感染拡大の最新ニュース
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新型コロナ 感染力最強変異株「XEC」の危険性を医師が警鐘「再び医療崩壊の可能性も」
2024/12/13 11:00「人の往来が多くなる年末年始に合わせるように、国内で感染を広げているのが新型コロナウイルスの新たな変異株『XEC株』です。アメリカでは、これまで主流だった変異株を押しのけるほど感染力が強い。さらに免疫が効きづらいという特性もあり、今年の冬は厄介な変異株が流行しそうです」とは昭和大学医学部の二木芳人名誉教授(臨床感染症学)だ。昨年5月、政府は重症化リスクの低下を理由に、新型コロナウイルスを、インフル -
大人の手足口病が急増中!“意外な初期症状”が診断遅れ感染広げる原因に
2024/11/20 06:00「本来、子供の夏風邪として知られる手足口病の感染が、10月になって爆発的に増えました。また、大人への感染も多く、11月になってもそれが続いています」こう話すのは東京都江戸川区のひまわり医院・院長の伊藤大介先生(内科・皮膚科)だ。今秋の手足口病の流行は全国的なもので、感染者は昨年の8倍に増えている。大変な猛威を振るっているのだ。では、なぜここに来て手足口病の発生数が増えたのだろうか。「夏に流行した手 -
コロナKP.3株 お盆に感染爆発危機!熱中症との併発で重症化リスクも増加
2024/08/05 11:00連日の猛暑で熱中症に厳重警戒が続く毎日だが、この夏、コロナの感染が急増している。厚生労働省の統計によれば、7月22~28日の新規感染者数は全国で78,502人。1医療機関あたりの報告数は全国平均で14.58人と12週連続で増加している。7月初週と比べると新規感染者数は1.8倍に増加しており、引き続き感染が拡大しているのだ。特に感染者数が桁違いなのは九州や沖縄で、1医療機関あたりの報告数は平均23. -
感染急増中の新型コロナ 治療費、ワクチン…補助金廃止でいくらかかる?
2024/08/05 11:00【前編】コロナKP.3株 お盆に感染爆発危機!熱中症との併発で重症化リスクも増加から続くコロナの感染拡大が止まらない。酷暑と重なることでさらに感染者が増すといわれているが……。万が一、コロナにかかってしまった場合、どれくらいの治療費がかかるのだろうか。診療の最前線に立つ、いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に話を伺った。以前は政府からの補助金で、コロナの治療やワクチンの接種は無料だった。 -
大人もかかる「手足口病」にアルコール消毒は効きにくい!去年の6倍ペースで感染拡大中
2024/06/21 06:00「保育園に通う息子(3歳)からうつりました。息子は手足に水疱がポツポツ出る程度で済みましたが、私は足裏、手のひら、口の中、そして熱が39度まで出て、フラフラに。とくに足裏は、歩くたびに突き刺すような激痛だったので、トイレに行くのも大変でした。症状は1週間ぐらいで治まりましたが、その後爪が?がれたり、足の皮がむけたり、もう二度と感染したくないですね」(東京都・30代主婦)本来、夏に流行する感染症「手 -
自宅にセンサー、防犯カメラで濃厚接触者を確認…中国の“厳しすぎた”「ゼロコロナ」政策の実態
2022/12/30 11:00中国では12月に入ってから20日までに2億5000万人が新型コロナウイルスに感染したと海外メディアのフィナンシャル・タイムズなどによって報じられた。中国政府はこれまでの厳しい「ゼロコロナ」政策を今月7日に大幅緩和。「今までは事あるごとにPCR検査の陰性証明が必要だの、町をロックダウンするだの厳しく行動制限していたのに、政府はコロナ対策を一気に緩和。すると想像していた以上にコロナの感染が広がり、大都 -
手術は延期、県外から救急受け入れ要請も…現場医師が訴える第8波医療ひっ迫の窮状
2022/12/29 09:00「コロナの濃厚接触や感染で、看護師などの職員が常時1割ほど欠勤する状況が続いていることに加え、高齢で介護が必要な患者さんの入院が多いので、かなりひっ迫している状況です」こう語るのは岩手県・盛岡赤十字病院院長の久保直彦さん。盛岡赤十字病院では、人員不足から手術や検査を制限する状況にまで至っているという。それと並行する形で、救急患者の受け入れ要請は増えている。「岩手県は病院が少ないので、ひとつの病院が -
