温泉の美容効果を高めるための「泉質選び」「入浴作法」

投稿日: 2017年10月06日 16:00 JST

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秋の風が吹き、涼しくなってくると、とたんに恋しくなるのが温泉。でも、せっかく遠くまで出かけていくのだから、くつろぐばかりではなく、キレイにもなりたいというのが女心というもの。

 

「ひと口に美肌といっても、温泉によって、その効果は異なります。それはお湯に、主に多く含まれている成分“泉質”が異なるからです。化粧品でもクレンジング、美白、保湿など、それぞれ目的が違うように、温泉も泉質によって美容作用が違います。1つとして同じ温泉はありません。温泉はさまざまな成分が含有された“美さまざまのカクテル”と言えます」

 

こう語るのは、年200日、温泉地を旅して取材執筆している温泉ビューティ研究家・トラベルジャーナリストの石井宏子さん。日本各地には、たくさんの「美人の湯」「美肌の湯」をうたう温泉があるけど、どう選べばいいのだろうか? そこで、石井さんに温泉の美容効果を高めるための「泉質選び」、「入浴作法」を聞いた。

 

【硫黄泉】シミやくすみ、目の下のクマの悩みに

 

「美白の湯」とも呼ばれる硫黄泉。硫黄泉に含まれる硫化水素成分には毛細血管を拡張する作用があり、酸素や栄養が体内に順調に供給されるので、クリアな美肌へ導いてくれる。また血液の循環がよくなることにより、滞ったメラニンの代謝を促してくれるため、くすみや目のクマ対策に期待ができる。さらに硫黄泉には、過剰な皮脂を乳化して落とす作用もあるので、テカリ肌やニキビ肌、毛穴の汚れが気になる人にもおすすめだという。

 

【塩化物泉、硫酸塩泉】乾燥肌を潤す

 

塩化物泉……塩の成分が皮膚の表面にある皮脂やタンパク質と結びつき「塩皮膜」を形成。その膜が肌を包んでくれるため、湯上がり後も肌の保護膜となる。水分や熱が逃げにくいので、しっとり&ほかほか状態が続く。硫酸塩泉……特にナトリウム・硫酸塩泉は、コラーゲン生成の活性化作用が期待できることから、化粧品や入浴剤にも取り入れられている。肌に水分が浸透しやすくなるため、肌が潤い、さらに弾力やハリも高めてくれる。

 

【酸性泉】たるんだ肌を活性化する

 

pH値が低くなると酸性が強くなり、ピリピリした刺激を感じたり、しみたりする。とても刺激は強いが、表面に付着する細菌を殺菌してくれたり、肌を活性化させたりといううれしい作用が。特にpH2未満の強酸性の温泉になると、肌表面をピーリングするので、こすらないように気をつければ肌のリセットが期待できる。刺激が強い温泉は、湯を顔に直接かけるのではなく、湯気をあてる程度で。上がる際には、さら湯をかけるのがベター。

 

【炭酸水素塩泉、アルカリ性単純温泉】クレンジング作用で肌をスベスベに

 

炭酸水素塩泉……とくに「ナトリウム・炭酸水素塩泉」は、古い角質や汚れを落としてくれるクレンジング作用があり、肌をふっくら、つるつるに。アルカリ性単純温泉……なめらかな肌あたりで、ざらつきや汚れをやさしく落とすせっけんと同じような作用がある。この2つの泉質の温泉に入った後は、いらないものをすっかり落とした肌になっているので、お手入れのチャンス。できれば10分以内に保湿ケアを行えば美容効果は倍増する。

 

また、「入浴作法」は次のとおりだ。

 

【1】入湯前に水分補給を!

 

入浴から15分ほど前に水やお茶をたっぷり飲み、体内の血液をサラサラにして、めぐりをよくしておくことが大切。入湯したときに温泉成分が効率よく、体の隅々まで行き渡る。

 

【2】温泉分析書を確認

 

浴場入口や脱衣所などに掲示されている「温泉分析書」で効能などを改めてチェックする。「この温泉ならキレイになれる!」と、信じることで、効果をより高めることができるのだ。

 

【3】かけ湯はたっぷりと

 

かけ湯には、体の汚れを落とすだけではなく、ウオーミングアップの効果も。温泉成分の刺激に対して体を慣れさせることができる。基本は10杯で、足先から徐々に体の上に向かって順番にかけていき、最後に肩から全身にゆっくりお湯が渡るように流すのがコツ。

 

【4】ほどほど入浴を

 

温泉につかりすぎて湯あたりしたり、疲れてしまっては元も子もない。1回の入浴はほどほどを心がけること。額にうっすら汗をかくくらいで、もう少し入っていたいと思うくらいで上がる。これを3回繰り返す“分割浴”がよい。

 

【5】極上の美容液でケアを!

 

入浴後は肌が柔らかく、吸水率がよくなっている。旅行用の簡易的な基礎化粧品ではなく、お気に入りの極上のものを持参して、湯上がりにケアを。美容成分をぐんぐん吸収するため、肌は最高の状態に。温泉の成分と化粧水が肌から逃げないよう仕上げにクリームを塗るのを忘れずに。

 

「温泉で体が温められると血行や代謝が促進し、疲労回復につながります。温泉に含まれている成分によって、さらにこの温熱効果が増すのです。美肌にとって、血行や代謝の促進はとても重要ですから、まさに温泉は“美人の素”の宝庫なんです。またお湯に入ると、水圧がかかります。脚には全血液の3分の1が集中しており、水圧によるポンプアップ作用で、リンパの流れが促進されますから、むくみやだるさの解消もサポートされます」(石井さん)

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