「でき婚白書2012」で判明「5年で30%が”離婚危惧”に…」

ジャニーズの人気歌手・赤西仁(27)と女優の黒木メイサ(23)が、突然の”できちゃった婚”を発表したが、近年こういった”でき婚”はもはや定番。芸能人では他にもタレントの若槻千夏(27)やほしのあき(34)、倖田來未(29)など続々と”でき婚”ゴールインを果たしている。

だが、よく耳にする”でき婚”カップル、実は彼らのその後の動向については、厚生労働省をはじめとする公式な統計はいっさい採られていない。そこで20歳から45歳までの”でき婚”経験者100人に緊急調査を決行。そのアンケートでセキララ実態が判明した。

アンケートによると、なんと100人中17人が離婚し、現在12人が離婚を考えているという。いわば”離婚危機率”は約30%にも。しかも、その平均結婚生活期間は5年。つまり、離婚に至るターニングポイントとなる”結婚5年目の壁”には注意が必要ということになる。

「この調査に10代のでき婚が入っていれば、離婚率はさらに高く、40%ぐらいまで上がると思います」と語るのは、夫婦問題研究家の岡野あつこさんだ。

「離婚の原因のひとつとしてよくあることですが、夫婦で財布が別という家庭は、相手に何か隠しているのではと、不透明さ不信感が募るんです。お金の問題がこじれると信頼関係にもひずみが入りやすいですね」と岡野さんがいうように、本誌調査の「家庭生活がうまくいくために最も必要なのは?」という問いに対して1位は「夫の愛情・やさしさ」、2位が「お金」だった。

今回のアンケートでは「でき婚後1ヶ月で離婚しました」(新潟県在住・30代)という人もいたが、彼女も「結婚生活にはお金が必要でした」と短くコメントを寄せた。岡野さんは「日常の夫婦関係に不平不満がたまっている人は、いずれ子供が小学校、中学校。高校に上がるなどのタイミングが離婚の引き金となるケースもあります」と警鐘を鳴らす。

とはいえ、でき婚でよかったと思うケースも67%にのぼる。でき婚の幸せも確実に存在するようだ。でき婚カップルの皆さん、まずは「5年目の壁」をクリアしてネ!

 

 

関連カテゴリー:
関連タグ: