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「家のことが大変で今お勤めは無理……」と諦めている女性は多い。だが、ネット環境の成熟により自宅で好きな時間にできる“在宅ワーク”が急増中だ。なかには、“好きなことを仕事にできたら”と頑張ってきた在宅ワーカーも。そんな、在宅ワークの世界で活躍する読者の体験レポート。題して、私たちはこうして“やりがいのある仕事”を見つけました!

 

■「ゲーム実況のユーチューバー」みぃちゃん

 

「声を聞くだけで思わず顔がほころんで、癒される~」

 

そんな書き込みがたくさん寄せられているのが、甘いボイスでカリスマ的人気を博すユーチューバーみぃちゃん。彼女が「みぃちゃんのゲーム実況ちゃんねる」を設立したのは’16年3月。現在までに視聴回数は400万回超--。

 

「幼いころからゲームが大好きで、ゲームとともに生きているような子でした。その延長線上にいまの道があって。ふだん私はスーパーで週4回のアルバイトをして、帰宅後に1日3本のペースでUPする日々です。攻略本は見ずに即興でやっているので、謎解きがわからなくてなってグダグダになるときもありますよ。録画や編集は自分でそろえた機材でコツコツやっているのですが、ファンの応援の書き込みは励みになりますね。ユーチューブでの稼ぎですか? うーん。それは言ってはいけないことになっていて……。ただスーパーのほうよりはいただけていますね」(みぃちゃん)

 

■「ミニチュア動物パン・雑貨の販売」今岡ゆかりさん(35)

 

「手のひらにちょこんと置くだけでパッピーになれます」

 

「カリーノぱん」さんこと今岡ゆかりさんのパンは、個人間で作品を売買するハンドメイドマーケットサイト「ミンネ」の販売サイトにUPするやいなや数秒で売り切れになる。イベントでは早朝からファンの行列ができるという。

 

「図書館でたまたま読んだ本に小さく出ていたミニチュアパン。これを参考にパンを作ってみたら友人にミンネへの出展を勧められて」(今岡さん)

 

最初の1カ月はロールパンや食パンの形で売り出したところ、反響はあったがすぐに小康状態に。そこで、オリジナリティをと、クマ、パンダといったラブリーな表情の動物にしたところ大ヒット。

 

100度のオーブンで30分以上中まで乾燥焼きをし、顔を描いたあとニスでコーティングするという工程。自宅にいる時間が次第に長くなった。

 

「100個作ってもほとんどが売り切れる……。今月、キッチンが広めの家にお引っ越しするので、もっと素敵なものをたくさん作り続けますよ」(今岡さん)

 

■「スカイプを使った英会話教室」上田明理さん(31)

 

「実は講師の面接もスカイプを通してでした。そのときに1歳の息子がぐずってしまったのですが、『抱き上げていいですか?』と聞いたら、代表の山下さんが快諾してくださって。ここならできそう、と思ったんです」

 

そういって大きな瞳を輝かせるのは、オンライン英会話「トーク・モア」に所属する上田明理さん。この英会話教室はスカイプというビデオ通話ソフトを使う“個人レッスン”で、講師も生徒も自宅にいながらの会話となる。生徒は幼稚園児から年配の会社員まで幅広く、上田さんも常時10人ほどを担当しているという。

 

「私は1レッスン(25分)で400円に設定しています。自分の英語力キープにも役立っているので、収入は月1万円程度ですが満足です」(上田さん・以下同)

 

上田さんがサイトに上げている「レッスンが可能な時間」を生徒たちが確認し、6時間前までに申し込むというシステム。スカイプならではの利点も多い。

 

「シャイな性格の方でしたら、私のほうに顔が映らない設定にもできますよ。海外出張のため短期間で習得したいという方や、試験直前で急ぎ文法を教えてほしいという学生など“緊急事態”にも対応します(笑)。生徒のなかには、何らかの事情で学校に通えなくなってしまったお子さんもいました。でもこの方法なら大丈夫だと、その親御さんが大変喜んでくださって……」

 

上田さんはこのとき、同じ“親”としても、この在宅の仕事を始めてよかったと確信したそうだ。