■「年収上げてから来い!」心の中で闘志を燃やす女性も
マウント被害に遭った際、「黙りながら悩んでいます(Aさん)」「女性だからこういう事をされるんだろうなあ、と思ってしまう(Cさん)」と辛さを押し殺していた3人の女性。
しかし、“反撃“する女性も。不動産関係の会社で接客業務にあたる会社員・Dさん(38)は笑顔満点でこう話す。
「お客様のなかには『資産性が、利回りが』って、一方的にやたら語りたがる方々がいます。でもそういう方って、なぜか年収が足りなくて、住宅ローンで微々たる額しか借りることができないってケースが多いんです(笑)」
そして「最初はニコニコしながら『素晴らしいお考えですねー。さすが!』とか持ち上げる」といい、こう続ける。
「それでも最後に目の前で電卓を叩きながら『お客様のご年収ですと、いま借り入れできる額はこれだけですね!』って数字を見せたら、向こうはグッと黙ります。
『ご希望のお部屋は、あと1,500万円を現金でご用意していただければご購入できます!』なんて追い討ちをかけたらコッチのもの。微笑みながら、心の中で『講釈垂れる前に年収上げてから来ればいいのに……』って思っています(笑)」