認知症の最新ニュース
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増える認知症患者の運転事故、家族が「今すぐできる」予防とは
2018/07/01 11:00「親や配偶者が乗るクルマに、あちこちぶつけた跡があったら要注意です。認知機能が低下している可能性があるので、すぐ検査を」そう警鐘を鳴らすのは「認知症の人と家族の会」(以下・家族の会)東京都支部代表・大野教子さん。家族の会には、認知症の家族から多くの電話相談が寄せられる。先日は、こんな相談があった。「離れて住んでいる息子さんのところに、世話をお願いしているケアマネさんから『最近、お父さまのクルマがボ -
糖尿病の薬に脳の若返り効果、世界が注目する「認知症治療」
2018/06/09 16:00認知症は、厚生労働省のデータによると、65〜69歳までの有病率は1.5%だが、5歳ごとに倍増。85歳の有病率は27%にものぼるといわれる。長寿化する日本においては、がんと並ぶ“国民病”ともいえるほど身近な病だ。しかしーー。「がんの予防・検診・治療などは日進月歩ですが、認知症は進行を遅らせるという薬が4つあるものの、まだ効き目が弱く、画期的な治療薬も開発されていません」認知症治療の現状を解説するのは -
進化し続ける認知症治療…副作用なしで原因物質を減らす!
2018/06/09 16:00「4月27日に亡くなった朝丘雪路さん(享年82)は、5年ほど前から死因となったアルツハイマー型の認知症を発症しており、津川雅彦さん(78)が自宅介護をしていたそうです。数カ月前に津川さんの顔を見て『あら』と言葉を発して以来、コミュニケーションも困難な病状に。そんな妻の行く末を案じていたのでしょうか、『僕より先に逝ってよかった』という記者会見での津川さんの言葉には、重みがありました」(芸能担当記者) -
認知症診断で免許取り消し3倍 県警、チェック強化に効果
2018/05/24 13:00道交法に基づき高齢ドライバーが受検する認知機能検査と医師の診断の結果、2017年の1年間で免許取り消しとなったケースが前年比約3倍の154人に上り、過去最多だったことが23日、県警への取材で分かった。免許更新時などの認知機能検査を強化した改正道交法が17年3月に施行されており、県警は「チェック強化が一定の効果を上げているのではないか」と分析している。改正道交法は75歳以上のドライバーに対し、3年に -
断捨離で終活を 認知症で「ごみ部屋」も急増
2017/12/11 15:00(写真・神奈川新聞)捨てることが苦手な高齢者を中心に、物の整理の方法を教える「断捨離(だんしゃり)」の講座が川崎市内で今月から来月にかけて相次いで開催される。「いつか使えそうだから」と捨てられない人や、介護中の親が抱え込んだ荷物の整理に悩む人などケースは多様だが、物の整理ができなくなった認知症の高齢者など、地域の支援が必要な事例もあると専門家は指摘する。同市幸区の市産業振興会館で今月5日に開かれた -
「脳活」で認知症防げ アロマ、音楽など 横浜市内で盛ん
2017/11/29 17:00(写真・神奈川新聞社)横浜市内の公共施設やJA(農協)の支店などで、脳の活性化を図る「脳活」の企画が盛んに行われている。アロマセラピー(芳香療法)や音楽療法、脳トレのレクリエーションなどの違いはあるが、共通点は認知症の予防を目的とすること。課題は「本当に必要な人」の参加を促すことだ。同市都筑区の仲町台地区センターが24日に開いたのは「脳活アロマ講座」。アロマセラピストの坊垣順子さんを講師に、40~ -
「認知症」かかるお値段を徹底調査、1千万超える施設も
2017/11/29 16:00「80〜84歳の認知症有病率は、4人に1人というデータがあります。今後、ますます高齢化が予想されるため、ほとんどの人が身近な問題として受け止め、今から介護費用の準備をする必要があるのです」こう警鐘を鳴らすのは『介護施設&老人ホームのさがし方・選び方』著者で、介護経営コンサルタントの齋藤直路さん。今回、齋藤さんに一般的な「関東在住の80歳夫婦のケース」を想定して、その費用の一例を計算してもらった。■ -
受講者2万人超え!「認知症を防ぐ」女性社長に与えられた使命
