地域
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「ウイルスとの生存競争」イベントや展覧会どうする? アートイニシアチブがネットで議論
2020/08/20 14:15沖縄県内の芸術関係者の連携や人材育成などを目的に設立された「アートイニシアチブオキナワ」は2日夜、新型コロナウイルス感染拡大で影響が広がっているアートイベントの開催について、どう臨めばいいのかを考えるオンライントークイベントを開催した。県内のアート関係者ら34人が参加した。県立中部病院の循環器内科医師で医療情報科部長の久島昌弘さんが、感染症の専門家ではないコミュニケーター(伝達者)として個人の立場 -
「仏教はLGBT認めている」 普天間山神宮寺が仏前結婚式も検討
2020/08/20 14:15【宜野湾】沖縄県宜野湾市普天間にある普天満山神宮寺(東寺真言宗)が16日から、性的少数者に開かれたLGBTフレンドリー寺院として、性の多様性尊重を示すレインボーフラッグを入り口に掲げた。住職の金城良啓(りょうけい)さん(45)は「仏教はLGBTの存在や権利を認めている」と強調し、仏前で結婚式を開くことなども検討する。取り組みは県内約20の寺院でつくる県仏教会の中でも初とみられ、性的少数者らにも好評 -
学生寮クラスターに危機感 対策探る日々 食事は無言、友だちの部屋にも行けず
2020/08/19 14:00新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が沖縄県内で相次ぐ中、県内の学生寮では感染拡大防止に努める日々が続く。島根県では高校のサッカー部員の寮を中心にクラスターが発生する事態も起き、沖縄県内の学生寮でも緊張が高まる一方、生徒は「友達や親と会えない。ストレスがたまる」と精神的な負担を口にした。寮の管理職員は「感染対策と併せ、生徒の食生活や精神面での支援が課題だ」と語った。那覇市長田にある学校法人 -
「穴場」の自然海岸に行楽客集まる 路上駐車やごみ「危険な状況」 糸満
2020/08/19 14:00【糸満】沖縄県糸満市喜屋武具志川原にある国指定文化財「具志川城跡」の崖下にある海に、県内外から多くの人が海水浴に訪れ、地域住民の頭を悩ませている。近くの農道では路上駐車が多く見られるほか、ごみも散乱する。崖の上から海に飛び込むなど、危険な行為も横行する。Yナンバーの車も多く、米軍関係者の姿も見かけられている。地域住人らは、注意喚起の看板を設置するなど対策に苦心している。地域住民によると、新型コロナ -
那覇軍港移設、北側案で合意 浦添市長受け入れ 西海岸埋め立て加速へ
2020/08/19 14:00米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市移設を巡り、松本哲治浦添市長は18日、軍港代替施設の配置について主張していた南側案を取り下げ、県や那覇市が推す北側案に賛成する意向を示した。18日に県庁で開かれた県と両市の3者トップ会談後、報道陣に語った。3者は軍港の配置について北側案で事実上、合意した。浦添市西海岸を埋め立てて那覇軍港を移設する計画が加速する公算が大きくなった。一方で移設条件付きの返還は、基地 -
100歳「笑いは体の栄養素」 家事も掃除も全部が日課、當山さん「体のため」歩いて頭もフル回転
2020/08/18 13:00【読谷】「きょうはどんな楽しいことがあるかねぇ」。笑顔でそう話すのは、読谷村瀬名波で1人暮らしする當山フミさん(100)。自宅の中をつえを突きながらゆっくり、ゆっくりと歩くが、頭の中は常にフル回転。「おしゃべりが長生きの秘訣(ひけつ)かねー」。100歳とは思えぬ張りのある声が応接間に響き渡る。1920年生まれのフミさんは8人きょうだいの長女。幼い頃から家の手伝いに追われ「遊んだ記憶がない。今でも足 -
