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「疲れきった日のための、簡単料理が『#限界レシピ』。手間と体力をかけず、すぐにできあがるのが特徴。まさに主婦の知恵と努力の結晶です」

 

こう話すのは、ツイッターで新語“限界レシピ”を生み出した主婦でブロガーのちずるさん。限界までお金をかけない“限界コスメ”をまねて、軽い気持ちで「疲れきった母たちによる限界レシピを見たい」とツイートしたところ、主婦からの投稿が殺到。電子レンジを有効活用したり、缶詰や常備菜のアレンジ、なかには包丁さえ使わない“超”手抜きレシピが、ツイッター上で紹介された。

 

「調理の手間を省いたり、調味料を使い回すなどのアイデアは参考にしています。4歳の娘がいるので、子育てでバタついた日は、洗い物も極力したくないですからね。主婦の究極の裏ワザを共有できてうれしいですが、これだけツイートがあると、みんな疲れているんだろうな……、と不安も感じます」(ちずるさん)

 

ツイッター上で反応が多かった限界レシピについて、料理研究家の白井ありささんは次のように語る。

 

「どのレシピも、頭を使わずに少ない工程と材料で作れます。ですから、疲れたときにありがちな、“入れ忘れた”“やり忘れた”もありません。手元にある缶詰やドレッシングなど、味が完成している加工品をうまく利用しているので、味付けの失敗もなく、驚くほど完成緒も高い。組み合わせの妙は、“手抜きに見せない”主婦の意地も感じます」(白井さん)

 

キッチンに立つ気力が湧いてこない……。そんな日は、話題の限界レシピを活用してみて!

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