2017/11/19 11:00「男性の参加者が多いでしょう? iPadを巧みに操れることは、男性の自尊心をくすぐるみたいですね。男性やご夫婦での参加が多いのが、脳若の特徴のひとつです」そう語るのは、「脳を若返らせる『みつおか式脳若トレーニング』」の開発者で、株式会社サムライト社長の光岡眞里さん(52)。サービス付き高齢者向け住宅『そんぽの家・姪浜』(福岡市)の集会場。毎週水曜日は「脳を若返らせる『みつおか式脳若トレーニング』」 -
認知症予防&知能指数UP!「ツナ缶」がスゴすぎる効果
2017/10/13 11:00「『魚を食べると頭がよくなる』というのは、まぎれもない事実です」と熱く語るのは、DHA研究のスペシャリストで予防医学的機能性食品の研究をしている、早稲田大学「ナノ・ライフ創新研究機構 ヘルスフード科学部門」の矢澤一良教授。「魚、特に青魚には、脳の発達や健康に対して素晴らしい効果をもたらすDHA、EPAが豊富です。なかでもマグロの油にはDHA、EPAがもっとも多く含まれています。DHAには、脳や目な -
汗流し、認知症も予防 頭と体鍛える「コグニサイズ」 名嘉村クリニックが教室
2017/10/02 16:00輪になり、昇降運動としり取りを同時に行う参加者たち。思いがけない言葉が飛び出し笑顔がこぼれる=9月22日、浦添総合病院健診センター頭と体を同時に使って運動することで認知症を予防する運動プログラム「コグニサイズ」が評判だという。英語の「コグニション=認知」と「エクササイズ=運動」を合わせた造語で、愛知県の国立長寿医療センターが開発した。沖縄県内では浦添市の名嘉村クリニックがことし2月からコグニサイズ -
ケーキの上で虫が大量に!? VRで“認知症の世界”体験してみた
2017/09/20 16:00「“認知症の世界”を、仮想現実の中で“自分に起こった出来事”として疑似体験してもらいます。『あの人の行動は認知症だからしょうがないよね』という考えが、変わるかもしれませんよ」そう話すのは、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」などを運営するシルバーウッド代表の下河原忠道さん。認知症への正しい理解を広める「VR認知症プロジェクト」を全国で行っている。認知症の人や介護者の証言をもとに製作された5分程度の -
認知症、がん予防になる「免疫栄養ケトン食」レシピ
2017/08/30 16:00「ケトン体というのは、体内の糖質が少なくなったときに出てくる“緊急用”のエネルギー源。体が“飢餓状態”に陥ると産生されるように遺伝子に組み込まれていて、栄養不足の時代も人類は、このケトン体で生き延びてきたのです。現代でも、たとえば、夕飯を抜いた翌朝、グゥ〜とおなかが鳴ったときに出ている場合もあります」そう説明してくれたのは、がん専門医である古川健司医師の監修のもと、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレ -
阿川佐和子 60代の“新婚の夢”阻んだ「認知症母の老老介護」
2017/08/12 06:00今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版 -
メモは写メでなく「手書き」で!スマホ認知症防ぐためには
2017/08/09 11:00「『もの忘れ外来』は、認知症が不安になってきた方や、もの忘れの多さが心配になってきた方が来るところですから、ほとんどはお年寄りでした。それが最近、30〜50代の働き盛りの若い世代の来院者が目立って増えてきているのです」こう語るのは、毎日100人以上が来院する、岐阜県「おくむらメモリークリニック」の「もの忘れ外来」で、これまでに10万人以上の脳を検診してきた院長の奥村歩先生。その“異変”に気付いたの -
脳神経外科医が「スマホ認知症」のおそれ指摘、うつ病にも
2017/08/09 11:00岐阜県の「おくむらメモリークリニック」には「もの忘れ外来」もあり、毎日100人以上が来院する。これまでに10万人以上の脳を検診してきた院長の奥村歩先生が、“異変”に気付いたのは5年ほど前のことだった。「『もの忘れ外来』は、認知症が不安になってきた方や、もの忘れの多さが心配になってきた方が来るところですから、ほとんどはお年寄りでした。それが最近、30〜50代の働き盛りの若い世代の来院者が目立って増え -
大山のぶ代 夫・砂川啓介さん遺した「認知症妻守る涙の遺言」
