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<終身保険が広まらない謎>資産が増やせる終身保険、なぜしられていないのか

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多くの場合、積み立てタイプの終身保険では、しっかり続ければ払い込んだ以上の額が解約返戻金として返ってくる。けれど、その存在とメリットが掛け捨てタイプの定期保険なみに知られていないのはなぜなのだろう。

 これはつまり、保険代理店や保険販売員のメリットが少ないから。終身保険の場合、保険の契約は加入時の1回のみ。更新もないため、手数料があまり入ってこないしくみになっている。

 また、終身保険は必ず加入者に死亡や高度障害時の保障に加えて、ある一定期間を過ぎると、解約時には解約返戻金を支払う。そのため、掛け捨ての定期保険のほうが、保険会社としても利益を計算しやすいという側面もある。

 「終身保険で解約返戻金が総払込み保険料より増えるのは、保険会社が集めた保険料を運用しているからです。この仕組みを考えると、運用する金額が大きいほどリスクヘッジができ、安定した運用を行える可能性が高くなります。

つまり、グローバルに幅広い市場で運用している保険会社のほうがより頼りになるとも言えるんですね。外資だから、ドル建てだからと、背景やメカニズムを理解せずに、初めから選択肢からはずすのは、資産を増やすチャンスをみすみす逃すことになるかもしれません」(野﨑さん)

 保険は「残された家族のため」というのが今までの考え方。これからは、「自分の未来のための保険」という考え方もありなのかもしれない。

 

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