冬になると毎年のように悩まされる「冷え性」だが、じつは単に手足が冷えるだけでなく、「万病のもと」にもなる女性の大敵なのだ。

 

「体が冷えを感じるというのは、これ以上体温を逃がさないように血管が縮んでいる状態で、結果的に全身の血行が悪くなってしまいます。血液はすべての臓器に栄養や酸素を届け、かつ老廃物を回収していますので、これらが滞ればあらゆる不調のもとに。肌荒れ、コリ、貧血のほか、脳疾患や心疾患といった重篤な病気にもつながりかねません」

 

こう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。知らず知らずのうちにやっている日常の“冷え習慣”を見直し、今年こそはにっくき「冷え性」を撃退したいもの。そこで、石原先生が冷え性対策のための“ちょこっと生活改善法”を教えてくれた。

 

■全身が冷える&むくんでしまう水の飲みすぎはNG

 

モデルや女優のあいだで「体形維持のためにたくさん水を飲む」という話をよく聞くが、水を飲んでばかりはNG!

 

「1日に必要な水分量は1.5~2リットルですが、これは食事などで摂取する水分も含めての量。運動もせず、汗もかかないのに水を大量に飲むと、当然体は冷えることに。また、むくみというと“足”のイメージがありますが、水の飲みすぎは胃腸や内耳、副鼻腔など全身のむくみのもとにも」(石原先生・以下同)

 

■3時のおやつにはケーキよりもかりんとうをチョイス!!

 

ダイエット的にはもっとも太らない時間帯、それが3時のおやつ。ついついおしゃれなスイーツが食べたくなるものの、白くて甘いものは体を冷やすと心得て!

 

「白砂糖や小麦など、精製された食品は体を冷やす食品です。3時のおやつはクリームたっぷりのケーキよりかりんとうを。ミネラルやビタミンが豊富な黒糖は体を温めてくれます。そのほか、あんこ(小豆)のサポニンや、おせんべいの塩分も◎」

 

■人目をはばからない1人カラオケで全身ホットに!!

 

手芸にインスタなど、楽しむための趣味なら選択肢は山ほどあるが、どうせなら体が温まる趣味を始めてみては?

 

「実は、私も実践しているのが1人カラオケ。歌うことで横隔膜が上下し、代謝が上がるほか、大声で歌うことで副交感神経の働きもアップ! 血流がよくなり体が温まります」

 

仲間の目を気にせず歌えるためストレス発散度も大。シャイな人ほどレッツ、シンギン!