東北、北朝鮮、沖縄‥“周縁”を撮り、見えてきたのは 写真家・初沢亜利さん、足元見詰め写真集「東京、コロナ禍。」
2020/08/18 13:00【東京】新型コロナウイルスの感染拡大が衰えない東京。写真家の初沢亜利さんが日本国内でも新規感染者数が最も多い東京の今を切り取った写真集「東京、コロナ禍。」(柏書房)を出版した。これまで東日本大震災後の東北や北朝鮮、沖縄と、相次いで“周縁”を撮ることで「トーキョー」を照射してきた初沢さんだが、今回は自ら育ってきた足元「東京」を見つめた。そこで見えてきたものとは。(東京報道部・滝本匠)「東京」を撮るこ -
退院しても「行き場ない」 高齢の親の元帰れず 添乗員の仕事途絶え 感染女性「誰も責められない」
2020/08/18 13:00新型コロナウイルスの県内での感染者は17日までに1600人を超えた。市中感染が広がり厳戒ムードが続く中、感染者の女性が同日までに本紙の取材に応じた。女性は7月末にPCR検査で陽性となり約2週間の入院生活を余儀なくされた。重症化することなくウイルスを克服したものの、家族への影響が気になって今も自宅に帰れないでいる。「行き場がない」。病変のみならず、目に見えないウイルスへの恐怖と無理解が感染者を苦しめ -
旅行控えでも…沖縄気分 銀座わした盛況 そば人気、雰囲気も味わう
2020/08/17 13:008月に入ってから銀座わしたショップ本店をはじめ県外わしたショップの売り上げが増加している。新型コロナウイルスの感染拡大以降、外出自粛もあり県外店舗の売り上げは前年割れが続いていたが、わしたショップを運営する県物産公社によると、8月に入り銀座店の売上高は前年同月比15%増加した。埼玉、札幌なども好調だという。県内での感染再拡大や、東京都が県境を越えた移動の自粛を求めていることもあり、沖縄旅行を控える -
うずく歴史に「修正」重ね 日本軍の記憶に隔絶感<沖縄の記者がみた東京の8・15点描>
2020/08/17 13:00【靖国神社と日本武道館で滝本匠と知念征尚】戦後75年の夏は例年と大きく状況が変わった。周知のように新型コロナウイルスの感染が収まらない中、沖縄や広島、長崎での追悼式と同じように、東京都の日本武道館での全国戦没者追悼式(政府主催)も規模を昨年の10分の1ほどへと大幅に縮小して開かれた。武道館の道をはさんだ向かいにある靖国神社にも例年、大勢の人が「英霊」の追悼に訪れるが、こちらも新型コロナ対策を意識し -
巨大ウツボ捕ったどー なんと190センチ 伊江村の大城さん、格闘4度目にして
2020/08/17 13:00【伊江】“ギョギョ!”と驚くほど“海のギャング”が釣り上がった。村営フェリー「いえしま」船長で伊江村西江上の大城哲(さとる)さん(43)は5月中旬、伊江港西側の海岸で体長約190センチ、重さ24キロの巨大なウツボを釣り上げた。この日、大城さんは車で港を通り掛かったところ同級生に遭遇。海を眺めながら会話をしていると海底から巨大なウツボが顔を出しているのを発見した。大城さんは自宅に戻り、マグロ釣りなど -
見えた!真夏の夜空に光の矢 天の川と「競演」 沖縄でもペルセウス座流星群
2020/08/14 14:15夏の夜空の風物詩「ペルセウス座流星群」が12日深夜から13日未明にかけて出現のピークを迎え、沖縄県内各地でも尾を引いて夜空を走る流れ星が観測された。街明かりの影響のない東村の山中では、好天にも恵まれ、白くぼんやりと帯状につながった「天の川」付近を何度も星が流れた。12日午後10時ごろから13日午前1時ごろまでに肉眼で十数個の流れ星が確認された。那覇市のカメラマン中嶋環さん(48)は、12日午後10 -
「5000年生きる」花バオバブ 1日限りの姿 農場主「花はおいしく食べた」
