老後破綻する人の特徴「老後は大家に」「節税上手」「退職金で住宅ローン返済」
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■「損は嫌い」な人がハマりやすい落とし穴

 

【7】節税上手

<生態>

懸命に働く大海を知らず、節税できる年収103万円の井の中がサイコー! と疑わない。年齢を重ね状況が変わっても「節税第一」を貫くがんこさから、収入が増えず資金難に……

<老後破綻の回避法>

年収103万円と年収240万円を比べると、所得税や社会保険料を払っても100万円近く収入が増える。節税には限度があるので、収入を増やすことも大事

 

【8】損は徹底的に避ける

<生態>

「うちは早死に家系」「年金制度は破綻する」と信じ、年金は60歳から繰り上げ受給。75歳を過ぎたころ、年金額と少なくなった貯金を見て、長生きにおびえる日々が始まる

<老後破綻の回避法>

年金は死ぬまでもらえる終身保険。受給総額の多寡より、75歳以降安心できる年金額を考えて。受給額を減らす繰り上げ受給より、増やす繰り下げがおすすめ

 

【9】夫に保険をかけている

<生態>

「夫が先に逝ったら、保険金がっぽり」と笑い、「遺族年金で私の老後は安泰」と豪語する“夫死に待ち族”。ただ根拠とする皮算用に自信が持てず、不安を隠すための高笑いかも

<老後破綻の回避法>

死亡保障3000万円の保険が、定期保険特約2500万円+終身保険500万円としたら、定期期間満了後の死亡保障は500万円に。甘い見立ては禁物

 

【10】こまめに節約する

<生態>

「節約第一」が合言葉。風呂の残り湯で洗濯、日用品は底値買いなど節約ルールには絶対服従! 半面、高額の保険に加入したり、通信費には月数万円もかかっている

<老後破綻の回避法>

家計のダウンサイジングは小さな節約では間に合わない。ライフステージに応じた保険の見直しや格安スマホの検討など、固定費からテコ入れを

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