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「当時、私自身が『使いたい』と思うおしゃれな突っ張り棒が自社商品にはなかったんです。だから、なんとしても『突っ張り棒=ダサい』というイメージを覆したかった」

 

突っ張り棒をおしゃれに“改良”し、ヒット商品を生み出しているのが、平安伸銅工業株式会社(大阪市西区)の3代目社長を務める竹内香予子さん(35)。同社は’52年に創業され、日本で最初に突っ張り棒をヒットさせた会社でもある。

 

「それで月に何度も、社内会議を開いて、社員から新商品の企画を募りました。それまではいなかった女性のプロダクトデザイナーも雇って、価格競争に巻き込まれない商品をつくろうと、みんなでアイデアを出し合ったんです」(竹内さん)

 

そうして生まれたのが、一本の突っ張り棒を“線”に見立てて空間をデザインする「DRAW A LINE(ドローアライン)」シリーズや、安全で手軽にできるDIY商品の「LABRICO(ラブリコ)」シリーズだった。これらの新商品の発売をキッカケに、「うちにもオリジナル商品をつくってください」と大手の量販店から依頼がくるように。

 

そんな突っ張り棒界の“革命児”である竹内さんが、市販の突っ張り棒でもできる「使える」収納術を教えてくれた。

 

【靴箱】ブーツを形崩れさせない!

 

「これからの季節に大活躍してくれるブーツですが、ブーツキーパーを差し込んでいても、バタバタ倒れてしまって大変。靴箱上部に突っ張り棒を横に渡すように取り付け、そこにクリップハンガーにつるしたブーツを引っ掛ければ、形崩れも防止できるブーツ収納のできあがり。また、薄い靴用として突っ張り棒使用の棚を取り付ければ、1段で2段ぶんのスペースを確保できます」(竹内さん・以下同)

 

【本棚】強力なブックエンドに!

 

「本棚の本は、ブックエンドを置いても重さでズルズル倒れがち。細めの突っ張り棒を縦に渡すことで、頑丈なブックエンドに早変わりします。また、突っ張り棒を、本棚の横に渡すように取り付け、そこに本を表紙が見えるように立てかければ、おしゃれなインテリアに。本棚と同じ色の突っ張り棒を選ぶと、デザインにもなじみやすいですよ」

 

【冷蔵庫】調味料の収納でもひと工夫

 

「冷蔵庫内のポケットは、チューブタイプや袋入りタイプなど、いろんな調味料が散乱しやすい場所。細めの突っ張り棒を冷蔵庫のポケットの上部に渡し、そこにクリップをつけたS字フックなどを引っ掛ければ、チューブや、袋入りの調味料を収納できます。一目でどの調味料かわかるように収納できるので、『あれ、どこにいったかな?』と、ゴソゴソ捜さずにすむから便利ですよ」

 

【リビング】部屋干しの場所も確保!

 

「雨が続いたりして、『洗濯物を部屋干ししたいけど、スペースがないな〜』と頭を悩ませる人も多いはず。そこで、突っ張り棒を窓際の壁に渡せば、リビングがたちまち室内物干し場に。ただし、たくさんの服をかけすぎると突っ張り棒ごと落ちてしまうので、『耐荷重60キロ以上』ある強力タイプを選んでください」

 

突っ張り棒を使った「使える」収納術は簡単かつ便利なので、さっそく実践してみよう!

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