日本人のソウルフードともいえるお味噌汁。毎日つくってもネタ切れにならないよう、ユニークなアイデアをランキングしてみた。選者は穀物プロフェッショナル資格を持つ澁谷梨絵さん、フードコーディネーターの廣松真理子さん、料理研究家の川上みゆきさんだ。
〈第10位〉さつまいも+バター
「バターは、風味がより感じられるようお椀にもってから入れます」(川上)
〈第9位〉山いも+ツナ缶
「ツナのくさみが気になる場合はサッと湯通しを」(川上)
〈第8位〉ゴーヤ+梅干し
「もともとゴーヤと梅干しは相性がよく、お味噌汁にもぴったり」(廣松)
〈第7位〉なす+豚ひき肉+豆板醤
「なすと豚ひき肉を豆板醤で味付けしてから具材としてお味噌汁に」(川上)
〈第6位〉ぬか漬け
「大根、きゅうり、にんじんなどのぬか漬けを、ぬかがついたまま投入」(澁谷)
〈第5位〉冬瓜+生ハム
「冬瓜に生ハムのうま味と塩気が絶妙なアクセント。白味噌のほうがおすすめ」(廣松)
〈第4位〉マヨネーズ
「試してみたら意外とおいしい、マヨラー必食の取り合わせ」(澁谷)
〈第3位〉牛乳+チーズ
「牛乳が多めならシチューのような味わいに、少なめだとまろやかな風味に。チーズは粉チーズでも可。かぼちゃやじゃがいも、さつまいもとも相性抜群」(澁谷)
「チキンとマッシュルームも美味。その場合は白味噌で」(川上)
〈第2位〉トマト+セロリ
「トマトの酸味とセロリの香りでさわやかな味わいに」(廣松)
「セロリの代わりに、なす、パプリカ、ズッキーニを使ったアレンジも」(川上)
〈第1位〉インスタントコーヒー
「いつものお味噌汁に隠し味として小さじ2分の1程度を溶かすだけで、コクやまろやかなうま味が感じられるようになります。コーヒー以外にも、砂糖やコンデンスミルクを使っても同様の効果が。具材は、どんな食材でも大丈夫」(澁谷)
どれも試してみる価値あり。とにかくやってみて!