話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、ゴールデンウイークに見ごろを迎える「花まつり」対決だ!
最初に向かったのは、江東区にある亀戸天神社で開かれている『藤まつり』。境内には100株以上の藤の花があって4月下旬からが見ごろ。淡い藤色がふりそそぐように咲くさまはとても美しく「東京一の藤の名所」として名高い。江戸の名所として、徳川五代将軍の綱吉、八代将軍の吉宗も訪れていたという記録があり、由緒ある藤とのこと。
めた坊が行ったときは満開ではなかったけれど、一部の藤はきれいに咲いていた。藤まつり開催期間中は、茶会や琴の演奏といったイベントがあり、休みの日は多くの人でにぎわいそう。境内のどこからでもスカイツリーが見えるので、撮影スポットとしてもすごく楽しめる。
本殿へ向かい参拝。その後おみくじを引いてみたら「決して色に溺れ不義の行いをしないこと」と書いてあり、過激な内容に衝撃を受ける。おみくじの内容とうってかわって境内ののんびりした雰囲気のなか美しい藤を堪能できた!
つぎは文京区の根津神社で開催されている『文京つつじまつり』へ。つつじの名所として知られ、300年以上の歴史を持つ。2,000坪の広大な境内には約100種の3,000株ものつつじが咲いている。つつじ苑への寄進料200円を支払い苑内へ。
ほぼ見ごろの時期に行ったので、多くの人々が色とりどりのつつじを楽しんでいた。花の色が、白や淡いピンク、濃いピンクに赤いものまで、つつじってこんなにたくさんの色があるのだな〜と実感。見渡すかぎりの美しいつつじに心洗われる気分になった。
訪れたのは平日だったので露店は少なめだったけど、休日には多くのお店でにぎわうそう。ゴールデンウイークには根津権現太鼓などのイベントも行われるので1日がかりで楽しむのもよさそうだ。
【めた坊ジャッジ】神社巡りの楽しさ、花の美しさも味わえた。今回、勝ち負けをつけると罰が当たりそうなので引き分けだ!