値上げの最新ニュース
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卵の値上げがもたらす家計負担増…夫婦2人世帯で年9千円超も!
2023/02/17 06:00安くて栄養満点だった卵が一転、高価な食材になりつつあるーー。その爆上がり度合いは、農水省の食品価格動向調査の「全国平均小売価格」に見て取れる。’23年1月9〜11日の鶏卵(サイズ混合、10個入り)1パックの価格は244円。2年前、’21年の同時期は204円だったため、なんと40円も高くなっているのだ。流通事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さんは次のように話す。「昨今の卵価格の爆上がりには、2つの事情 -
2月は4000品目超の食品が値上げに!そんな嵐吹きすさぶなか割安キープの注目冬食材は?
2023/02/13 11:00「この冬のガス・電気代の高騰で、これまでなんとか踏ん張ってコストを抑えていた各社も、これ以上は我慢できず、とうとう値上げに踏み切りました。今値上げをするのは、これまで工夫や企業努力によってコストを抑えて値上げをしてこなかったところでしょう」こう話すのは、食文化研究家のスギアカツキさん。昨年は円安や原油高が進んだ結果、原材料費が高騰。さらにこの冬は燃料費の高騰で、とうとう値上げせざるをえなくなったと -
「100万円値上がりした」老舗銭湯が“ガス代高騰”に悲鳴告白「努力だけではどうしようもできない」
2023/02/07 06:00《つらい 営業努力ではどうしようもできない勢い》2月3日、Twitterで涙を流す絵文字と共にこう綴ったのは、東京・墨田区にある老舗銭湯「押上温泉 大黒湯」。投稿には、170万円を超えるガス料金の領収証を撮影した写真も添えられていた。不安定な世界情勢に起因した、値上げの波がおさまる気配がない。大手電力会社は軒並みこの春からの値上げを申請し、大手ガス4社も昨年12月に原料価格の高騰を理由に料金引き上 -
国の補助も焼け石に水…「電気ガス代」はこんなに高騰している!
2023/02/02 06:00「ついに東京電力も、規制料金の値上げ申請を行いました」そうため息をつくのは、節約アドバイザーの和田由貴さんだ。2022年11月から東北・中国・四国・沖縄・北陸電力が相次いで規制料金の値上げを申請。1月23日に東京電力が、26日には北海道電力も規制料金の値上げの申請をした。申請どおりに値上げが実現すれば、電気代が3割から4割も高くなることになる。値上げの対象である「規制料金」とは、2016年の電力自 -
高騰・電気代対策に「カーテンの長さの見直し」「電球の取り換え」を
2023/02/02 06:00電気・ガス代の高騰が止まらない。さらに厳冬の影響で光熱費に悩まされている家庭も多いだろう。そこで、節約アドバイザーの和田由貴さんに、光熱費高騰の今、すぐにやめるべきムダ習慣を教えてもらった。「寒い冬にまず取り掛かりたいのは、暖房費を抑えること。そのためには部屋の断熱性を上げることが肝心です。特に、窓からの冷気をシャットアウトしましょう」窓にはカーテンがかかっていることが多いが、カーテンのすそが床に -
政府の電気代支援策も焼石に水…2023年“値上げラッシュ”で家計負担年間が14万2,188円増に
2023/01/04 06:00‘22年に家計を直撃した値上げの猛威は、どうやら年が明けても収まることはなさそう。さらなる負担が続々とのしかかってくる現実を前に、いまから十分な心の準備をしておくことが大切だ――。“値上げ”という厄介なワードは、どうやら来年も、私たちの頭から離れてくれないようだ。帝国データバンクの調査によると、‘23年に値上げが発表された食品はすでに4,425品目にのぼる。「‘22年の1月から3月では値上げ品目が -
来年の電気代は1万円超えが濃厚に!「地域新電力」は営業停止の危機的状況
2022/12/16 15:50「地域新電力」が危機的状況に陥っています。地域新電力とは約700社ある新電力会社のうち“エネルギーの地産地消”を掲げて立ち上げられた電力会社です。地域の電力会社が、その地域で再生可能エネルギーをつくり、電力を供給することで、特定の地域の中で経済が循環する仕組みを目指しています。なかでも自治体が出資をする自治体新電力に、朝日新聞などが行ったアンケート(’22年12月)では、エネルギー価格の高騰で9割 -
電車・バス・タクシーが値上げ一覧 通勤定期が半年3000円上がる場合も
2022/11/24 06:00電車、バス、タクシーなど“生活の足”に値上げラッシュが押し寄せている。「コロナ禍でテレワークが浸透し、移動需要に変化が出ています。最近人出が戻ってきたとはいえ、コロナ前の混雑には程遠い状況です」そう話すのは交通技術ライターの川辺謙一さんだ。すでに一部のバス会社や一部地域のタクシーでは値上げが始まっている。鉄道会社も、来春には続々と運賃が上がる予定だ。「鉄道会社にすれば乗客が減っても、運行は止められ -
貯金できない人がやりがちな無駄な節約「小銭貯金」「節電のためにコンセントを抜く」
