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「“下処理が大変そうだから使わない”と山菜を敬遠される方が多いのですが、それは完全な勘違い! 山菜の多くはアク抜きすらせず使えます。春の味覚を楽しめるうえ、栄養面も素晴らしいので、ぜひ挑戦してほしいです」

 

そう熱く語るのは、「季節料理・酒処さそう」の店主・佐宗桂さん。春の山菜はおいしいだけではない。山菜の特徴である“苦味”の正体はポリフェノール。強い抗酸化作用で老化を防止してくれる。代謝アップ、温活啓発でも有名な美女医の石原新菜先生はこう語る。

 

「活性酸素を除去する抗酸化作用が強いので、老化の予防、動脈硬化の予防、免疫力アップ、代謝アップ、さらにデトックス作用もあります。旬の野菜を食べることは体をつねによい効果をもたらしますが、春に食べる山菜は冬の間に蓄えた余分な脂肪や老廃物、塩分などの排出を助けてくれるんです」

 

ポリフェノールのほかにも、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、デトックス効果も得られるなど、まさに“食べる春サプリ”。そこで今回は、手に入りやすくて健康効果も高い山菜のラクちん下処理&便利な保存法を佐宗さんに教えてもらった。

 

■独活(うど)

 

クロロゲン酸のほか、美容成分・アスパラギン酸も。解毒効果が高く、肌も体も元気になる。天然の山うどの葉は特に血圧降下作用が高い。太くて全体にうぶ毛が密にあり、芽のところまでまっすぐピンとしているものがおいしい。

 

【カンタン下処理】アク抜き3分!

 

皮ごと切り、3〜4分ほど水にさらしてアクを抜く。

 

【便利な保存法】“きんぴら”保存!

 

〈材料〉

うど…1本(皮ごと千切り)

ごま油…大さじ3

しょうゆ…大さじ1〜2

みりん…大さじ1〜2

すりごま…適量

 

〈作り方〉

(1)フライパンにごま油を熱し、下処理済みのうどを入れて強火で炒める。

(2)しょうゆ、みりんを加え、汁けをとばしたらすりごまを加えてサッと炒める。

※冷蔵庫で4〜5日間保存可能。

 

【アレンジレシピ1】うどの卵焼き

 

卵液を焼く途中にうどのきんぴらを入れ、通常どおりに巻いていく。

 

【アレンジレシピ2】うどの生春巻き

 

サラダ菜、大葉、新玉ねぎ、みょうが、うどのきんぴらを入れて生春巻きの皮で巻き、ポン酢でいただく。

 

春の味覚をカンタンに楽しむことができるラクちん下処理&便利な保存法を、ぜひお試しあれ!