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《2016年の水信玄餅は6月4日からです》。4月上旬、“解禁日”がホームページに掲載されるや、一気に情報が拡散されたのは、夏季期間の週末しか食べられない山梨県の老舗和菓子店、金精軒の「水信玄餅」。

 

実はこのスイーツ、期間限定だけでなく、「賞味期限30分」という“食べごろ”があまりにも短すぎることが話題になっている。ネット上では「幻のスイーツ」とも呼ばれているのだ。金精軒の担当者は恐縮しながらこう語る。

 

「あまりに多くの方が訪れるため午前中には完売することがほとんど。北海道や九州からわざわざ食べに来られる方がいるのにお出しできないのが心苦しい。これ以上の宣伝はお断りしたいんですが……」

 

金精軒本店のある白州町は「南アルプス天然水」の採水地。この水と寒天で固めた餅は常温にさらすと水が染み出し続け、30分ほどでしぼんでしまう。そのため、お取り寄せ、持ち帰り、予約は不可となっている。

 

しかし、日本全国には水信玄餅の30分どころか、それ以上に賞味期限が短いものも。そんな“劇短”スイーツを紹介!

 

【賞味期限58秒!】千葉県・柏屋米菓手焼本舗 路地裏の柏屋『ゆげたち』

備長炭で焼き上げた香ばしいせんべいを、醤油につけてすぐに食べる「ゆげたち」は賞味期限58秒。湯気がたつほどアツアツのせんべいの食感はすぐに変化。“バリバリ”と“しっとり”の中間のおいしさを味わえるのはここだけ。

 

【賞味期限10分!】北海道・新千歳空港スカイショップ小笠原『サクサクパイ新千歳発』

新千歳空港でしか食べられないパイの賞味期限は10分。サクサクの秘密は、注文を受けてから中に冷たいクリームを挟むから。冷えたハスカップ、チーズクリーム、生ホワイトチョコの順に包まれた中身をサクサクのパイでサンドしたお菓子。

 

【賞味期限10分!】京都府・Sweets Café KYOTO KEIZO『和栗の10分モンブラン』

名前のとおり賞味期限10分のモンブラン。焼いたふわふわのメレンゲを土台に使っているため、時間がたつとモンブランクリームの水分を吸収して食感が変わってしまい、テークアウト不可。カフェスタイルで提供する事で実現した新食感スイーツだ。

 

“劇短”スイーツは、繊細な素材を使い、運搬や日持ちなどの考慮すべき販売条件を一切無視して作られている。その店に行き、その場でしか味わえない“短命な涼スイーツ”を、自分の舌で感じてみてはいかが?

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