2022/11/16 06:00相次ぐ値上げで火の車の家計。もっともっと節約しなきゃ! と思うあなた。一度、自分の節約の方法を見直しませんか? 時代の変化も影響し、お金がたまるどころか減っていってしまう節約方法もあるんです…。「チラシで最安商品を見つけたり、スーパーで半額シールに出合うと『安い!』と飛びつく人がいます。でも、どれだけ安くてもいらないものを買うのは賢い節約とはいえません。誰でも不要なものを買って使い切れず、腐らせて -
おせちは早割で購入を! 32年ぶりの円安で年末年始に例年以上の値上がり
2022/11/11 15:5010月20日、32年ぶりに1ドル150円台に突入しました。現在は日銀の介入などにより147円前後を推移していますが、依然として厳しい円安が続いています。そもそも22年の年明けは1ドル115円でした。10カ月余りで急激に円安が進み、原材料などを輸入に頼る企業は材料費が高騰し、値上げしないと赤字に陥ります。これが、22年1年間で2万品目以上の食品値上げが起きた大きな要因です(22年9月・帝国データバン -
10月から値上げの調味料や加工品を賢く買うーーPB食品が圧倒的に安い!うまい!7つの理由
2022/11/02 15:50今年最大の値上げ月となった10月。原材料の高騰などにより6500品目を超える食品が値上げされた。最も多いのが冷凍食品やレトルトなどの加工品で、食用油やたれなどの調味料や飲料が続く。「どんどん頼ってほしいのが、スーパーのオリジナルであるプライベートブランド(以下、PB)。各社力を入れているので、この物価高でもお買い得品が多いんです」そう教えてくれるのは、食文化研究家でスーパーマーケット専門家のスギア -
10月の値上げが“宅飲み”を直撃 缶ビールとチーズで月2000円の負担増!対策は?
2022/10/20 11:00相次ぐ値上げの波は、コロナ禍で普及した“宅飲み”にまで及ぶことに。毎日の晩酌を楽しみにしているという人も多いが、何も対策を講じないでいると、支出の大幅増を招きかねない。10月1日、食品が一斉に値上げされた。帝国データバンクによると、10月は今年最多の6700品目が対象になるという。値上げの波はいったいどこまで続くのか。経済評論家の加谷珪一さんは、食品の値上げの背景と見通しをこう解説する。「昨今の値 -
9月はチョコパイ、あずきバーが!“お菓子の値上げ”で月1000円の負担増に
2022/09/08 15:50「昨年来、食品の急激な値上げを実感します。そのなかでお菓子は数年前から価格は変えずに内容量を減らす“ステルス値上げ”がされてきました。子供も購入する商品であるため、価格を上げるのが難しい部分もあったのでしょう。しかし、もはや企業努力だけでは価格を維持することができなくなってきているようです」こう語るのは、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんだ。チョコパイ(9月6日〜)などチョコレート類、ポテトチッ -
止まらない物価高騰ーー5年後には年金だけだと毎年6万4千円不足
2022/09/07 15:50物価高騰がとまらない。8月19日に総務省が発表した7月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品をのぞいても102.2。去年の同じ月を2.4%上回り、11カ月連続で上昇となった。この物価高騰で気になるのが、年金受給者の家計だ。総務省が毎月発表している「家計調査」の〈夫65歳以上、妻60歳以上で構成する夫婦一組の世帯(無職世帯)の家計の収支〉によると、2022年の上半期(1〜6月)の非消費支 -
“値上げの秋”から始める【10の食費節約ワザ】「安いきのこは生のまま冷凍保存で、うま味もアップ」
2022/09/02 11:00「秋から値上げされるものの多くは加工食品。ということは、できるだけ加工食品は買わず、生ものは“使い切る”ことを意識すれば、値上げのダメージを最小限に抑えられます」そう語るのは節約アドバイザーの和田由貴さん。「家庭から出るロスの半分は野菜。皮ごと料理したり、半端野菜も使い切って。秋はお得な旬野菜が多く出回るため、余らせそうなら冷凍保存しましょう」料理に欠かせない調味料は、PB(プライベートブランド) -
秋も続々!【食品値上げ一覧】9月からシーチキン、乾燥わかめ、10月からソーセージ、マヨネーズ、11月から即席みそ汁も
2022/09/02 11:00「岸田首相が8月15日、輸入小麦の政府売渡価格を据え置くよう指示しました。これによって国内各メーカーが小麦を仕入れる価格は据え置きとなります。しかし、ほぼ全ジャンルで続いている商品価格の値上げの歯止めになるとは言い切れません」こう話すのは流通事情に詳しい経済評論家の加谷珪一さんだ。小麦は米に次いで食卓に欠かせない穀類だが、約9割を輸入に頼っている。そこで国は、アメリカなどから一斉に買い上げ、年2回 -
パン3割引、玉ねぎ2割引 お得な「ワケアリ食品」サービス7選
2022/07/15 06:006月29日、菓子メーカーの東ハトは「キャラメルコーン」「ポテコ」などを平均10.6%(8月29日売分から)、日清製粉ウェルナはパスタなど冷凍食品を平均9%(9月1日納品分から)値上げすることをそれぞれ発表した。総務省によると5月の消費者物価指数は前年同月比プラス2.1%、物価の高騰が続いている。「’21年の家計調査報告では、2人以上世帯の全国平均の食費は月7万9401円。物価上昇によって今年の食費 -
