家計の最新ニュース
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“緊縮財政派”石破茂新首相 消費税15%に増税なら家計負担は年11万7千円に
2024/10/03 06:00「新総裁に決まったとき『皆が笑顔で暮らせる安全・安心な国に』と語った石破さんが、この日本をうまく舵取りしていけるのか、とても気がかりです。国民から笑顔が消えてしまうような政権運営にならなければよいのですが……」そう語るのは同志社大学名誉教授でエコノミストの浜矩子さんだ。9月27日に投開票が行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)との決選投票を制し、新総裁に選出された石破茂元幹事長 -
「現代のマリーアントワネット」小泉進次郎 “水道水飲めば可処分所得増”発言に疑問噴出「何を言いたいのか分からん」
2024/09/23 18:50自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(43)の“水”をめぐる発言が波紋を広げている。9月21日、千葉県富津市を視察した小泉氏。共同通信によると、記者団から水政策への見解を問われた際に、海外から輸入される飲料用ミネラルウォーターの購入をやめ、国産や水道水に変えれば「可処分所得が増加し家計の懐が温かくなる」と主張したという。また、小泉氏は「水がおいしい町なのにコンビニで外国のペットボトルの水を -
年間7000円節約できる「給湯パネル」の設定とは? 値上げに克つ節約術6選
2024/09/12 11:00帝国データバンクが発表したデータによると、今年9月の食品の値上げは全体で1千392品目を数え、5カ月ぶりに単月で1千品目を上回った。22年、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した“値上げラッシュ”だが、食欲の秋の家計を直撃するのは今年で3度目となる。物価高騰に給料のアップが追いつかないなか、策を講じないでいると値上げラッシュによるダメージはより深刻になってしまう。いま家計防衛のためにできることはな -
3年連続「値上げラッシュ」直撃…秋の食費は4万円近い増加に
2024/09/12 06:00「食品主要195社を対象にした調査では、9月の値上げは全体で1千392品目を数え、5カ月ぶりに単月で1千品目を超えました。今年の平均値上げ率も17%と、“値上げ疲れ”は深刻化しています」こう語るのは、帝国データバンク情報統括部の飯島大介さんだ。9月の値上げの主要因は、円安、人件費や原材料の高騰など。なかでも顕著なのが、チョコレートの原料となるカカオ豆、コーヒー豆を代表とした、豆類の高騰・ビーンショ -
岸田首相「延命バラマキ」も追いつかない“泥沼値上げ”家計負担は年間11万円も増!
2024/07/05 06:00首都・東京の知事選に、自民党の総裁選……。今年は日本の今後を占うイベントがたくさん。にわかに政府はお金をまき始めたが、それを上回る値上げが待っていて――。「6月21日、岸田文雄首相が記者会見で『2段構えの物価対策』を発表しました。第1弾は8~10月の電気代とガス代の補助金を復活させること。一般家庭の1カ月の電気代は1千400円、ガス代は450円ほど負担が減る見込みです。第2弾は、年金世帯や低所得者 -
「丸ごと冷凍なら3カ月保存できる!」値上がり野菜をおいしく使い切る冷凍術14
2024/06/12 11:00「家計を直撃する野菜の高騰が続いています。なかでも、平年の2倍近くになったキャベツは1玉350~400円、ブロッコリーは1株300円前後ともはや“高級食材”に。暖冬などの異常気象、天候不順、害虫被害などが原因です。供給量が追いつけば、価格は落ち着きますが、今夏は猛暑も予想されていますので、今後も値が上がる野菜が出てくる可能性はあります」こう指摘するのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんだ。日々 -
キャベツは1.5倍、レタスは1.45倍と野菜高騰!“平年よりも安い”意外な食材は?
