75万人から算出した「新厄年」2013年に該当者最多の試算

今までの女性の厄年は、19歳、33歳、37歳だった。しかし、日本女性の平均寿命は85.9歳にまで延びている。医療も進み、生活習慣も大きく変化した現在、厄年も見直されるべき。

厄年とは『健康に留意する節目の年』と捉えられているが、ルーツは古代中国の陰陽道にまでさかのぼるとか。現代人にも、健康リスクが高まる年齢があった。それを算出したのが「新厄年」だ。

20歳〜73歳の計758千人以上のレセプトセータを基に、生活習慣が関係する7大疾患――脳血管障害、認知症、変形性膝関節症、骨粗しょう症、虚血性心疾患、糖尿病、がん――の性・年齢別発症率()を抽出し、発症率の変化から出した数字から「新厄年」が見えてきた

「発症リスクが高まるターニングポイントとなる年齢が男女ともに4カ所、見つかりました」と茨城キリスト教大学名誉教授で医学博士の板倉弘重先生。女性はお肌の曲がり角の25歳、女性ホルモンが減少し始める39歳、更年期まっただ中の52歳、そして63歳だった。

「特に63歳は、男女とも7疾患の発症リスクが最も急上昇する年齢で『新大厄』と呼べます。まさに団塊の世代がこの年齢を通過中。『新厄年』はその年だけ注意しても回避できるものではありません。『新厄年』を意識して、生活習慣の改善に取り組むことが健康的なエイジングを約束してくれます」(板倉先生)

向こう20年間の人口推移を見ると、2013年が最も「新厄年」が増える年であることが判明した。来年は国民全体が健康に留意する年と言えそうだ。

 

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