画像を見る

「発酵しょうがも、10年ほど前から愛用しています。たまねぎほど変化(発酵)しませんが、香りとうまみは格段に上がり、料理にひとさじ足すと味が深まります。また、しょうがって少量しか使わないのに、そのつどおろしたり切ったりするのって面倒ですよね。発酵させてしまえば保存がきくので、まとめてつくっておくと重宝しますよ」

 

そう語るのは、昨年9月『女性自身』発の好評企画「発酵たまねぎ」の発案者で天然酵母にこだわるパンの店「はつたもの」店主の増島智子さん。増島さんが今回、紹介してくれたのが「発酵しょうが」。鍋に加えたり、ホットドリンクに加えたり、冷え性改善にも役立てているそう。

 

「発酵しょうが」の作り方はいたって簡単。煮沸したビンを半日ほどかけて乾燥させ、その中によく洗って水けを拭き、皮ごとすりおろしたしょうが(せん切り、みじん切りでもOK)を入れて、冷蔵室で2週間ほっとくだけ。

 

そんな「発酵しょうが」を入れることで、もっとおいしくなって、もっと健康になる、冬のドリンクをセレクト! 効能について教えてくれたのは、しょうがに詳しい、医学博士で食品医学研究所所長の平柳要先生。

 

【しょうが緑茶】茶葉の香りが、しょうがの“ピリッ”と好相性

 

<つくり方>
煎茶150mlを入れ、発酵しょうが小さじ1を加える。

 

「食材の相乗効果で脂質異常や高血糖、高血圧の改善が期待できる。メタボの人におすすめしたい最強ドリンク。インフルエンザ予防や虫歯、歯周病対策にも」(平柳先生・以下同)

 

【しょうがあま酒】こうじのクセが消えて飲みやすい

 

<つくり方>
こうじあま酒150mlを温め、発酵しょうが小さじ1を加える。

 

「体調を崩しやすい冬には、飲む点滴、飲む美容液といわれるほど栄養が豊富なあま酒としょうがの組み合わせは鉄板。乾燥しやすい冬の肌を守る効果も期待できます」

 

【しょうがくず湯】少し温度が下がるとやさしい甘さのゼリーに

 

<つくり方>
鍋に水60ml、りんごジュース60ml、くず粉5gを入れて混ぜ、くず粉が溶けたら火にかける。沸騰したら1分ほど加熱し、発酵しょうが小さじ1を加える。

 

「くずには、女性ホルモンと同じような働きをするイソフラボンやサポニンが豊富なので、更年期症状の緩和に。一方、りんごには美肌や整腸効果を期待できます」

 

【しょうがココア】スパイシーでエキゾチックな大人の味わい

 

<つくり方>
ココア150mlを入れ、発酵しょうが小さじ1を加える。

 

「ココアの原料、カカオに含まれるテオブロミンには血流をよくする働きがあり、冷えに関して相乗効果があります。食物繊維も多く、便秘解消や大腸がんの予防にも期待できます」

 

【しょうが紅茶】紅茶特有の苦みがやわらぎ、さわやかに

 

<つくり方>
紅茶150mlを入れ、発酵しょうが小さじ1を加える。

 

「紅茶の赤い色素、テアフラビンには強い抗酸化作用があり、生活習慣病予防やアンチエイジングに。また、紅茶の毛細血管を拡張させる働きにより、体の末端まで温まります」

 

【はちみつしょうが】なつかしい味。甘みは好みで調整して

 

<つくり方>
熱湯150mlにはちみつ適量を溶かし、発酵しょうが小さじ1を加える。レモンの輪切りを加えても。

 

「はちみつの主成分、グルコースやフルクトースは腸からの吸収が早く、すぐにエネルギーになるので、疲労回復効果が期待できます。風邪などで体調を崩したときにおすすめ」

 

おなかが温まれば、体感温度もみるみる上昇。寒い朝や寝る前、家事や仕事の合間に1杯どうぞ。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: