「大事なのはまずこった部分の筋肉をほぐすことと、リンパをちゃんと流してむくみを取ってあげることです。筋肉が十分にほぐれて、弾力のある状態に戻れば、骨も自然に本来あるべき場所に戻り、ゆがみもなくなりバランスのよい小顔に戻ります。ひきしまった弾力のある筋肉は、動かしやすいので素敵な笑顔にもつながります」

 

そう話すのはアンチエイジングデザイナーで、エステサロン代表として多くの女性の支持をえている村木宏衣さん。ここ最近、スマホやPCの画面を見つめる時間が増えたために表情筋がこわばる顔こり女性が急増中だという。

 

顔のこりはたるみを生み、肌はハリを失いシワなどを増やす原因に。そうならないためにも、顔のケアには十分に気を使いたいところ。しかし、なかには「けっこう気を使ってケアしているのに」顔こりに困っている人もいるのでは?もしかしたら、その顔のケアは間違っているかも。あなたはこんなこと、やっていませんか?

 

【強い力でマッサージしている】

顔の皮膚は本当にデリケートです。一部を引っ張ると違うどこかにシワがよるのは鏡を見てもわかります。シワやたるみをなくそうと力が入りすぎてしまうと、かえってシワを増やしてしまうので気をつけましょう。また、強すぎる刺激は色素沈着の原因にもなります。

 

【クレンジングオイルでマッサージしている】

クレンジングオイルはあくまでもメークを落とすもの。『マッサージに使える』との表記のあるもの以外は長時間お肌の上にとどめておくと、肌に必要な皮脂まで取りすぎてしまい、乾燥の原因になります。

 

【口角をひきしめるため常に口もとに力を入れている】

やってみるとわかりますが、筋力が落ちている人が口を自然に引き結ぶと大抵『への字』になります。これではほうれい線もくっきりで意地悪ばあさんのような表情に。

 

【シャワータイムに水圧で顔もマッサージしている】

シャワーでウエストやおなかがへこむのを見て、つい「これ顔にもいいかも」とやってしまいたくなる気持ちはわかります。しかし顔の肌は自分が思う以上に繊細にできています。ぎゅっと目をつむってしまうと目尻にシワが、またお湯に必要な皮脂が流されて紫外線のダメージを受けやすくなります。

 

【指定されている回数より多めにマッサージしている】

「ここの部分はむくみがひどいからちょっと多めにやっちゃおう」とマッサージに気合いを入れるのはNG。適度なところでやめないと肌が炎症を起こしてシミの原因になってしまいます。

 

間違ったこりほぐしケアは、老化を促進することもあるので要注意!

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