省略、語尾伸ばしはNG…マナー講師に学ぶ正しい言葉づかい
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■呼びかけは「◯◯さん」と名前で呼ぶ

 

【1】呼びかけは「○○さん」と名前で

 

「知り合ったばかりの方は、相手のお名前をきちんと覚えて会話の中に取り入れ、『○○さん』と呼びかけると親近感が増します。また、よく知っている相手だと名前を呼ばずに話しかけることが多いと思いますが、呼びかけるときはもちろん、会話の中に名前をちりばめると距離が縮まります」

 

【2】配慮を示す「先手のひと言」を

 

「ものごとを尋ねるときや事務的な電話をかけるときなど、すぐ用件に入るのではなく、『お忙しいところ申し訳ございません』『いまお話しできますか?』といった、相手に対する配慮を示すひと言を添えましょう」

 

ちなみに声をかけるとき、「すみません」は便利な言葉だが、じつはメッセージの意図が曖昧になってしまう。丁寧な印象を与えるには「恐れ入ります」がベター。

 

【3】いたずらに「略さない&のばさない」

 

「話し方の基本として、略したりのばしたりする言葉づかいはだらしない印象を与えます。SNSの普及もあって略す言葉も増えていますが、大人の女性はできるだけ略さない言葉づかいを心がけましょう。『今日さ〜』と、語尾をのばすのもNGです」

 

【4】オンラインでの会話でも“感じがいい人”になるコツ

 

「最近はリモートでのふるまいも肝心。主宰者はもちろん参加者は思った以上にお互いのふるまいを見ています。たとえばPCに向かう顔を明るく調整するのは基本。ライトを追加するだけで印象がぐっと上がります。口角を上げ、にこやかさを心がけ、うなずきや共感をリアルな場よりしっかり示しましょう。終始、背筋をのばすことも大切です」

 

愛される言葉遣いは、相手への気遣いの表れ。ちょっとした言葉の言い換えを心掛けて、大切な人と温かい関係を築いていきましょう!

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