【4】使い切りレシピ画像を活用する
旬の食材を安く手に入れても、量が多くて中途半端に余ってしまったりすることも。「スマホで“食材名+レシピ”で検索したあと“画像”にすると、レシピ画像が出てきます。画像だとイメージがつかみやいので、すぐレシピが見つかるはず」
【5】りんごの搾り汁を使って安い鶏肉を美味しく
鶏肉に下味をつけるとき、醤油や酒などと一緒にりんごの搾り汁を加えると、いつもより軟らかくジューシーに。「リンゴ酸という成分に肉の繊維を軟らかくする効果があります。肉500gに対して大さじ半分程度でOK。少しの絞り汁を料理に活かせば、高級肉に変身します」
【6】かさ増しに欠かせないきのこは冷凍保存
旬を迎えるきのこは特売になりやすく、秋の食卓の救世主! 和洋中どんな料理にも使えて腹持ちが良く、うま味が加わることで料理を美味しくかさ増しできる。「きのこは生のまま冷凍が可能。冷凍するとうま味が増すといわれています。しいたけやなめこはそのまま、えのきだけやしめじは石づき部分を切り落とし、小房に分けて冷凍。たくさん買っても日持ちしますし、使うときは凍ったまま加熱調理するだけ」
【7】余った野菜は「あんかけ」に
野菜の使い切りを徹底している和田さん。「野菜室に収納かごを置き、半端野菜を入れておけば、しおらせることがありません。半端野菜は刻んで炒め、とろみをつけてあんにし、メイン食材にかけると簡単にボリュームアップ。あんかけにすれば、どんな野菜でもメイン料理となじむので野菜室整理の定番です」
【8】豆苗や青ねぎ、ごぼうは再生栽培で再収穫
野菜の根元や切れ端を育てる再生栽培は、気軽に収穫を楽しめるという。「豆苗は根元を水につけておくだけで、2回ほど収穫できます。大根、かぶ、にんじんなどの根菜類も同じく水耕栽培で葉が出るので、スープの浮き実や料理の彩りに使えます。青ねぎは根元4cm程度、キャベツは芯を土に植えると再び伸びますし、ごぼうも発芽した茎を植えたら、細いごぼうを大量に収穫できました」
【9】食費は3:1に分けて管理する
食費の予算を守るには、1カ月の予算を3:1に分けて管理すること。「例えば月4万円の予算なら、3万円と1万円に分け、3万円は日々の買い物に、1万円をお米や調味料など長期で使う食品に充て、月1回まとめ買いします。そうすれば“予算を日割り計算していたのに月末に食費が足りなくなる”という失敗を防げます」
【10】秋の限定スイーツは“おこづかい”で買う
栗やさつまいも、かぼちゃなど魅力的な季節のスイーツが増える秋。9月1日からカルビーのポテトチップスや井村屋のあずきバーなど、お菓子やアイスも値上がりするが、和田家では嗜好品代は食費と別枠にしているという。「スイーツやお酒などの嗜好品は、家計ではなく“おこづかい”に計上します。“おこづかい”の中でやりくりすることで、自制心が働きますし、ドラッグストアなど、より安い店を選んで買うようになります」