健康
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「酒が弱い人の飲酒」で胃がんリスク増……体質セルフチェック法
2023/03/30 06:00「お酒に弱い人、つまりアルコールを分解しにくい体質の人がお酒を飲むと、胃がんを発症するリスクが高まることが、新たな研究結果からわかりました」こう話すのは、国立がん研究センター研究所がんゲノミクス研究分野長の柴田龍弘先生だ。胃がんは全体の約7割が「腸型」、約3割が「びまん型」と、大きく2種に分類される。腸型の胃がんはピロリ菌感染が原因とされているが、びまん型の胃がんの発症原因は「まだ解明されていない -
「寝たままコマネチ!?」1日3分で痛みやコリがラクになる「腰痛改善リンパ流し」4
2023/03/29 11:00「痩せ体質になりたい、足のむくみやダルさを解消したい、代謝を上げて腰痛や肩こりを改善したい……私の整体院にも、そんな悩みをお持ちの患者さんが大勢みえます。そんな方たちにはリンパ流しマッサージをおすすめしています」こう話すのは、整体師のとも先生こと木下智博さん。YouTubeチャンネル「ストレッチ整体師とも先生」の登録者数は23万人超。配信中の動画のなかでも、リンパ流しマッサージの施術の仕方を紹介し -
花粉飛散ピーク!中耳炎やぎっくり腰を防ぐ正しいくしゃみのポイント5つ
2023/03/23 06:003月13日、マスク着用の方針がついに見直された。さっそく、屋内外でマスクを外す人が増え始めたが、今は花粉飛散のピーク真っただ中。「不安」を口にする、花粉症の読者の声も。「『個人の判断に委ねる』(厚生労働省)という国の発表は、無責任な気がします。電車内でノーマスクでくしゃみした男性が、周りからにらまれていました」(50代主婦)オフィスや飲食店などでも、大音量で「ハックション!」と、激しい動作でくしゃ -
「パジャマはシルク」「バランス力を鍛える」…100歳健康長寿導く最新ルール
2023/03/23 06:0021年の日本人の平均寿命は、男性が81.47歳、女性が87.57歳(厚生労働省発表)。日本は世界有数の長寿国だ。「昨年9月には、国内の100歳以上の高齢者人口が9万人を超えたという発表がありましたが、人生100年時代の本格化を感じさせるニュースでした。長い人生、誰しもできるだけ元気に過ごしたいものでしょう。そのためにも『健康寿命を延ばすこと』が、ますます重要になってきます」こう話すのは愛媛大学医学 -
春に気をつけたい市販薬の“飲み合わせ”花粉症薬&かゆみ止めでめまいも
2023/03/22 06:00花粉が大量飛散し、寒暖差も大きく、環境の変化も生じやすいこの季節は、なにかと体調を崩しやすい。「不調があると気軽に市販薬に頼る人も多いですが、無意識のうちに誤った飲み方をしている人が少なくありません。きちんと注意を払わずに複数の薬をあわせて飲むと、薬の効き目を打ち消し合ってしまったり、また思わぬ副作用が生じることもあります」そう警鐘を鳴らすのは、『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬』(羊土社) -
鳥インフルエンザ異変の場合、死者予想は最悪64万人…卵急騰に海外では少女死亡
2023/03/21 06:003月5日、新潟県胎内市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、9日時点で約42万7000羽の鶏を殺処分した。国内では昨年10月28日から累計1500万羽を超える鶏が殺処分されており、カンボジアでは、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザに感染した11歳女児が死亡。WHOは「ヒトを含む哺乳類の感染例が増加していることは懸念される状況」と警戒感を強めている。医療ガバナンス研究所の理事長で内科医の上昌広さん -
85歳現役料理研究家が伝授「今が旬! 元気になれる よもぎレシピ4」
2023/03/20 06:00「私は85歳だけど、新聞を読むのに老眼鏡なんて使いません。野草を摘みによく歩くし、マッサージを受けたこともない。病気知らずで、まったくボケてません」力強く話すのは、料理研究家の“若杉ばあちゃん”こと若杉友子さん。全国各地を料理教室や講演会などで駆け巡る元気の源は、粗食とよもぎの力が大きいという。「春が旬の野草には苦味があり、昔の人は毒消しの薬として重宝しました。特によもぎは、最高の万能薬です」(若 -
腎臓が“寿命を決める”老廃物排出力を高めて病気を防ぐ食事10
2023/03/20 06:00「腎臓の大きな役割は、尿を作って老廃物を排出すること。腎臓が尿を作らないと尿毒症になり死に至ることもありますが、重要な役割はそれだけではありません。腎臓は体内の水分や塩分、血圧の調節や、造血、造骨など生命維持に欠かせないたくさんの機能に関わっています。つまり腎機能の維持が命に直結する。腎臓は“寿命を決める臓器”なのです」そう話すのは東北大学名誉教授で山形県立保健医療大学理事長・学長の腎臓医・上月正 -
コロナ禍で感染リスクが高まった帯状疱疹ウイルスは「キウイ」「菜の花」で不活化!
