表札にマーク、庭に枯れ葉だらけ…「強盗に狙われやすい家」の特徴10選
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■外出時に照明を消す人も要注意

 

【10】外出時に照明が消えている

 

家を留守にしていることや生活パターンを知られてしまう原因に。

 

対策:不在時でも、時間に合わせて明かりがつくタイマー機能つきの照明を設置する。

 

さらに、「古い家」も要注意だという。

 

「築25年以上の家は建具が脆くて壊しやすく、高齢者が住んでいるとも思われがちです」(京師さん・以下同)

 

さらに「違法駐車を見逃す」ことも危険だと京師さん。

 

「自宅付近の違法駐車が見過ごされているということは、不審者がうろついていても警察に通報しない可能性が高いと犯行グループは考えるのです」

 

強盗犯を遠ざけるには「犯罪者が嫌う4原則」が重要だという。

 

「音、光、時間、そして人の目を集めることを意識しましょう。アラーム(音)やセンサーライト(光)は効果大。

 

また、犯人は5分以上要する侵入を嫌うので、補助錠などでドアや窓など開口部を強化し、玄関や窓、ベランダなど守りたい場所にキレイな花を飾って、日ごろから人目を集める工夫も、被害を防ぐことにつながります」

 

なかでも安価で手っ取り早い対策が「防犯ステッカー」だ。

 

「嘘でもいいので『防犯カメラ作動中』などのステッカーを貼ることで、犯行グループは『防犯意識が高い家』と警戒します。加えてダミーでも防犯カメラを設置すれば、より防犯効果が高まります」

 

昨今の強盗事件では、犯人が宅配便の配達員を装うケースも多い。事前に盗んだ情報から、被害者の知人を差出人とした送り状を用意するなど、手の込んだ犯行も――。

 

「宅配は常にインターホン越しに対応しましょう。宅配ボックスを用意して、在宅中でも置き配にするなど、とにかく安易に玄関ドアを開けないことが肝要です」

 

強盗犯に狙われない家づくりを意識して、家族の身を守ろう。

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