副作用の最新ニュース
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「頻尿薬」飲み続けると記憶障害の危険性も……50代以上の服用者が多い認知症高リスク処方薬
2024/02/28 11:00年齢を重ねたぶんだけ増える処方薬。だが、飲む薬の種類が多いほど副作用が増幅されることはあまり知られていない。その物忘れ、ひょっとして薬の影響かもーー。高齢者の5人に1人が認知症となると推計されている「2025年問題」まで、あと1年を切った。認知症はますます身近な問題となったため、ちょっとした物忘れも“認知症のせい”と安易に考えてしまいがちだが。「じつは認知症ではなく、薬の副作用によって認知機能が低 -
女性のは副作用のリスク2倍! 目的外使用の「痩せ薬」で腸閉塞に…
2024/02/02 11:00「すでに痩せているのに美容やダイエットの目的で糖尿病治療薬を利用することは非常に危険です」とは、これまで延べ20万人以上の糖尿病患者を診てきたAGE牧田クリニックの牧田善二院長。美容のために痩せたいと、オンライン診療で処方された糖尿病治療薬購入によるトラブルが相次いでいる。問題になっているのが「GLP-1受容体作動薬」だ。「2型糖尿病の治療薬としては画期的な薬です。ヒトが食事をすると小腸からGLP -
厚労省が重大副作用として追記指示!コロナ治療薬ゾコーバでアナフィラキシーに
2023/08/03 06:005月以降、新型コロナウイルスの感染者数が全国的にじわじわと増加。沖縄県では6月下旬から感染者数が急増し、医療がひっ迫した。日本医師会も流行の第9波が始まったとの見方を示している。そんななか、厚労省は塩野義製薬が開発した新型コロナウイルス治療薬の「ゾコーバ」にも、重大な副作用としてアナフィラキシーが追加されることを発表した。アナフィラキシーとは、全身に起こる重いアレルギー症状で、激しい咳や呼吸困難に -
薬効低下や頭痛の原因にも…「水以外で薬を飲むこと」に潜むリスク
2023/07/07 11:00薬は通常「コップ1杯程度の水か白湯で飲む」とされているが、リビングにいて手元にお茶があるときや、外出中や急に具合が悪くなったときなどには、とりあえずそこにある飲み物で薬を服用してしまうこともあるだろう。しかし、安易な飲み方には注意が必要だーー。「急な体調不良でドラッグストアに駆け込み、市販薬を購入した際、手元に水がなくてお茶やジュースで薬を飲んだ、という経験は多くの人にあることでしょう。でも、一般 -
けいれん、幻聴など依存の可能性あり!長期・高容量服用がもたらす向精神薬の危険性
2023/06/05 11:00歌舞伎役者、市川猿之助(47)の父母が向精神薬中毒で死亡という衝撃的なニュースから、にわかに「向精神薬」が注目を浴びるようになっている。向精神薬とは、鎮静剤、抗うつ剤、抗不安剤、睡眠導入剤などの総称で、不安、パニック障害、睡眠障害などの治療に用いられる処方薬だ。近年、服用する人が増えている。不安や不眠に苦しんでいたり、気分の落ち込みを解消するために使われるこの薬が、実は死を招くほどのリスクをはらむ -
春に気をつけたい市販薬の“飲み合わせ”花粉症薬&かゆみ止めでめまいも
2023/03/22 06:00花粉が大量飛散し、寒暖差も大きく、環境の変化も生じやすいこの季節は、なにかと体調を崩しやすい。「不調があると気軽に市販薬に頼る人も多いですが、無意識のうちに誤った飲み方をしている人が少なくありません。きちんと注意を払わずに複数の薬をあわせて飲むと、薬の効き目を打ち消し合ってしまったり、また思わぬ副作用が生じることもあります」そう警鐘を鳴らすのは、『ドラッグストアで買えるあなたに合った薬』(羊土社) -
寒暖差がなにかと不調を招く時季…「市販薬の副作用」にご用心
2022/09/28 15:50季節の変わり目は気候の変化に体の調節機能が追いつかず、さまざまな不調に悩まされる人も少なくない。コロナ禍でいまだ病院にもかかりづらい状況にあるなか、そういった不調にまずは市販薬で対処しよう、という人もいるだろう。「体調トラブルは市販薬でも対応できるケースがありますが、同時に誤った市販薬の使用には、思わぬ“副作用”のリスクが伴うことを忘れてはいけません」そう話すのは『ドラッグストアで買えるあなたに合 -
「2回目より強い倦怠感と腕の痛み」医療従事者が語るワクチン3回目副反応の症状と対策
2022/01/12 11:00感染力の強いオミクロン株が日本でも猛威をふるい始めている。「感染拡大を防ぐ鍵は、やはりワクチン3回目接種(ブースター接種)です。日本では2回目の接種から原則8カ月以上間隔を空けるとされてきましたが、高齢者施設などを対象に接種の前倒しが進められています。感染力がデルタ株の5倍とされるオミクロン株の流行を食い止めるには、ワクチン3回目接種をスムーズに進めることが不可欠。時間との戦いです」そう語るのは、 -
“コロナへのワクチン”は何が違うのか、人体への影響も懸念
