「酒が弱い人の飲酒」で胃がんリスク増……体質セルフチェック法
記事投稿日:2023/03/30 06:00 最終更新日:2023/03/30 06:00
少量のビールで顔が真っ赤になるような人は注意が必要だ(写真:アフロイメージマート)
「お酒に弱い人、つまりアルコールを分解しにくい体質の人がお酒を飲むと、胃がんを発症するリスクが高まることが、新たな研究結果からわかりました」こう話すのは、国立がん研究センター研究所がんゲノミクス研究分野長の柴田龍弘先生だ。胃がんは全体の約7割が「腸型」、約3割が「びまん型」と、大きく2種に分類される。腸型の胃がんはピロリ菌感染が原因とされているが、びまん型の胃がんの発症...