2020/08/14 14:15【今帰仁】沖縄県今帰仁村運天の高田農場で4日、マダガスカル産のバオバブ(アダンソニア・ザー)の花が開花した。バオバブは5千年生きるとも言われている。農場主の高田勝さんが30年前にマダガスカル南部で種子を採取して植えた。高田さんによると、沖縄はマダガスカルと気候環境が似ているため成育が良く、露地に植えると大きくなりやすいという。2012年から花が咲き、毎年、同時期に咲くと説明した。花は1日で落ちるそ -
沖縄のコロナ感染源、県外の「移入例」から県内の市中感染へ 感染源「家族と会食」が上昇
2020/08/14 14:15県は13日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う県独自の緊急事態宣言期間の延長と警戒レベル引き上げを発表した。県外からの渡航の自粛は呼び掛けていない。玉城デニー知事は13日の記者会見で、県外からの旅行客などが減少し、感染源が「移入例」や「持ち込み例」から県内の市中感染に変化していることなどが理由だと説明している。会見で玉城知事は、7月以降の「第2波」感染確認から7月31日までの感染源を調査した結果とし -
地元深掘り、番組ただいま公開中 那覇・繁多川「ちむぐくるに乾杯」 コロナ禍でもぬくもりを
2020/08/13 14:00沖縄県那覇市繁多川公民館と同市地域包括支援センター繁多川は7月から、地域の魅力を伝える番組「ちむぐくるに乾杯」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。プロデューサーを務める同公民館の西平博人さんは「人と人がつながりにくいコロナ禍の中で、動画を通して地域のぬくもりを感じてもらえたらいい」と話している。繁多川公民館は感染拡大の第1波を受けた4~6月の休館期間中、マスクの作り方や家庭で楽しめる遊 -
コロナ休校対応ばらつき 一部保護者「休まず不安」、自治体「学びと親の収入確保を」
2020/08/13 14:00学校現場で新型コロナウイルスの感染者が増える中、休校などの判断にばらつきが出ている。県教育委員会は、学校で感染者が出た場合、原則5日程度の臨時休校をするよう求めているが、感染状況や市町村ごとに対応が変わる。「何でうちは休校じゃないの」。情報が少ない分、異なる対応に保護者らの不安や不満は膨らむ。一方、教育行政側も児童生徒の学びを保証しようと苦心している。「登校させるのは不安だ。欠席させた」。感染者が -
危険性、今も変わらず 沖国大米軍ヘリ墜落16年
2020/08/13 14:00【宜野湾】米軍普天間飛行場を飛び立ったCH53D大型輸送ヘリコプターが、宜野湾市の沖縄国際大学に墜落し炎上した事故から、13日で16年を迎えた。「世界一危険」と言われる普天間飛行場は閉鎖・返還されることなく、後継機のCH53Eヘリや垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどが日々飛び交う。落下物や機体トラブルなども相次ぎ、学生や地域住民に不安を強いている。16年前の事故でヘリは大破し搭乗員3人が重軽傷 -
郵便局11カ所に「フードボックス」 沖縄市、子どもの貧困対策に善意の輪を
2020/08/12 12:00【沖縄】日本郵便沖縄支社(比嘉明男支社長)は沖縄市(桑江朝千夫市長)、沖縄市社会福祉協議会(島田薫会長)と「沖縄市におけるこどもの貧困対策に関する協定」を7月27日、沖縄市役所で締結した。市内の11郵便局に「フードボックス」を設置し、家庭から寄付のあった食品を市内9カ所の子どもの居場所に通う子どもたちの食事として提供する「フードドライブ」を実施する。比嘉支社長は「この取り組みが子どもの貧困の課題解 -
糸満「ケンサキイカ」ブランド化へ 濃厚な味「箸が止まらぬ」
2020/08/12 12:00【沖縄県糸満】高級イカとして人気の高いケンサキイカを、海人の町・糸満市のブランド海産物として売り出そうと、糸満漁業協働組合などがPR活動を始めている。3日には1トン弱が水揚げされ、豊漁と期待以上の味わいに組合員らは「人気が出ること間違いなし」と、手応えを感じている。ケンサキイカは胴の長さが30~40センチほどで、県内に広く流通しているセーイカ(ソデイカ)よりも小ぶりだ。ただ味はセーイカより濃く、ほ -
