バックしたクルマが別のクルマを踏んづけたり、ほかのクルマの上を走ったり……。思わず自分の目を疑ってしまうような映像が連続の、レクサス「CT200h」のCM「トリックアート篇」が、今話題となっている。

 

「レクサスに『CT』というコンパクトハイブリッドカーという車種があるんだと興味を持っていただきたいと思い、今回のトリックアートを用いたCMを制作しました。女性でも軽快に運転できる、キビキビした走りのよさを表現しています」(レクサスインターナショナル 担当者)

 

CMの狙いは、街をもっと走りたくなるという高揚感。「視聴者がどんどんビックリするようなしかけになっています」(同前)というように、1回見ただけではわからない細かなトリックアートが、CMのあちこちに使われている。

 

撮影が行われたのは、ポルトガルの首都・リスボン。現地の警察がすべて撮影協力をしてくれたという。撮影に必要な「いい光」を求めたため、2日間にわたり、日の出から日没まで時間との闘いだった。その中でも、トリックアートのセッティングが終わると、現地スタッフと日本の制作メンバーがいっしょにファインダーをのぞき込み「ちゃんと見える!」と錯視を体感した。

 

「トリックアートをプリントアウトし、その絵を街に貼って撮影したのですが、絵のサイズや視点を計算し、正確なものを出す作業に、いちばん時間がかかりました。美術スタッフたちのおかげです」(CMを担当したオスカー・ホルメダル監督)

 

たいへんな準備のおかげで、何度見ても飽きない不思議なCMができあがったのだ。ちなみに、CMのメーキング動画は、ウェブサイトlexus.jp内でも掲載されている。

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