2017/07/27 16:00大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。大山は12年に認知症を発症し、現在は老人ホームで闘病中。唯一の家族だった砂川さんに先立たれた彼女の今後が心配されるがーー。夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんはこう語る。「あの優しい砂川さんのことです。のぶ代さんが1人になってしまったときのために、彼女の行く末をちゃんと考え、できるだけのこ -
一時金300万円も…「認知症保険」個性的な商品続々出る
2017/05/10 16:00「昨年3月に発売した認知症の治療を支援する『ひまわり認知症治療保険』等が、今年4月18日時点で契約件数が19万件に達しました。弊社の保険商品としては異例のヒットです」(太陽生命広報部)いま幅広い層で、認知症に特化した生命保険のニーズが高まっている。「昨年4月から『あんしん介護 認知症保険』を販売開始しましたが、今年3月末時点で目標契約数を1万件も上回っています。親の介護を経験した女性が夫に加入を勧 -
がん、認知症のリスクも…“かくれ高血糖”予備軍の特徴16
2017/05/10 11:00「血糖値が正常な人に比べて、かくれ高血糖の人の死亡リスクは2倍になるといわれています。体内の活性酸素の増加などにより、がんの発症リスクも上がります。また、多量のインスリンのために脳内の不要なタンパク質を分解する働きが低下し、アルツハイマー型認知症にもなりやすくなる。かくれ高血糖は単なる糖尿病予備軍ではなく、すでに立派な病気なのです」そう指摘するのは“血管の名医”池谷敏郎医学博士だ。4月28日発売の -
認知症の実母モチーフに作品撮った映画監督が語る「家族」
2017/04/07 17:00映画監督・熊谷まどかさん(48)は、母・柊幸子さん(82)が2年ほど前から罹患しているレビー小体型認知症をモチーフに脚本を書き、映画『話す犬を、放す』を撮影した。これまでは短編映画の製作が中心だった熊谷さんにとって、本作は商業映画デビュー作となる。認知症を扱っているとはいえ、映画のトーンは淡々としていて、悲愴感がなく、病いの母と娘の日々がリアルに紡がれていく。レビー小体型認知症という病名を聞いたこ -
“処方されすぎ”が9割…「認知症薬」に潜む医師の無知
2017/03/30 17:00「僕はこれまで、多くの認知症患者さんを“殺し”てきました。今この瞬間も“殺し”に加担する医師は存在します。殺すという言葉には、『活動や動作を抑えとどめる』という意味があります。そういう意味で、僕はこれまで多くの患者さんを殺してきたのです」こう衝撃的な告白をするのは、大阪市内で認知症患者の在宅医療を行う石黒伸先生。石黒先生は、3月に著書『告白します、僕は多くの認知症患者を殺しました。』(現代書林)を -
簡単な手続き可能に…“認知症サポート口座”の仕組み
2017/03/29 06:00「認知症になった父の預金を、いずれは自分たちが相続する財産だと子どもが好き勝手に使い込んでしまう、というケースは最近よくあるんです」そう嘆くのは、城南信用金庫の吉原毅相談役。“4人に1人が高齢者”の日本は、高齢者の資産を、親族や弁護士など第三者が管理するケースが増加している。認知症で判断能力を失った高齢者の財産を、本人以外で管理できるのは「成年後見制度」で選ばれた後見人だけ。その一方で、財産を悪用 -
朝食後の一服は緑茶で「認知症予防のための生活改善」1
2017/02/22 12:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
夜はオルゴールで脳の血流UP 「認知症予防のための生活改善」3
2017/02/22 12:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
おやつはビターチョコを「認知症予防のための生活改善」2
2017/02/16 17:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
須田哲夫アナ語る介護難民危機「92歳認知症母の施設がない」
2017/02/15 17:00「今いる施設にもそう長くはいられないので、次の入居先を探しているのですが。今日も散歩のあとに施設の方と『なかなかいいところがなくてね』なんて話していたところです」2月初旬の穏やかに晴れた日に憔悴しきった表情でそう話すのは、フジテレビの須田哲夫アナウンサー(69)。定年後も嘱託アナウンサー兼解説委員として、『新報道2001』の司会を担当。現役で活躍している。須田アナは現在、施設の近所に妻と同居。2人