2020/09/03 06:00まだまだ日本全国で感染者が増え続けている新型コロナウイルス。各地で重症者も増加するなか、待望されているのがワクチンだ。WHOによると、新型コロナウイルスに対するワクチンの候補は170品目以上あり、うち30以上が臨床試験に入っている。日本では、厚生労働省が8月7日に「英国のアストラゼネカ社が開発中のワクチンについて、1億2,000万回ぶん供給を受けることに基本合意した」と発表。早ければ、来年’21年 -
安倍首相の置き土産「コロナワクチン」危険性を専門家が指摘
2020/09/03 06:00辞意表明の会見時、「冬の到来を見据えたコロナ対策を決定した」と語った安倍首相。全国民ぶんのワクチンを確保するとも報道されたが、専門家からは安全面を懸念する声がーー。まだまだ日本全国で感染者が増え続けている新型コロナウイルス。各地で重症者も増加するなか、待望されているのがワクチンだ。WHOによると、新型コロナウイルスに対するワクチンの候補は170品目以上あり、うち30以上が臨床試験に入っている。日本 -
“納豆1日3食”ダイエットが及ぼす危険…管理栄養士が指摘
2020/08/26 06:00「国民の健康を守るべき医師が治療の目的を外れた使い方をすることは、医の倫理にも反する」糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」がダイエットを目的として用いられていることについて、日本医師会がそう警鐘を鳴らしたのは6月17日のこと。いまだにインターネットで「GLP-1 ダイエット」と検索すると、同薬を“痩せる注射”とうたい、自由診療として提供している美容クリニックが複数ある。この現状が抱える危険性につ -
「GLP-1ダイエット」日本医師会も注意喚起…“やせ薬”の罠
2020/08/26 06:00「自粛期間でちょっと太った……」というアナタ。ネットで紹介されている“お手軽なダイエット法”に飛びつこうとしていませんか? そのダイエットは、自分の体をかえって傷付けてしまう場合もーー。「国民の健康を守るべき医師が治療の目的を外れた使い方をすることは、医の倫理にも反する」糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」がダイエットを目的として用いられていることについて、日本医師会がそう警鐘を鳴らしたのは6月 -
50代は「多剤服用」の入口…降圧剤や降コレステロール薬が起因
2019/11/06 15:50年齢のせいだと思い込み、つい諦めてしまいがちな頭痛やめまい、耳鳴り、けだるさといった体の不調。実は、飲んでいる薬をやめると劇的に改善することがあるんです!「頭痛や疲れやすさ、便秘に肩こり。そんな不調の原因は今飲んでいる薬にあるのかもしれません。薬が病気を招くこともある。それに気づいていない人が多いんです」そう語るのは『薬の9割はやめられる』(SBクリエイティブ)の著者がある松田医院 和漢堂(熊本県 -
「薬やめる科」の医師が教える 日々の不調を治す“減薬”法
2019/11/06 15:50「頭痛や疲れやすさ、便秘に肩こり。そんな不調の原因は今飲んでいる薬にあるのかもしれません。薬が病気を招くこともある。それに気づいていない人が多いんです」そう語るのは『薬の9割はやめられる』(SBクリエイティブ)の著者がある松田医院 和漢堂(熊本県熊本市)の松田史彦院長。今年6月、厚生労働省は高齢者の薬の数を減らすため「高齢者の医薬品適正使用の指針」を示した。5種類以上の薬を飲み続ける多剤服用による -
小型機から飛び降りたケンブリッジ大生の遺体が見つかる
2019/08/09 17:53先日、英ケンブリッジ大学の女子大生アラナ・カトランドさんが、研究のため訪れていたマダガスカル島からの帰国時に小型機から身を投げ出して死亡したニュースをお伝えした。落下地点が肉食動物フォッサの生息地であったことから遺体の発見は絶望視されていたが、地元住民によって見つかったことが明かとなった。カトランドさんが不慮の死を遂げたのは先月25日のことだった。それから2週間、地元警察署は連日大規模な捜索活動を -
ケンブリッジ大の女子学生、小型飛行機から飛び降り死亡
2019/08/02 22:31将来を嘱望された優秀な学生が非業の死を遂げた。バッキンガムシャー州出身で、ケンブリッジ大学に通っていたアラナ・カトランドさん(19)は、マダガスカル島でカニの希少種の調査を行っていた。悲劇はその帰路で起こった。小型飛行機に乗り込んだカトランドさんは、上空1000メートルほどの高度に達したあたりで通常では考えられない行動に出た、と英BBCが報じている。「離陸してから10分ほど経った頃、アラナはシート -
医師が警告!「誤ったジェネリック医薬品選び」の危険性
