宝くじファンの間でささやかれる噂の一つに「トイレそばの売り場は当たる」というものがある。本当に宝くじ売り場に大当りを呼ぶ「トイレの神様」はいるのだろうか?そこで本誌は全国の売り場を徹底リサーチ。すると、多くのトイレそばの売り場から大当たりが出ていた! 

 

【北海道「永山イオンCC」’05年グリーン1等2億円】

「あれは10年前。女子トイレの洗面台に生花が飾ってあったんですが、花が少なくて寂しそうでした。そこでうちの販売員が自宅の庭からきれいな花を摘んできて、飾ることにしたんです。すると、その年のグリーン1等2億円が出たんです」(荒木達夫店長)

 

【秋田県「能代CC」’13年年末1等7億円】

「’09年に、売り場がある地元ショッピングセンター・イトク能代の店舗改装があって、トイレが新しくなりました。直後のサマー1等3億円。それ以来、大当たりが続いています」(秀働章彦店長)

 

【埼玉県「TFC北朝霞宝くじショップ」’12年年末1等6億円】

「トイレを利用した後に訪れた主婦が、どうせなら“ウン試しもして行こうか”と買ったスクラッチで5万円を当てたり(笑)。ウンと運をかけて買う人も多いんですよ」(販売員・深谷八重子さん)

 

【千葉県「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」’12年ドリーム1等1億円】

以前、50代の女性が売り場にやって来て販売員の岡田京子さんにこう言った。『大学生の娘が友人に誘われてここでジャンボを飼ったら、1等が当たりまして。私は熊本に住んでいるんですが、今日は娘に旅費を出してもらって、お礼に伺いました』。岡田さんはその女性と手を取り合って喜んだとか。

 

【東京都「モノレール羽田空港駅南口店」’07年サマー2等1億円】

「いくら当てたかはわかりませんが、中年の男性から『ありがとう、アパートを建てたよ』と声をかけられたことがあります。そのときは『もう1棟建てたいから』と数十枚買っていきました」(販売員・小島美保さん)

 

【長野県「小諸マツヤCC」’13年年末1等7億円】

「昨年の年末ジャンボの売り上げは約3万枚。1千万枚に1枚の確率の1等がここから出るなんて、トイレパワー以外に考えられません」(田中茂之店長)

 

【大阪府「大阪駅東口売場」’14年グリーン1等5億円】

「売り場に残った最後の地方くじ200円3枚を買った常連の男性が1等20万円を当てたんです。その人が『ここはトイレの前やから、ウンがついてええなあ』って(笑)。それで、ここには“トイレの神様がいる”と気づいたんですよ」(販売員・福島広子さん)

 

京都風水師のほへとさんは、次のように解説する。

 

「一般の家でも金運上昇にきれいなトイレはかかせません。新しく清潔でたくさんの人が利用するトイレほどパワーが強い。大勢の人の『快適だ』というよい気が集まれば集まるほど、近くの売り場に億を呼び寄せるのだと思います」

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