「近年、がん遺伝子だけでなく、さまざまな生活習慣病をはじめ、肥満、肌老化まで、遺伝子検査により、リスクや傾向がわかるようになってきています。しかも、検査は唾液の採取や頬の裏側の粘膜をこするだけなど、とても手軽」

 

そう話すのは、シロノクリニック恵比寿院副院長で、美容医療が専門の徳永真理先生。今、遺伝子検査キットが多様化している。検査を提供するのは、美容・医療系の会社だけではない。

携帯電話ゲームサイト「モバゲー」で有名なDeNAは、8月12日、一般向け遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の提供を開始。がんのほか、体形や肌質など体質に関わる検査メニューも用意している。

 

また、自分のルーツを明らかにする「祖先遺伝子検査キット」なる製品も登場している。母親からのみ受け継がれるミトコンドリアDNAを調べることで、母方の祖先がどこからやってきたのか、わかるというものだ。

説明によれば、日本人のルーツは主に9つ。そのうち、もっとも多いのは、弥生時代に大陸から渡ってきたと考えられる人々だ。珍しいグループでは、チベットなど山岳民をルーツにする人々も。販売するジーンライフの担当者・吉野さんは、社員らが自分のルーツに興味を持ったことが、製品の販売につながったと話す。

 

「私も調べたところ、日本人で最も多い、Dグループという東アジア最大の集団でした。この集団のミトコンドリア遺伝子は、長寿に関連しているという報告があります。実際に、私の母方の家系は、みな長寿なんですよね」

 

まだまだ進化をたどりそうな遺伝子検査。あなたも知られざる「本当の自分」を調べてみては?

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