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「“手抜き”ではなく“手間抜き”ができるのが冷凍食品。忙しくて料理の時間が十分に取れなくても、便利でおいしい一品が増やせます。『冷凍食品新聞』で記者を17年、編集長を17年務めましたが、その間、冷凍食品は味、種類、利便性の全てにおいて格段の進歩を遂げています」

 

こう力説するのは、冷凍食品の情報サイト「エフエフプレス」を運営する、冷凍食品ジャーナリストの山本純子さん(58)。そこで、自らも“ほぼ毎日、冷凍食品”を実践する山本さんに、実際に食べてみて“名店レベル”と太鼓判を押す逸品を紹介してもらった。

 

【味の素冷凍食品 ギョーザ 12個入り】

「絶対に一度は食べてみてほしい!15年以上、冷凍食品全体の中で売り上げトップを走り続けているのもうなずけるはず。味の素冷凍食品は“永久改良”というテーマの下で商品開発をしているため、年を追うごとに完成度が高まっています」(山本さん・以下同)

 

【日清フーズ 青の洞窟 ラザニア・エミリアーナ】

「パスタソースでもおなじみの『青の洞窟』シリーズ。“おいしい冷凍食品は?”と聞かれたときは、まずコレを薦めています。なんといっても、家では手間がかかってしまう平たい生パスタを使用しているところに、こだわりを感じます。しかもこれで300円ほど!」

 

【日本ハム 中華の鉄人陳建一 国産豚の四川焼売】

「イトーヨーカドーを中心に定番商品として販売されています。中華の鉄人、陳建一さんが開発に携わっている商品ですが、一般的に有名シェフの名を冠した商品には、ほぼハズレがないですね。200円前後とリーズナブルで、個人的には“もうちょっと高くてもいいのでは”と思ってしまうほど」

 

【ニチレイ 匠御菜(たくみおかず)シリーズ 特製メンチカツ。】

「このシリーズは素材にこだわっていて、メンチカツにはジューシーな九州産の黒豚が使用されています。あらかじめデミグラスソースの味付けもされているので、晩ご飯のおかずによし、お弁当にもよしの“ハイブリッド冷食”といえるでしょう」

 

【ブレジュ 多岐いちじくのタルトフィーヌ・ブレジュ りんごのタルトフィーヌ】

「旬の味わいを閉じ込めた冷凍食材で作る料理を楽しめるレストラン『ブレジュ』(東京・二子玉川)のスイーツがこちら。とくに島根県の多岐いちじくは甘味が強く、希少性の高い品種です。でも日持ちが悪く、生の状態での流通が難しい。そんないちじくが、冷凍技術によって一年中、どこにいても楽しめるように」

 

そんな“名店レベル”の商品も数多い冷凍食品だが、気になるのがその“安全性”。

 

「冷凍食品は長い期間保存できるので“何か健康に悪い成分が混じっているのではないか?”と考える人が6〜7割もいるというアンケート結果もありますが、実際にはそのような事実はありません。長期間保存できるのは、マイナス18度以下で保存するため。その温度帯では食べ物を腐らせる微生物が活動できないからです。衛生管理も徹底されているので、家庭で手作りするよりも、むしろ安心とさえいえます」

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