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主演映画『後妻業の女』が公開されたばかりの大竹しのぶ(59)と、劇中で激しい掛け合いを見せるジャニーズの演技派・風間俊介(33)の対談が実現。ジャニーズとの共演も多い大竹さんだけに、ジャニーズタレントとの交流のお話に!

 

大竹「風間くんとはドラマ(『それでも、生きてゆく』、’11年)以来2度目なんだけど、いつも最悪な状態だよね(笑)」

 

風間「本当ですよ!ドラマのときは殺人事件の加害者と被害者。今回は大竹さんが男をだます後妻業を続ける母親役で、僕はその母親に愛されたいと思っていながらも反抗しちゃう息子役。会えば激しくののしり合ってたたき合うような親子ですもんね(笑)」

 

大竹「ちゃんと人が愛せない女で、息子に対してもちゃんと向き合えない母親なんだよね。風間くんは本当にお芝居が好きで真面目だなと思うけど、今回は、鶴橋(康夫)監督だったから、何度も何度も私をたたいたりして、何か勝負みたいになってたよね(笑)」

 

風間「勝負でした(笑)。ドラマのときもそうでしたけど、少しでも遠慮したらダメになっちゃうような気がして」

 

大竹「私たち、本気でやれちゃうよね」

 

風間「あ、この間(笑福亭)鶴瓶さんと食事したら、大竹さんとベッドシーンがあるのを自慢していましたよ(笑)」

 

大竹「そう、鶴瓶さん、みんなに言いまくってたみたい(笑)」

 

風間「『俺は本気でやろうと思ったけど、大竹さんに“あかん”って言われちゃった。でもその“あかん”が色っぽかった』って(笑)」

 

大竹「“あかん”“あかん”ってずっと言い続けてた(笑)」

 

風間「実は大竹さんは僕の大先輩で。同じ高校の出身なので、勝手に縁を感じてしまっていました」

 

大竹「先輩!って(笑)」

 

風間「共通の知人も多いんですよね。僕、二宮(和也)と生年月日も同じで、昔はよく一緒に遊んだ仲なんです」

 

大竹「えー、そうなの?似てるところはあまりないような気がする」

 

風間「僕が思うに、ゲーム好きのオタク、ってところが似てるのかなと」

 

大竹「この間ニノが(オンラインの)ゲームをやっていたら、“二千翔”っていう名前が出てきたみたいで、『(息子さん)ゲームやってるんだね』って言われたよ」

 

風間「一緒に遊んだ、ってことですね」

 

大竹「二ノとは、親子でつながってる(笑)」

 

風間「すごいですよ!」

 

大竹「二ノとはドラマ(『少しは、恩返しができたかな』、’06年)で親子共演したんだけど。骨肉腫で東大受験しながら亡くなってしまう青年の役で、みるみるうちに痩せていって。見てるだけで本当につらかった。そのモデルになった方が通った学校にロケで行ったときに、担任の先生に『いろいろとありがとうございました。お世話になりました』って挨拶したら、『しのぶちゃん違うでしょ、先生とは初めて会うんでしょ』って言われて。二ノがすてきだったので、そのぐらい役に入っちゃってました。(松本)潤くんともいろいろ芝居の話をします」

 

風間「彼らにとって大竹さんは特別な人なんですよね。そんなにふだん女優さんとガッツリ仲よくなるタイプじゃないですからね。大倉(忠義、関ジャニ∞)とも仲がいいって聞きましたよ」

 

大竹「そう。私、高橋優くんと友達で、優くんと一緒にラジオをやっている大倉くんを紹介されてから、気が合って。『しのぶちゃん、暇?』って連絡してくれて、ときどきご飯に行ったりしています」

 

風間「大倉も人見知りタイプに見えるから、やっぱり大竹さんは特別です」

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