2023/03/19 06:00コロナ禍以降、帯状疱疹を発症している人が世界的に増えているという。新型コロナへの感染が帯状疱疹の引き金となることに関しては、アメリカの約200万人のデータを解析した最新研究もある(https://academic.oup.com/ofid/article/9/5/ofac118/6545460)。50歳以上では、新型コロナに感染した人はそうでない人と比較して、感染から6カ月以内に帯状疱疹を発症する -
亜鉛豊富な「すりごま」習慣で抜け毛撃退を! コロナ後遺症や感染症対策の研究も
2023/03/17 06:00「亜鉛は、新型コロナ感染症予防や後遺症に有効だという研究があります。しかし、摂取量は日本人の大半が不足しているのです」そう話すのは、赤坂ファミリークリニック院長で栄養・食事療法に詳しい伊藤明子先生だ。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、女性の場合、亜鉛は1日に8mgの摂取が推奨されている。不足すると、皮膚炎や口内炎、脱毛、味覚・嗅覚の異常などを起こすことがあるという。また、亜鉛が不足する -
「ビデの使い方」「吸水パッドのタイミング」ほんとにあってる?あなたの“おしっこの常識”更新が必要です
2023/03/17 06:00「更年期世代の女性は泌尿器に関連するお悩みを抱えている方が少なくありません。その原因を探っていくと、意外とトイレの“古い常識”があることがわかります」こう話すのは、神楽坂泌尿器科クリニックの室宮泰人院長だ。更年期世代の女性に多い泌尿器のトラブルは、膀胱炎、頻尿、尿もれの3つなのだそう。これらの疾患が“昔からのトイレの作法”によって発生しているのかもしれないというのだから、驚きだ。「膀胱炎は、細菌が -
ビデオ撮影で子供を見失ったら、失明の危機も! 放っておくと危ない目の症状
2023/03/16 06:00「’06年に開業して以来、もっと早く病院に来てくれたら、ここまで視力を落とさずに済んだのに、と痛感する事例が数多くあります」こう話すのは「眼科かじわらアイ・ケア・クリニック」院長の梶原一人先生。なんとなく目がかすむ、見えにくいなどの症状があっても、特に痛みをともなわないケースではすぐに眼科に行かない人も少なくない。それがじつは失明につながる危険な症状のことも多いのだ。梶原先生はそうしたケースをもと -
飛散ピークを前に知っておきたい「花粉症薬と相性のよくない薬&食材」
2023/03/16 06:00今年も本格的に花粉が舞う季節が到来。環境省によれば、今年のスギ花粉の飛散量は全国各地で“過去10年で最大レベル”とされている。ピークを前に、花粉症に悩まされる人にとっては戦々恐々の日々が続くことになりそうだ。ドラッグストアなどで買える市販薬に頼る人も多いが、どんな薬を服用するに当たっても頭に入れておきたいのが、その効果と副作用に関すること。「花粉症薬は、アレルギー性疾患治療薬ともいわれます。花粉症 -
大腸がん治療費「早期発見」と「他臓器に転移後」では約440万円もの差が!
2023/03/15 06:00「比較的進行が遅い大腸がんは、しっかり検査することが早期発見・早期治療につながります」と語るのは、相馬中央病院(福島県)の消化器病専門医・齋藤宏章さんだ。「まず、大腸がんは症状のないうちから見つけるのがポイント。入口になるのは、会社の健康診断や、自治体のがん検診に組み込まれている年1回の便潜血検査です。体の負担がなく、自治体などで受ければ無料~500円ほどなので、コスパのいい検査といえます。大事な -
女性のがん部位別死亡数1位の大腸がん……「赤肉好き」は要注意!
