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10月22日の「即位礼正殿の儀」につづき、11月14日夕方から翌未明にかけて「大嘗祭」が執り行われるなど、主要な皇位継承儀式が相次ぐ、この秋。国民にとっては、文字どおり時代の大きな「節目」を迎えるわけだが、じつは「日本そのもの」の運気においても大きな変化が訪れるのだという。

 

「天皇陛下が即位されて元号が令和へと変わった5月ごろから、すでにその兆候はありましたが、大嘗祭の前後から年末にかけては、運気がいっそう顕著な変化を見せてくるのです」

 

そう語るのは、本誌でも占星術の連載を持つステラ薫子さん。新天皇の即位と西洋占星術の世界は、一見、無関係のようにも思えるが、「神道における祭事・天文・暦の動きと、占星術の星の動き・数秘の法則は非常に似ているのです」と解説する。

 

では、その運気が大きな「うねり」を見せる大嘗祭の11月から年末にかけては、具体的にどのような社会の動きがあるのだろうか。

 

■雅子さまの存在により輝きを増す天皇陛下

 

ターニングポイントとなるのは天皇陛下が即位された5月1日と10月22日の「即位礼正殿の儀」。とりわけ「即位礼正殿の儀」は、国にとっての誕生日のようなもので、占星術では、この日の星回りが大きな意味を持つという。

 

「このときの星の動きを見てみると、東の地平線に土星と冥王星の運行があり、天頂に太陽が位置して土星と冥王星に力を与えています。冥王星には『終わりと始まり=再生』の意味があり、輝ける太陽と冥王星でカリスマが出てきたことを表しています」(ステラさん・以下同)

 

この場合、カリスマというのは新しい天皇陛下のことを指すと考えるのが順当だろう。

 

いっぽうで、「忍耐」や「制限」を表す土星がストッパーのような役割を果たしてしまうのだが、その部分は、雅子さまの持つ運気が、天皇陛下をしっかりとサポートしてくれるのだとか。

 

「特に、雅子さまは外交部分での大きなパワーを持っていらっしゃるため、海外での活動や外交でお力を発揮し、天皇陛下をさらに強く輝かせることでしょう。雅子さまが外国のトップと関われば関わるほど、両国の関係はよくなると思われます」

 

■「秋分の日」からの流れが「大嘗祭」を機に一気に加速

 

気になる「金運」についてだが、最初のポイントは9月23日の秋分の日。この日の前後に、太陽と水星、そして火星が、「パートナー」を表す部屋に入ったことが大きな意味を持つという。

 

「大局的な視点で言えばアメリカとの関係に変化が見られます。日本に対してパートナーとして手を結びながらも、攻撃的な姿勢をとる、というカタチになっているのですが、先日合意した日米貿易協定などが、まさにそのいい例です」

 

また、もっと身近なところでは、「覚醒」や「独創性」を意味する天王星の影響を受けるため、貨幣価値の変化があるとも。

 

「このことが示唆しているのは、本格的なキャッシュレス時代の到来と、仮想通貨のいっそうの進化だと思います」

 

そして、こうした経済をめぐる変化が大きくうねりだすのが「大嘗祭」。ここからは、実質的に日本の「再生」がスタートする。

 

「蠍座に太陽が、山羊座に冥王星が入ってきますので、陛下のカリスマ性はずっとキープされることになるでしょう。いっぽうで、大嘗祭を境に、時代は『再生のとき』を迎える局面に入りますので、国民にとっても大転換の時期になりそうです。それにより、経済的な不安定さを感じる人が多くなりますが、今までの概念を打ち破り、新たなアクションを起こす人が勝利を収めるようになっていきます」

 

そう聞くと「具体的にはどうすればいいの?」と戸惑うかもしれないが、ステラさんによれば、その答えはいたってシンプル。

 

「お金を使って運気を上げる、ということがとても大事になります。将来の不安に備えるには貯金ばかりしていてもダメな時代です。それよりも、資格取得や自分磨きにお金をかけて、自分自身を“再生”させるほうが、よほど賢明。もちろんリフレッシュのために趣味にお金を使ってもかまいません。そもそも消費をしないとお金は回りませんし、お金がないと嘆いてばかりでいると、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。それよりも多少の出費には目をつむり、友人の誘いを受けて縁を作り、そこから新しいアプローチを見いだしたいですね。まさに、積極性がお金を生み出す時代になるといえるでしょう」

 

大嘗祭後のキーワードは「再生」。これをしっかり意識して11〜12月を過ごしていけば、きっと新年には文字どおり「新しい自分」に会えるということだ。

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