赤ちゃんから大人まで、全身に使うことのできるベビーオイル。実は、SNS上では“ベビーオイルでクレンジングをする”という行為が美容法としても注目を集めている。
たとえばベビーオイルの代表的メーカー「ジョンソン」は、WEBサイトで「ジョンソン ベビーオイルの14の美容法」の1つとして、ベビーオイルを利用したクレンジング法を“ 肌のうるおいを守りながらやさしくクレンジング”できるものとして紹介している。
紹介されている手順は、まずベビーオイルをメイク部分に塗布し、メイクとなじませる。その後ティッシュでやさしく余分な水分を吸い取り、さらにタオルでやさしくふき取るというものだ。
このほかにも美容家などによって、ベビーオイルを使用した洗顔・クレンジング法が発信されており、一定の支持を集めている。
だが、ベビーオイルをクレンジングとして利用する際には注意もいるようだ。最近ではX上のユーザーが、旅行中にクレンジング剤が手に入らなかったため、ベビーオイルをクレンジング剤の代わりに使用したところ、肌が軽い火傷のように荒れてしまったと投稿。鼻や頬が赤くなった痛々しい写真も添えており、大きな注目を集めることに。このユーザーは、流行している美容法としてではなく単純にクレンジングの代わりに代用したといい、ベビーオイル自体が肌に合わなかったのではないかと振り返っていた。
だが実際にベビーオイルをクレンジングとして使用した経験があるという人はかなり多いよう。投稿には、多数の体験談が寄せられていた。それらの中には、《私ここ3年くらいずっとベビーオイルなんだけど肌荒れしてない》《ベビーオイル洗顔やってたけど全然問題なかったから、肌質なんだろうな》と効果的だとする声もあれば、《自分も友達も真っ赤になりました》《ベビーオイル洗顔一回やっただけで1ヶ月くらい肌荒れした》という人もおり、効果は人によってさまざまなよう。また、今回の”バズ”で、ベビーオイルを利用したクレンジング法を初めて知ったという人もいた。