2024/05/01 06:00今年の春は葉物を中心とした野菜の高騰が目立つ。農林水産省の「価格動向調査(野菜)」の調査8品目で4月15日の週は、平年比でキャベツが約1.5倍、レタス、にんじんは約1.45倍、きゅうりは約1.25倍、トマトは約1.2倍価格、ねぎとたまねぎは約1.15倍と価格が軒並み高騰している。「野菜の収穫は天候に大きく左右されます。今年の冬は暖冬だったため野菜の生育が早く、産地では収穫が前倒しになりました。とこ -
定額減税を一斉給付にしなかった岸田首相の思惑と計算
2024/04/19 15:503月28日「税制改正関連法」が成立しました。6月から「定額減税」が実施されます。定額減税は1人につき所得税を3万円、住民税を1万円減税するもの。ただし給与収入が2千万円を超える方は対象外になりました。定額減税は、扶養家族も対象です。たとえば専業主婦の妻と子ども1人を扶養する会社員のAさんは、3人家族ですから所得税は9万円、住民税は3万円、合計12万円が減税されます。減税の方法は、所得税と住民税で異 -
「実質賃金」過去4年で下がった業界、上がった業界は?物価上昇で金融・保険業は年収18万円減
2024/04/19 11:00厚生労働省は、4月8日に「毎月勤労統計調査」(従業員5人以上)の今年2月の速報値を発表。正社員など一般労働者の「現金給与総額」は、36万616円で前年より2%増えたものの、物価の変動を反映させた「実質賃金」は前年より1.3%減となった。生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんがこう解説する。「高騰する物価に賃金の上昇が追いつかず、生活実感に近い実質賃金が目減りしているということです。実質賃金を計算する -
岸田首相「物価高、負担増も賃上げで解決アピール」も中小企業の給与は上がらない
2024/03/07 06:00「コロナ禍が落ち着いた2021年後半から、急激に物価が上がり続けています。しかし、物価高に苦しむ国民に、岸田文雄首相(66)は特に有効な支援策を打ち出さず『物価を上回る賃上げ』が実現するから問題ないと言い続けてきました。直近では、『子ども・子育て支援金』が1人当たり月500~1000円以上の負担が生じることについても『賃上げと歳出改革で実質的な負担は生じない』と繰り返すばかりです」(全国紙記者)た -
「収入は月2万円の年金だけ…」専業主婦517万人が老後貧困の危機!第三号被保険者も廃止検討か
2024/03/01 06:00主婦が老後の貧困に陥るかもしれない。武見厚労相は’23 年10月、専業主婦が多く該当する第3号被保険者制度の見直しに言及。老後も安定した生活を送るには、どうすればよいのだろう。「夫は税理士でした。私は毎月渡される家計費でやりくりし、あとは全部任せていました。夫の死後、こんなに落ちぶれるなんて……」そう嘆くのは春子さん(仮名・80歳)。夫の生前は都内の持ち家に住み裕福な暮らしだったという。「私は専業 -
定期預金の金利が普通預金の100倍に! 全国お得銀行ランキング
2024/02/02 15:50’24年は新NISAが注目され“貯蓄から投資へ”と舵を切る方が増えました。とはいえ投資はリスクがつきもの。使う予定があり減らしてはいけないお金は、ノーリスクの定期預金で守りましょう。長く「定期預金はまったく増えない」状況でしたが、最近改善の兆しが見えてきました。背景には、日銀の金融政策が柔軟になったこと。また、人件費アップなどで金融機関から資金を借りたい企業が増えたことなどが考えられます。いち早く -
飲み物を最安値で買うには? 自販機まで広がる変動価格制…時間や需要でモノが安く
2024/01/12 06:00コカ・コーラボトラーズジャパンは、’24年から自動販売機に変動価格制(ダイナミックプライシング)を導入すると発表しました。ダイナミックプライシングとは、需要と供給のバランスによって価格を細かく変動させる仕組みです。価格表示を遠隔操作で変えられる通信機能付きの自動販売機を設置し、「夜間〇時~〇時は10円引き」などと切り替えるといいます。すでに’23年5月から1都2府35県で試験導入が始まっていて、’ -
中高年向けのクレジットカード 50代以上の世代にお得な特典やサービスが目白押し!
2024/01/09 06:00年末には、財布も大掃除しましょう。レシートや使わないショップカードなどを処分して、クレジットカード(以下、クレカ)の総点検をしてください。スマホ決済などキャッシュレス決済の種類が増えても、利用率が78.2%ともっとも高いのはクレカです。中高年ほど利用率が高く50代では90.5%、60代以上では91.9%が利用しています(’22年10月、NTTコム リサーチ)。これほど身近なクレカですが、長年見直し -
「生活費が下ろせない…」だけじゃない認知症で資産凍結 少なくとも年24万円かかる!
