ついに、4月1日から消費税が8%に引き上げられた。本誌は増税直後に、全国の30~50代の女性300人を対象にアンケートを実施した。質問は次の2つだ。

 

「あなたが、消費税が上がる前に買っておこうと思って、つい忘れてしまったものは何ですか?」

 

「’15年10月に、消費税は10%に上がることが検討されています。それまでに、買っておこうと思うものはありますか?」

 

そしてその結果を、女性経営コンサルタント集団「Vividy」のメンバーに分析してもらった。「Vividy」は、経営コンサルタントの国家資格といわれる「中小企業診断士」の資格を持つ女性グループで、現在、約90人が在籍している。

 

最初の質問の答えの1位は、やはりというべきか食料品だった。次いで多いのは、家電。なかでも多かったのはテレビで、デジカメ、洗濯機、冷蔵庫が続く。そして3位はトイレットペーパーやティッシュなどの紙類。

 

「やっぱり女性は『買い物で後悔した』なんて思いたくないもの。これは、安いものだけを並べて、『買い忘れなんてしょせん、小さい損だ』と、自分に言い聞かせている気がします(笑)」(Vividyメンバー・鶴見さん)

 

これに対し、10%に増税される前に買っておきたいもののアンケートでは、圧倒的な1位は家電。4位のパソコンも含めると159票を獲得した。さらに2位も自動車と、思わぬ高額商品が上位に並んだ。

 

「買い忘れたものについてのアンケートは、食品や雑貨などが上位を占めていますが、消費税が10%になる前に買っておきたいものは、という将来の話になると、耐久消費財のほか、ブランド品が上位に入ってきます」(同代表・津田まどかさん)

 

今回、増税前の勢いにあおられ、ついつい必要のないものを買ってしまうようなことがあったのではないか、というのが津田さんの考えだ。両方のアンケートで共通して上位に登場している家電についても、買い急ぐ必要はない、と津田さんは解説する。

 

「モノの値段は、需要と供給のバランスで決まります。洗濯機、冷蔵庫などの白物家電の価格は、3月下旬がピークを迎えます。4月に入ってから買ったほうが、むしろ安かった品目というのも、ちらほらあります」

 

同じように、4月の増税のタイミングで、価格据置き値下げを敢行した商品もあった。それを考えると、必要以上に買い忘れを嘆く必要はないのだ。

 

「次の消費増税のときは、駆け込みセールなどに踊らされず、余裕をもって買い物したほうがよさそうですね」(津田さん)

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