他人のニオイによる嫌がらせ……リアルな「スメハラ」は耐え難いもの。でも人に向かって「クサい」なんて言えない。日本人なら日本人らしく、遠回しに伝えよう!と、辛酸なめ子さんが、スメハラのお悩み解決法を考えてくれた。

 

〈会社で隣の人がクサい。強烈な服の生乾き臭で毎日イライラ〉

まず、クサいなと思ったときは口呼吸に切り替えて深く息を吸い、憎しみを相手に向けないようにしてください。深呼吸をすると心が落ち着き、スピリチュアルな気持ちになりますから、“そういう感じの人”になりきりましょう。

 

日ごろから「なんだかイヤな空気が……」などとつぶやき、ときに咳こんでナナメ上のほうを見ます。そして隣の人の後頭部のあたりをじっと見つめ、「高橋さん(仮名)から邪気が出ているみたい……太陽の光を浴びたほうがいいですよ。あ、服にも邪気がついているから、毎回しっかり日光に当てて浄化してください」と言い、服をちゃんと乾かすよう導いてあげましょう。

 

 

〈プライドの高い夫がクサい。いちど加齢臭をほのめかすと、口をきかなくなった〉

自分がつねに正しいと思っているプライドの高い男性は、「俺はクサくない!妻が間違っている!」と怒ります。自分のニオイがよくわかっていないので、本当にクサいという事実を遠回しに伝えるのがいいでしょう。

 

ペットを飼っているなら、さりげなく夫の枕をペットの前に置きます。動物はニオイの強いものが好きですから、クンクンと枕に顔をうずめたところを見計らって「マロンは本当にパパの枕が好きだね。私のは全然嗅がないのに……」と不思議そうにつぶやきましょう。「パパのだけ違うニオイがするね」と子供に言わせるのも良策です。1度自分のニオイを認識すれば、「クサい自分」をプライドが許さないので、以後きちんと対策をしてくれるでしょう。

 

〈ママ友がクサい。子供同士は仲よしだが、家に入れたくない〉

窓とドアを開け、ママ友が帰るまで家の風通しを保ちましょう。まず、彼女が来たときに開けたドアをそのままキープしておきます。そして風の流れを確認し、彼女を風下に座らせれば大丈夫です。また、風上に備長炭をおいておくと、ニオイがさらに気にならなくなります。備長炭、いいですよ。