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楽しく、幸せなねことの暮らし。でも、不調やトラブルは突然やってくる。そこで、猫専門医の服部幸先生が、悩みをズバリ解決する「にゃうにゃう猫生相談」!今回も、悩めるねこからこんな相談が届いた……。

 

【Q】「こんにちは。10歳のマンチカン女子です。私の悩みを聞いてください。数日前から急にハーネスをつける訓練がはじまりました。いままで洋服も着たことがないのに、がっちり体をホールドされて、まったく動けないし、つらかったです。嫌がる私を見ても、飼い主さんは真剣そのもの。ハーネスに慣れないとダメですか?」

 

【A】「いざというときのため、ハーネストレーニングを」(服部幸先生)

 

どんなに飼い主さんに慣れているねこでも、災害など何か異変を感じたときに、逃げ出してしまう可能性があります。いざというときのため、わが家でもハーネストレーニングを行っています。ただ、基本的に体に何かをつけるということが嫌いな動物。着用時間を10〜15分にとどめるなど少しずつ慣らしていきましょう。トレーニングは週に1回、月に1回でもいいと思います。あまりにも嫌がるようだったら時間を短くするなど、そのコに合わせて、無理のない範囲でやっていきましょう。

 

トレーニングが終わったあとに、好きなおやつをあげて、「ハーネスをつけるといいことがある」と覚えてもらえたらこっちのものです。どうしても着けさせてくれない場合もあると思いますが、いざというときに、嫌がるねこに初めてハーネスをつけるのは至難のわざ。やはりトレーニングは必要だと思います。

 

ハーネスと同様に、キャリーバッグやケージに慣れさせておくことも大切です。災害時に備えてねこ用の避難袋も用意しておくといいでしょう。お水、食事、常備薬や、食器、毛布のほか、折りたためるトイレや軽めのねこ砂などが考えられます。また、そのコの写真に、健康状態や飼い主の連絡先を書いたメモもあるといいでしょう。