現在、発売中のハロウィンジャンボ(1等・前後賞合わせ5億円)。いったいどんな人がどんな買い方で大当たりしているのか、気になる人も多いだろう。
そこで本誌では、「宝くじ公式サイト」内で紹介されている、過去3年のハロウィンジャンボの高額当せん者エピソードに着目。その人が当せんくじを購入した売り場を探し当て、奇跡の一部始終を取材したーー。
たまたま出張先の福岡市内で購入したくじで’17年ハロウィン1等と前賞合わせ4億円を当てたのは、熊本県の40代男性。購入したのは、JR博多駅の駅ビルにある「マイングチャンスセンター」だ。
「売り場では幸運の金のダルマが店頭に飾ってあり、この大当たりを記念して、両目を入れるセレモニーをしてお祝いしました」(橋本達矢店長)
この男性は30枚購入し、家に帰ってからは、神棚にずっと置いておいたそう。
つぎは’18年ハロウィンで5億円が出た大阪府「磯上チャンスセンター」。この売り場の販売員が目撃したのは、ハロウィンではなく、’17年のサマー1等5億円当せん者だ。
「いつもジャンボだけ最終日に来て、バラで60枚購入する40代の主婦の方でした」(販売担当・篠木将司さん)
隣接するスーパーに買い物に来るついでということもあるが、購入する売り場はここと決めていたとか。
「最終日の残り福というゲン担ぎといい、信念をもって買ってらしたのが、大当たりにつながった気がします」(篠木さん)
最後は、’17年ハロウィンジャンボミニ1等・前後賞合わせて5,000万円を当てた神奈川県の60代女性。
購入した日は亡くなった夫の誕生日で、その日偶然、夫が20年前に海外で買った時計が出てきたのだという。その時計のベルトが古くなっていたため、夫の墓参りの帰りに時計店に立ち寄った。その向かいに「川崎アゼリアチャンスセンター」があったのだ。
「たまたま売り場が目に入ったので、数年ぶりに宝くじを購入。ご主人の仏壇に供えておいたところ、見事5,000万円。ご主人の計らいとしか思えません」(小林正周店長)
大当たりの陰に秘められた“教え”。ぜひ、今回のハロウィン購入の参考にしてみてはいかが。
「女性自身」2020年10月13日号 掲載