元国税専門官が見たお金持ちが本当にやっていること「洋服はユニクロ」「賃貸より持ち家」
画像を見る 外食より家ご飯が好きなのも富裕層の特徴(写真:PIXTA)

 

■普段着はユニクロ、電話は折り返しを待つ!

 

(1)普段着はユニクロや無印良品

富裕層はブランド品に身を包むというのは間違ったイメージ。ふだんはユニクロや無印良品などカジュアルファッションで、お金持ちに見えない人がほとんど

 

【お金持ちへの道】

商談など必要な場面では正装するが「ブランド品を着たからといって売り上げが伸びるわけではない」。やっかみや犯罪に巻き込まれるリスクも怖いと、地味な格好が主流。高い洋服を着て、得られるものは何かを考えて

 

(2)電話は「折り返し」を待つ

お金持ちは豪勢にお金を使う? いえいえ、実はケチが多いそう。税務署へ何度も電話で相談してきた女性は、必ず「折り返して」。電話代さえ惜しい?

 

【お金持ちへの道】

わずかなお金でも徹底的に無駄遣いを排除するからこそ、お金が貯まる。「お金かかるけど、ま、いいか」はタブー。預金を引き出すのに手数料を払うなんてご法度。お金の多寡にかかわらず、無駄がないかの確認を

 

(3)年を取っても働く!

億単位の相続財産を遺すのは、地域で長年愛されるマッサージ師や中小企業の経営者、個人事業主など、「一生現役」で高齢になっても働き続ける人だそう

 

【お金持ちへの道】

大企業の社長でも、リタイア後は資産を取り崩して生活する。年を取っても働ければ人生晩年まで収入が続き、資産が減りにくいのでおすすめ。小林さんも「国税職員をやめてフリーライターに転身してよかった」とポツリ

 

(4)年金を頼りにする

「微々たる年金なんていらない!」とは決して言わないのが富裕層。もらえるものは取りこぼしなくありがたくいただき、コツコツ資産を積み上げていく

 

【お金持ちへの道】

収入+年金を受け取り質素倹約に努めれば、高齢になっても毎月お金が残り、資産は目減りするどころか増えていく。また年金は税金の優遇措置があり、特に遺族年金は無税。年金の知識を増やして、お金持ちに近づこう

 

(5)趣味はない

富裕層は無趣味か、家庭菜園や庭いじり、革靴の手入れなど地味な趣味の人が多い。「亡くなった父は“仕事が趣味”でした」とよく聞いた

 

【お金持ちへの道】

税務調査でクルーザーや高級車が並ぶ豪邸に行ったことはないそう。お金持ちは利用頻度の低いものに「維持費はかけない」のだ。年に数回しか乗らないマイカーやほとんど利用しないサブスクなど、維持費の無駄がないか点検を

 

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