愛・調和の座・第4チャクラとは

第4チャクラはサンスクリット名はアナハタ・チャクラ
風の元素で、色は中間色の緑色をしています。

インドの宝石療法では、エメラルドやアベンチュリンなどの緑色の石をネックレスとして
胸元のアナハタチャクラに当たるように身につけて、胸腺をチューニングしたりします。

腕を広げると胸が開く事がわかります。腕とも繋がるので、触覚と関わります。
人に触れ合うとか植物に触ると癒されます。
また、ヒーラーなどは手の平からエネルギー出します(マッサージでも)が、
アナハタの特徴は、エネルギーを放出することです。

7つのチャクラの真ん中にあるアナハタのサンスクリット語訳は「ぶつかる所がない」。
マークは六芒星。上向きの三角形と下向きの三角形が重なった形です。

第1、2、3チャクラの下からの物質的なエネルギーは上昇する三角、
第5、6、7の上からの精神的なエネルギーは降り注ぐ下降する三角形。
第1が地、第7が天なので天と地を結ぶ所。
天と地の間に生まれた人間や全ての物は愛の結晶そのものなので、それなしでは生存できません。

西洋でも、十字架は胸で天と地を結ぶ印をとります。
表す形は違いますが、背景には大自然の恵み、慈悲の象徴が在ります 。

良い作用

愛、調和 、慈悲、積極性

第2の愛は快楽に関わり、1対1の関係。
第3の愛はお金持ち、カッコイイなど人に良く見られたいエゴが入ります。
第4はそれも超えた損得のない愛情、相手の幸せは自分の幸せ(ぶつかる所がない)と理解する愛のセンター。

全てに対してなので恋愛だけでない愛が含まれます。
楽天的で、積極的に社会に奉仕できます。

 


悪い作用

攻撃的、悪魔的
アナハタに不具合があると、猜疑心が強く、攻撃的になります。
第3はエネルギーを受ける所(ストレスで胃が痛い)としたら第4は出す所。
なので癒しのヒーラーとかは胸のアナハタが強く働いてますから、「ぶつかる事」がなく、相手にエネルギーを放出できるのです。
悪く働くと攻撃的になる傾向があります。

第2も攻撃性はありますが、食欲・性欲などコントロールできない無意識な感じで子供っぽいとしたら、
第4はもう少し分かった上での攻撃性なので悪魔的といえます。

西洋の悪魔は天使が堕落した堕天使。
元は一緒でぶつかる所はないのです。

悪魔が悪くて天使が良いと2つに分けるので悪魔は悪者ですが全て自分の深い所に在るもので自ら創り出しています。(第3チャクラのエゴ、思考のパターン)

天使は汚れを知らないだけで悪魔は汚れを知ってるとも言えます。

なので、人混みから離れて、瞑想だけして社会からドロップアウトしてるのは、真のヨガ、愛のある生活とはいえないのです。
穢れを知った上で、それを受け入れてどう乗り越えるか、ぶつかる所をなくしていくかがヨガ(繋ぐ、調和) といえます。

ヨガの象徴はロータス=蓮の花

どんな泥水の中にあっても美しく清らかに花を咲かせるシンボルです。

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