2024/01/08 06:00都内に住む女性(55)は、一人暮らしの母親(80代)のことが心配で仕方がないという。「最近、母は物忘れが激しくなって、トラブルも増えてきました。このまま判断能力が低下して、『意思の疎通ができない』と判断されると、銀行の口座が凍結されるということをニュースで聞きました。もし、そうなったらお金は私たち家族が肩代わりすることになるので不安です」(女性)年末年始は実家にきょうだいが全員集まるので、対策を考 -
お米2kgにおせちまで…“投資歴20年主婦”まる子さんが語る奥深き株主優待の世界【後編】
2023/12/26 11:00「株の投資にはリスクがつきものなので、余剰資金の範囲内で投資するのは基本ですが、数千円のお小遣いの範囲から10万円程度で優待の権利が得られる株もあります。どの株に投資したらいいのか、わからないという人は、10万円未満で、QUOカードや商品券などの優待品がもらえる株に投資することを始めてみるのも良いでしょう。いつも利用する飲食店の飲食券やスーパーや、化粧品や日用品など身の回りのものが優待品になってい -
「株を買い増していたら200以上に」優待主婦まる子さんが語る“入門者が知るべき2つのポイント”【前編】
2023/12/26 11:00株の投資を始めたいと思っても、「投資は怖い」と思うあまり一歩が踏み出せないという人は意外と多い。「株式投資の経験がゼロでも、企業から商品や商品券などがもらえる株主優待を活用すれば、お小遣いレベルの金額でも十分に楽しめますよ」と語るのは、人気ブロガー・優待主婦まる子さん。約20年前から株式投資を始めて、現在200以上の株を持つ。毎日1〜2個届く「優待品」を満喫する様子をブログに綴っている。「当時勤め -
「年金モデル世帯」の見直しへ 実質66万円も減額…便乗「年金減額」に警戒を
2023/12/14 06:00「11月21日、厚生労働省の社会保障審議会の年金部会でモデル世帯の見直しについて言及されました。例年、1月に発表される、4月の年金改定額や、“年金の健康診断”とも言われ、厚労省が5年に1度発表している『財政検証』でも、このモデル世帯が基準となっています。ところが、その設定は“平均的な賃金の会社員で40年、1度も欠かさず年金に加入してきた夫と、専業主婦の妻”という、現在では該当者が少ないと思われる世 -
毎月の振込手数料ムダ払い、クレジットカードのポイントもらいそびれ……「自動引落し」見直しで年40万円得する!
2023/12/13 15:50「家計管理は、お金の流れがポイントです。たとえば“生活口座”に給料が振り込まれたらすぐ“ためる口座”に先取り貯蓄。ためる口座には生活費の3~6カ月分を備えとし、残りは“増やす口座”でお金に働いてもらいましょう」そう話すのはファイナンシャルプランナーの黒田尚子さん。確かに理想的だが、実際は光熱水費やクレジットカード(以下、クレカ)の引落とし口座がバラバラで、お金の動線が混乱している人も多い。ファイナ -
消費の癖を知ればムダ買いを防げる 解けば知れる「行動経済学クイズ」
2023/12/13 11:00「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年で -
「人のお金の使い方は非合理なもの」行動経済学を知ればムダ消費を防げる!
2023/12/13 11:00「行動経済学を知ると、自分の不合理な判断パターンや行動のクセを知ることで、ムダな消費行動を避けることもできます。つまり、自分では賢く節約をしているつもりでも、行動経済学に基づくと、無意識のまま不要な出費をして損をしている場合がとても多いんです」そう話すのは、行動経済学に詳しいマーケティング&ブランディングディレクターの橋本之克さん。行動経済学とは、心理学の要素を取り入れた新しい経済学のこと。近年で -
夫と死別後3割の女性が“貧困”に陥る…年金収入も100万円未満の衝撃事実
2023/12/08 06:00超高齢化社会となった日本。女性のほうが男性よりも平均寿命が長く、妻のほうが年下であることも多いため、夫と死別してシングルになる高齢女性が増加している。国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。今後も増え続けていくことが予想されている。そんななか、日本経済新聞(11月19日)は高齢独身女性の3割超が貧困に陥っていることを報じた。東京都立大 -
3割の女性が陥る 夫の没後“貧困”を防ぐ“年金繰り下げ”のすすめ
2023/12/08 06:00国立社会保障・人口問題研究所によると、死別や離婚で独身になった75歳以上の女性は2020年で606万人。東京都立大学の阿部彩教授の集計によると、手取りである可処分所得が中央値の半分に満たない人の割合を示す“相対的貧困率”が、夫と死別した65歳以上の女性は32%(2018年)にのぼることがわかった。高齢シングル女性の窮状は、別のデータでも見えてくる。ニッセイ基礎研究所の坊美生子准主任研究員が語る。「 -
消費税5%減と社会保険料半額で、月9万6千円家計が潤う
2023/11/27 11:00「岸田内閣の支持率が“危険水域”まで下がりました。報道各社の世論調査では、朝日、毎日、共同、時事などはいずれも20%台。政党支持率でも自民党は下落してます。また、岸田首相が打ち出した、所得税減税等を盛り込んだ経済対策については、“評価しない”が8割を超えるところも。すでに与党内では、次の総選挙に向けて危機感を持っている議員が多くいます」(全国紙政治部記者)11月2日、政府は臨時閣議において、所得税 -
銀行が金利引き上げ UFJで100倍、みずほも検討中…投資初心者こそ定期預金を
2023/11/24 06:00三菱UFJ銀行は11月6日から、定期預金金利を引き上げました。金利は5~6年ものが0.07%、7~9年は0.1%、10年は0.1%です。10年ものの引き上げは実に12年ぶりで、0.002%から100倍もの急上昇です。金利はいま、世界的に上昇傾向です。ただ、日本は依然として金融緩和を継続中。ですが日本銀行は、長期金利の「0%目標」は変えないものの、金利の上昇幅については0.25%から0.5%、そして