過しました」(政治部記者)
国会の動向は世間の大きな関心事として注目を集め、情報番組やワイドショーでも連日のように取り上げられている。そうしたなか、6日配信のニュース番組『ABEMA Prime』(ABEMA)では、「『審議拒否だ』荒れる国会…なぜ?総理に期待しすぎて滅な人々」と題した特集が組まれた。
元乃木坂46で慶応大学卒の山崎怜奈(29)がMCを務め、ゲストに政治ジャーナリスト・安積明子氏、ギャルタレント・あおちゃんぺ、実業家・薄井シンシア氏、コラムニスト・河崎環氏らが登場。さまざまな意見が交わされたが、高市氏に対して“手厳しい評価”が目立った。
日本初の女性首相に就任し、現時点で8カ月あまりが経過した高市氏。山崎はそのことについて見解を求められると、言葉を選びながらこう述べていた。
「総理大臣に就任される以前から、統一教会の問題であったり、裏金の問題であったり、『あれ?これ、グレーのまま進むのかな』って思うようなところが、複数あると思って見ていまして」
だが、「私がここで何も感情なしに今述べるまでもなく、ここに揃っている人たちが結構言いたいことが沢山ありそうなので、早めにパスしたいと思います」と切り上げ、ゲストたちに発言を促した。
とりわけ注目を集めたのは、中盤で交わされた高市氏の“評価”に関する話題だ。
男性社会といわれる日本の政界で、高市氏のような年代の女性が地位を確立していくことについて、河崎は「どこか疑似的に男性になるというか、いわゆる名誉男性的なところがやはりある」とコメント。
その上で、「私たちが女性の立場として、あるいは母親の立場として望んでいるようなことを、首相になった高市さんがやってくれるか、同じ発想を持っているかというのは、多分違ったんじゃないかなっていうのは、ちょっと初めのところから思ってた」と述べ、安積氏に見解を求めた。
すると安積氏は、「高市さんが、例えば、主婦感覚があるかっていったら、まず絶対にないと私は思っていました。まず、お料理できないんですよね、あの方は」と即答。
続けて「一般の女性の感覚で、お子さんもいらっしゃらないので。お子さんがいらっしゃらなくても、子育ての大変さっていうのは恐らくは理解されると思いますけど」とし、「でも、実際に育ててみないと分からない苦労っていうのは、多分ないと思うんですよ。ですから、そういった意味での女性の代表というよりも、(中略)要するに、ある意味の属性を持った人間が出てきたっていうところです」と語った。
高市氏が女性であることよりも、派閥に属していない、世襲ではないというところに新鮮味を感じたといい、30年以上にわたって高市氏の世話になってきたことにも言及した安積氏。しかし直後に、「私も大いに期待していたところではありました。過去形になりますけど」と述べていた。