「観光が悪になってることが悲しい」 感染急増の沖縄 誘客にジレンマ 民宿経営者の思い
2020/08/12 12:00「観光が悪になっていることが悲しい」「国の施策が裏目に出ている」―。県内の新型コロナウイルスの新規感染者数が急増を見せる中で、県外との往来を規制するかどうかなど、観光客の受け入れを巡ってさまざまな意見が交わされる。一方で、夏休みに沖縄行きを予定していた人たちの旅行取りやめも既に広がっている。観光のハイシーズンとなるはずの夏場の感染再拡大に、観光事業者は苦しい胸の内を抱える。「今行っても大丈夫でしょ -
妻夫木さん「沖縄、第二の故郷」 「涙そうそう」振り返るオンライントークを上映 シアタードーナツ
2020/08/11 13:00沖縄市のシアタードーナツ・オキナワ(宮島真一代表)は7月26日、2006年に公開された映画「涙(なだ)そうそう」(土井裕泰監督)の主演を務めた妻夫木聡と宮島代表によるオンライントークライブを開いた。撮影時の思い出を振り返りながら、ゆるやかなトークで訪れた約30人の観客を楽しませた。ライブはビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使い、同会場で上映された。映画は同年5~6月の約2カ月間、沖縄市を拠 -
沖縄、今後1週間で700人感染想定 16日ごろピークか 10日現在で死者10人に
2020/08/11 13:00県は10日、南風原町の県医師会館で「新型コロナウイルス感染症関係病院長会議」を開催し、県内の新型コロナウイルス感染拡大のピークがおおよそ今月16日になると報告した。県が専門家を交え、疫学的な分析などから導き出した。今後1週間で約700人の新規感染者の発生が想定され、病床数は新たに約160床の確保が必要になるとの見解を示した。一方、県は10日、新型コロナ感染症に関して患者3人の死亡を発表した。県内の -
島で独自の経済循環へ 波照間島に小さな市場「はてるマーケット」 登野盛龍さん開業
2020/08/11 13:00竹富町の波照間島で、島で取れた魚や野菜を卸せる場所をつくり島の経済を活性化しようと、7月末に小さな市場が立ち上がった。「はてるマーケット」と名付けられた店を開業したのは居酒屋あがんの店主で、島出身の登野盛龍さん(35)。きっかけは島にも押し寄せたコロナ禍だった。登野盛さんは「昔ながらの物々交換や助け合いの精神に触れ、島のために何かできることはないかと考えた」と語り、島独自の経済循環に向けた取り組み -
沖縄の煙霧、西之島の火山活動が影響か ぜんそくに注意 琉大など指摘
2020/08/07 14:30琉球大学と長崎大学は6日、沖縄本島地方で5日に観測された「煙霧」についての観測結果を発表し、小笠原諸島にある西之島の火山活動が影響している可能性が高いことを指摘した。大気汚染物質として知られる微小粒子状物質のPM2・5が環境基準を超え、高濃度で観測されていることから、ぜんそくなどの既往症がある人々への注意も呼び掛けた。琉球大理学部の山田広幸准教授らは、琉球大内にある計数器で大気中の粒子を捕集し、共 -
キャンプ・シュワブなどドローンの飛行禁止 防衛省、米軍基地を初指定 取材制限で懸念も
2020/08/07 14:30【東京】防衛省は7日、小型無人機(ドローン)の飛行を禁止するドローン規制法の対象施設に、キャンプ・シュワブや嘉手納基地など在日米軍基地15カ所を指定した。米軍基地の指定は初めて。自衛隊についても、航空自衛隊那覇基地など14カ所が追加指定された。周知期間を経て米軍は9月6日から、自衛隊は8月17日から対象施設とその周囲300メートルでドローンの使用が原則禁止され、飛ばすには同意が必要になる。名護市辺