日銀黒田総裁の“上級国民”生活!生涯収入11億円超え、億ションは現金で一括購入
2022/06/13 06:00「家計が値上げを受け入れている」6月6日、日本銀行の黒田東彦総裁(77)の都内で開かれた講演会での発言が、庶民の怒りに火を付けている。「さらに6月3日の参議院予算委員会で、食料品の値上げを感じるかどうか聞かれた際に黒田氏が『スーパーに行ってものを買ったこともありますけれども、基本的には家内がやっておりますので』と語っていたことも火に油となり批判を浴びました」(全国紙記者)当初は発言を撤回しなかった -
日銀・黒田総裁 値上げ容認発言を釈明も収まらぬ国民の怒り「一揆起こるレベル」「更迭案件」
2022/06/07 18:216月6日、都内で行われた「共同通信きさらぎ会」の講演で述べた私見が大きな批判を招いた日本銀行・黒田東彦総裁(77)。黒田総裁の発言は次の通りだ。「家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環境をできるだけ維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが当面のポイントだ」この発言に対してTwitter上で「#値上げ受け入れてません」のハッシュタグがトレンド入りするなど、多くの国民のひんしゅくを買う -
日銀・黒田総裁 年収3500万円、買い物は妻任せ…「値上げ受け入れてる」発言の陰で“リッチ”な生活
2022/06/07 13:03「家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環境をできるだけ維持し、賃金の本格上昇につなげていけるかが当面のポイントだ」6月6日、都内で行われた「共同通信きさらぎ会」の講演で、日本銀行・黒田東彦総裁が日本経済の現状についてこのように私見を述べた。しかし、Twitterで「#値上げ受け入れてません」というハッシュタグがトレンド入りする事態となるなど、厳しい批判を呼んでいる。「黒田総裁は、新型 -
日銀総裁「家計が値上げを受け入れている」発言に「世間知らず」「月給20万円で生活してみろ」と非難轟々
2022/06/06 19:426月6日、都内で開催された「共同通信きさらぎ会」の講演における日本銀行・黒田東彦総裁の発言が波紋を呼んでいる。各メディアによると、黒田総裁は日本経済が新型コロナウイルス禍から回復途上にあるということを理由に挙げ、「金融引き締めを行う状況には全くない」と述べたという。さらに、商品やサービスの値上げが相次いでいることに関連してこうコメントしたのだ。「家計が値上げを受け入れている間に、良好なマクロ経済環 -
もやしは袋ごと、ピーマンは丸ごと冷凍!覚えておきたい最新「食品冷凍術」
2022/05/11 06:00「特売日のまとめ買いは家計の救世主だけど、生鮮食品は長期間保存できないし……」と思っていませんか? 正しく“冷凍”すれば、長期間おいしく保存できるうえ栄養価もアップしちゃうんですーー!「肉や魚以外にも、野菜や食パン、卵なども冷凍保存すれば、冷蔵室で保存するよりも長持ちさせられますよ」そう語るのは『野菜まるごと冷凍テクニック』(パイ インターナショナル)の著書もある、ラク家事アドバイザーの島本美由紀 -
生卵も納豆も!「正しい冷凍術」で余らせがちな食品を長持ちさせよう
2022/05/11 06:00「肉や魚以外にも、野菜や食パン、卵なども冷凍保存すれば、冷蔵室で保存するよりも長持ちさせられますよ」そう語るのは『野菜まるごと冷凍テクニック』(パイ インターナショナル)の著書もある、ラク家事アドバイザーの島本美由紀さん。あらゆる商品が値上がりする昨今。安いときにまとめ買いして、取っておくためにも“冷凍”は使いこなしたいテクニック。そこで、島本さんに、食品をおいしく冷凍するためのポイントを教えても -
夏はカップ麺、秋はビール…値上げの傾向を掴むカギは「原材料比率」
2022/05/09 11:00商品の値上げが連日報じられるなか、まだその発表がされていない品目もある。“原材料比率”という視点に立って考えてみると、今後の値上げの傾向が見えてくるという――。「急激な円安の進行が止まらず、4月20日には一時1ドル129円台をつけました。約20年ぶりの水準ですが、この傾向が変わる要素は見当たりません」こう話すのは、市場の動向に詳しい経済評論家の加谷珪一さん。今年3月には1ドル115円台で推移してい -
作家・江上剛語るポストコロナ時代の働き方「とりあえず開き直れ」
2022/05/02 06:00ロシアのウクライナ侵攻で、ますます原油や穀物の価格が高騰している。超円安も相まって、物価は信じられないスピードで上昇している。一方で、私たちの給与の伸びは鈍い。多くの企業では希望退職者を募集していて、このまま今の会社で定年まで働ける保証もない。こうした不安ばかりの時代に、私たちはどう仕事と向き合っていくべきか。新型感染症が蔓延するなかでの金融危機を描いた『Disruptor 金融の破壊者』(光文社