2023/03/15 06:00大腸がんによる死亡者数が増え続けている。日本では女性の6人に1人ががんで亡くなっているが、なかでも大腸がんはもっとも多く、2021年には2万4千338人(男性は2万8千80人)が命を落としている。「今から50年ほど前までは、大腸がんの手術があると、医師たちは『珍しいね』と言っていたほど。1963年の統計によると、大腸がんで亡くなった女性は2千953人ですから、60年間でおよそ10倍に膨れ上がりまし -
がん生還FPと経済評論家の体験記「100万円あれば保険は不要」「入っておけばよかった」
2023/03/08 15:50「私はがん保険に入る必要はないと思っていたし、自分ががんになってみて、改めて確信しました」こう語るのは、経済評論家の山崎元さんだ。日本人の2人に1人が、がんになるといわれている。近年も、’22年12月にあき竹城さん(享年75)と高見知佳さん(享年60)が亡くなった。50代以上の女性にとって、がんは身近な問題だ。特に気になるのは、お金の問題。専門家はどう考えているのだろう。そこで、がんから生還したお -
B.ウィリスが発症した前頭側頭型認知症…“窃盗・放火”に走る危険性も
2023/03/02 15:50「これまで“認知症である”ことをカミングアウトされる方のほとんどが、アルツハイマー型でした。今回、ブルース・ウィリスさん(67)が罹患していることが明かされた“前頭側頭型”は、認知症の中でも非常に割合の少ない疾患です。一報を聞いたときは、ついにこの病気でも公表する人が出てきたのか、と」こう語るのは、認知症治療・研究の第一人者である「メモリークリニックお茶の水」の朝田隆院長。2月16日(現地時間)、 -
きな粉ヨーグルトで花粉症撃退! 乳酸菌・オリゴ糖・食物繊維で最強
2023/03/02 11:00気温が上がり、花粉症シーズンがピークを迎えようとしている。スギ花粉は3月に最もひどくなるが、今年は特に注意が必要そうだ。環境省は関東・北陸・中国地方のスギの雄花についている花粉量が過去10年で最大となる見込みだと報告した。さらに4月には、ヒノキ花粉のピークが控える。内服薬や目薬が手放せず、仕事や家事が手に付かないという人も多いだろう。実は、そんな花粉症には日々の食習慣が大事だという。くすのき内科ク -
その眠気、鼻づまり「隠れ副鼻腔炎」が原因かも?専門医が教える見抜き方
2023/03/01 15:502月11日、岸田文雄首相は都内のクリニックで、慢性副鼻腔炎の治療のため内視鏡手術を受けた。首相を悩ませてきた慢性副鼻腔炎について多田耳鼻咽喉科医院(大阪市)の多田直樹院長が解説する。「鼻の穴を入ったところにある鼻腔の周囲にある空洞で細菌感染による炎症が起こっている状態が副鼻腔炎です。かつては蓄膿症と呼ばれていました。風邪やアレルギー性鼻炎などがきっかけで、空洞の出口である『自然口』が炎症によってふ -
高齢者の医療保険料アップに識者警鐘「子ども世代へしわ寄せがいくだけ」
2023/03/01 11:00昨年10月に一定以上の所得がある後期高齢者の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられたばかりだが、今度は年収が153万円を超える後期高齢者の医療保険料が上がることになる。2月10日に閣議決定された健康保険法などの改正案によると、今年4月から50万円に引き上げられる「出産育児一時金」の財源を、現役世代だけでなく、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からも捻出するという。「医療費の負担をめぐり -
長生きで100万円GET、肥満だと寿命3年減! 痩せて健康的にお金も貰おう
2023/02/24 15:50景気の動向を見る景気ウオッチャー調査は、3カ月連続の不況判定(23年1月)。経済の先行きは暗く、家計も厳しい状態です。いっぽう暖かくなると「痩せたい」方も多いでしょう。家計も体形もスリム化したいところです。そんななか私は、体重を減らすことでお金も増える一挙両得の目標に挑戦することになりました。きっかけは昨年秋の座骨神経痛です。原因はさまざまあるものの、医師は太りすぎを指摘。「肥満の人は平均寿命より -
高血圧改善に「排塩メニュー」アボカドメカブサラダで塩を外に出す!
2023/02/22 15:50更年期の女性はホルモンバランスが崩れ、血圧が高くなりがち。減塩に気を付けてはいるけれど、味気ない食事が続くとつらい……そんなあなたに新発想、塩を体の外に出してくれる食事を提案!「“無症状だから”と、高血圧を放置するのはとても危険です。脳梗塞、脳出血、心不全、心筋梗塞など命にかかわる循環器疾患の発症リスクが高まり、助かっても重い障害が残ることも多いのです」そう指摘するのは、自治医科大学の高血圧対策エ -
ナッツ、黒こしょう…チョコの健康効果高める意外な“食べ合わせ”
2023/02/22 11:00「チョコレートには優れた健康効果があることが明らかになっており、その栄養素がますます注目されています。私自身も、日常的にチョコレートを食べています。連日夜遅くまで仕事をしていますが、かぜひとつひきません」こう話すのは、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅先生だ。予防医学の実践者として活躍する栗原先生は、チョコレート、特に高カカオチョコのもつ効能に以前から注目し、患者さんにもチョコレートを取り入れ -
1日3分舌はがし 口呼吸改善で頭痛不眠たるみも解消
2023/02/15 15:50「コロナ禍で長引くマスク生活のなか、口をしっかり開いて動かす機会が減ると、次第に舌の筋肉が衰えます。すると、舌があるべき位置より下がる『低位舌(ていいぜつ)』の人が増えていきます。放置してしまうと、さまざまな心身の不調の原因になりますが、『舌はがし』をすることで、舌を正しい位置に戻すことができます」そう話すのは歯科医師の石塚ひろみさん。石塚さんは外来や訪問歯科診療を行うなかで、不調を訴える患者に舌 -
集中力の低下、抗えない眠気…運転が危ない!花粉症薬早見表
2023/02/10 11:00日本人の2人に1人が発症する「国民病」ともいわれる花粉症。「コロナ禍でマスクをしている方が圧倒的に多い状況にもかかわらず、今年も例年並みに花粉症での来院や相談が増え始めました」こう話すのは、土日も診療する「まめクリニック」グループ創業者で内科医の石川雅俊先生だ。ひどい鼻づまりや鼻水など“花粉症あるある”への対処のため、薬を求める人も多い。ところが、「確かにくしゃみは止まるけど、眠くなっちゃって……