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近ごろ、「安いのに高品質でおいしい」と評判のバーカリーや食堂が続々登場し、出店を加速させている。低価格にもかかわらず、原材料はすべて国産でそろえるなど「安かろう、悪かろう」のイメージを覆すこだわりが人気の理由だ。

 

でも、どうしてこんなに安く提供できるの?その秘密を、『元祖!大食い王決定戦』(テレビ東京系)で5代目爆食女王となり、大食いアイドルとしてテレビで活躍中のアイドルグループ「バクステ外神田一丁目」のもえのあずき(以下、もえあず)とともに探った!

 

「外はカリカリなのに、かんだらもちもち。具もたっぷり入って、100円なんて信じられない!」

 

もえあずが驚きの声を上げ、10個も爆食いしたのは、焼きたての100円パンが名物「鎌倉ベーカリー」の「鎌倉カレーパン」。千葉、埼玉、神奈川で13店舗を展開しており、常に80種類の焼きたて100円パンをそろえている。菓子パンから総菜パン、サンドイッチまで種類も豊富だ。

 

「パンはすべて店内で焼き上げています。ですがコストを抑えるため、生地は千葉県内にあるセントラルキッチンでまとめて作り、各店に配送しています。こうすることで店内での作業が少なくなり、作業時間もお店のスペースも節約できるんです。その分、ボリュームやパンの種類の豊富さにはこだわっています」(鎌倉ベーカリー・広報)

 

2軒目に足を運んだのは、200円カレーを提供する「原価率研究所」。一風変わった名前のこの店は、新潟に本拠を置き、東京は今回訪れた竹ノ塚店、梅屋敷店の2店舗、山口の1店舗と、合わせて11店舗を出店している。メニューはカレー(200円・税込み)とチーズカレー(300円・税込み)、ライスなしの鍋カレー(150円・税込み)の3種。もえあずは、ノーマルなカレーを注文。

 

「辛すぎず甘すぎず、パクパクいける!鶏肉も1個ずつが大きいのがうれしいな」(もえあず)

 

と、あっという間に2皿完食。具の鶏肉と玉ねぎはどちらも国産。ルウは大手食品メーカーと共同開発したもので、安全・衛生面にこだわっている。一方、容器は使いきりのプラスチックを採用、家賃の安い地域に出店することでコストを抑えている。

 

「消費税増税のとき、ほとんどの店が値上げを行いましたが、そのタイミングであえて安価なカレーの提供をしようと考えました。誰もが、いつでも食べられる価格ということで、200円に設定しました」(原価率研究所・広報)

 

3件目の「88ピザ部 錦糸町店」では、もえあずも「うそ!ピザが1枚8円!?」とビックリ価格のピザを提供。月に3回、8のつく日のみのサービスとなるが、全19種類、通常価格680〜880円のピザを1人1枚まで8円(税込み)で食べられるのだ(要ドリンク注文)。

 

「本業は美容師ですが、ピザ好きが高じて趣味でお店を開きました。地元の人に気軽にピザを楽しんでもらいたいという気持ちから、8円のザービスを始めたんです」(88ピザ部・オーナー)

 

もえあず一押しは、にんにくがのったラーメン店とのコラボピザ「三郎」だ。

 

「チャーシューとネギマヨのコンビが最高。生地は薄くて軽めだけど、もちもち。しょっぱすぎなくて食べやすいから、20枚はいけそう!」(もえあず)

 

最後に向かったお店は東京の下町は亀戸にある「うまいもんどころ 味一番」。地元の人を中心ににぎわうこぢんまりとした居酒屋だが、お店の営業中も予約の電話が鳴りっぱなしで、スタッフはてんてこ舞い。皆の目当ては、100円の「貝鍋」(1テーブルにつき1つまで)。注文すると、大ぶりの白ハマグリ、ハマグリ、アサリ、シジミがてんこ盛りの貝鍋が運ばれてきた。早速、いただきま〜す。

 

「ハマグリがプリプリ!つゆはすごくあっさりしてるのに、だしのうま味がある」(もえあず)

 

鍋に入っていた貝の数は計37個。なんとも豪華だ!

 

「正直、貝鍋だけでは赤字。ただ、サイドメニュー、飲み物などを合わせてご注文いただくことがほとんどですので、100円での提供ができています。この鍋を目当てに、大勢の方に来ていただけたらと思って始めました」(うまいもんどころ 味一番・オーナー)

 

安いのに高品質でおいしい秘密は、さまざまな企業努力や、店主の心意気にあった!

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