2018/09/12 11:00「私の患者さんに、薬を先発医薬品からジェネリック医薬品に替えたところ体調が優れなくなった、という方が何人もいるんです」こう話すのは、医療法人社団双壽會理事長で、東京都品川区の秋津医院の秋津壽男院長。「ジェネリックにしてから病状が悪化した」「薬の効き方が違う気がする」「副作用が現れた」――。持病を抱え、長いこと薬が手放せずにいる患者のなかに昨今、こんな声を上げる人が少なくない。ジェネリック医薬品(以 -
ジェネリック医薬品の注意…1つの新薬で20種類あるものも
2018/09/12 11:00薬への出費が抑えられると、ますます普及しているジェネリック医薬品。一見、患者にとってはありがたい話だが、必ずしもいいことずくめというわけにはいかないようだ――。「私の患者さんに、薬を先発医薬品からジェネリック医薬品に替えたところ体調が優れなくなった、という方が何人もいるんです」こう話すのは、医療法人社団双壽會理事長で、東京都品川区の秋津医院の秋津壽男院長。「ジェネリックにしてから病状が悪化した」「 -
宣伝うのみやめて…医師語る「ジェネリック医薬品との付き合い方」
2018/09/12 11:00「私の患者さんに、薬を先発医薬品からジェネリック医薬品に替えたところ体調が優れなくなった、という方が何人もいるんです」そう話すのは、医療法人社団双壽會理事長で、東京都品川区の秋津医院の秋津壽男院長。「ジェネリックにしてから病状が悪化した」「薬の効き方が違う気がする」「副作用が現れた」――。持病を抱え、長いこと薬が手放せずにいる患者のなかに昨今、こんな声を上げる人が少なくない。ジェネリック医薬品(以 -
日本初「薬やめる科」の医師が断言する“処方薬の問題点”とは
2018/07/26 11:00高血圧と診断されてから薬を飲んでいるけれど、なんだか体調がすぐれない……。それ、薬の副作用のせいかもしれません。「多くの患者さん、そして医師までもが、すべての薬には人体にとって“毒”である側面があることを見過ごしています。その結果、薬が原因で体調不良が生じる、という事例が増えているのです」こう話すのは、'12年に日本で初めて「薬やめる科」を開設した松田医院和漢堂院長の松田史彦先生。私たちが飲んでい -
進化し続ける認知症治療…副作用なしで原因物質を減らす!
2018/06/09 16:00「4月27日に亡くなった朝丘雪路さん(享年82)は、5年ほど前から死因となったアルツハイマー型の認知症を発症しており、津川雅彦さん(78)が自宅介護をしていたそうです。数カ月前に津川さんの顔を見て『あら』と言葉を発して以来、コミュニケーションも困難な病状に。そんな妻の行く末を案じていたのでしょうか、『僕より先に逝ってよかった』という記者会見での津川さんの言葉には、重みがありました」(芸能担当記者) -
風邪薬はキャベツで効果ゼロに!「市販薬」のアブない飲み方
2018/01/22 16:00「市販薬は効き目が弱く、少しくらい間違って飲んでもたいしたことはないとタカをくくっている人もいます。それは大きな間違い。市販薬にも病気を治す『作用』がある半面、食事や飲み物などと体内で反応し、思いもよらない『副作用』を招くことがあります」こう話すのは、東京薬科大学教授を経て、現在、日本くすり教育研究所代表理事を務める加藤哲太先生。そこで、いまの季節、服用することが多い市販の風邪薬を中心に加藤先生に -
水なしでカプセル薬飲むと胃潰瘍に…意外と怖い「市販薬」
2018/01/22 16:00「市販薬は効き目が弱く、少しくらい間違って飲んでもたいしたことはないとタカをくくっている人もいます。それは大きな間違い。市販薬にも病気を治す『作用』がある半面、食事や飲み物などと体内で反応し、思いもよらない『副作用』を招くことがあります」そう語るのは、東京薬科大学教授を経て、現在、日本くすり教育研究所代表理事を務める加藤哲太先生。そこで、いまの季節、服用することが多い市販の風邪薬を中心に加藤先生に -
ちゃんと読んでる?市販薬「添付文書」でチェックすべきこと
2018/01/22 11:00忙しくて病院に行けなかったときに頼りになるのが薬局で買える市販薬。でもちゃんと“注意書き”を読んで副作用のことまで理解している人は少ないのでは?「市販薬は効き目が弱く、少しくらい間違って飲んでもたいしたことはないとタカをくくっている人もいます。それは大きな間違い。市販薬にも病気を治す『作用』がある半面、食事や飲み物などと体内で反応し、思いもよらない『副作用』を招くことがあります」そう話すのは、東京 -
抗生物質は風邪に無効か、腸内バランス崩す副作用の可能性も
2017/02/02 12:00いまが流行のピークの風邪。病院で処方された薬のなかに、抗菌薬(抗生物質)があった人も少なくないだろう。でもちょっと待って!その薬、ほとんど消化されずに“だいたいウンコ”になってるって、知ってます!?教えてくれたのは、国際感染症センターの忽那賢志先生。そもそも抗生物質とは、細菌を殺したり増殖を抑えたりする抗菌薬の一種。どの細菌に効くかによって「ペニシリン系」や「キノロン系」など、細かく分類されている