医師が懸念する5類引き下げ「死者増えて初めてコロナ拡大に気づくことも」
2022/04/21 06:00新型コロナを「2類相当」から「5類」に引き下げることが検討されている。自由が増えるならいいじゃない! と、思うけど、さまざまな懸念があってーー。「第6波の主流だったオミクロン株(BA.1)より、18%以上も感染力が強いステルスオミクロン株(BA.2)への置き換わりが急速に進んでいます。さらに4月11日には、感染スピードがBA.2より約12%早いといわれるXE系統の感染者が、国内で初確認されたと発表 -
オミクロンBA.2は感染力が26%増「5月中に都内新規感染者3万人超も」
2022/04/14 15:50第6波ピークアウト後も、新規感染者数がなかなか減っていかない。ウイルスの弱毒化という私たちの希望に反して、オミクロン株は新たな脅威をもたらそうとしているーー。「警戒心をもって基本的な感染対策をすべき時期だ」新型コロナウイルス対策にあたる政府分科会の尾身茂会長は、4月7日に岸田文雄首相に面会した際、こう訴えた。尾身会長が危惧するのは、従来のオミクロン株「BA.1」から、感染力の強い「BA.2」に急速 -
感染再拡大のオミクロン株に医師が警鐘「“急変死”招くことも」
2022/04/14 15:50年明け早々から、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がった第6波。全国の新規感染者数は、2月5日の10万5,611人をピークに徐々に減少していくと思われたが……。「ここへきて不気味な動きが見られます」厚生労働省にコロナ対策を助言する専門家グループのメンバーの1人はそう警鐘を鳴らす。「4月に入ってからの新規感染者数は前の週を1.08倍上回っており、増加傾向が2週にわたって続いています -
「ピークアウト先延ばしの可能性も」医師語る“ステルスオミクロン”の影響
2022/02/03 11:00“ステルス”とは、なにやら不気味な響きであるーー。“ステルスオミクロン”と呼ばれる新型コロナウイルスが、日本で確認され始めている。「第6波の主流となっているオミクロン株の派生株で、海外でも40カ国以上で確認されています。〈隠密〉〈こっそり行う行為〉といった意味をもつ名前で呼ばれる理由は、ヨーロッパで用いられる一部の検査では、それがオミクロン株だと判別されないことがあることからです」(全国紙記者)“ -
専門家が占う’22年。コロナ再拡大、岸田政権交代の確率は?
2021/12/29 06:002022年、日本中が注目するトピックについて、各界のスペシャリストにその展望を占ってもらった。【コロナ第6波:再び感染拡大 80%】日本感染症学会専門医・寺嶋毅さん来年、新たな感染拡大が起きるかどうかについて、東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授は、「ポイントは4つある」と語る。まず1つ目は、“ウイルスそのものの広がりやすさ”。「変異株『オミクロン株』については、感染力、重症化率など、まだ詳細なデ -
「肺炎で苦しむ例多い」40代のコロナ重症者急増に医師が警鐘
2021/08/11 11:00連日、コロナの新規感染者数の爆発的増加が止まらない。引き金となっているのは、変異株がもつ驚異的な感染力だーー。「菅首相の『人流は減っている』という発言は、現実を無視しているとしか思えません。感染者の増加は止まらず、もはや“オーバーシュート”しているのです」こう話すのは、埼玉医科大学総合医療センター・総合診療内科・感染症科教授の岡秀昭先生だ。菅首相は7月27日の会見で、新型コロナウイルスの新規感染者 -
新規感染者3倍の危険も…医師語るデルタ株の恐怖
2021/08/11 06:00全国でコロナの新規感染者数の爆発的増加が止まらない。引き金となっているのは、変異株がもつ驚異的な感染力だーー。埼玉医科大学総合医療センター・総合診療内科・感染症科教授の岡秀昭先先生によれば、今回の感染爆発を招いている大きな要因が、これまで国内で広がったウイルスに比べ強い感染力をもつ変異型の「デルタ株」にあるという。「私たち埼玉医科大学総合医療センターでは、7月に入って初めて『デルタ株』に感染した患 -
上田晋也、沢村一樹ら止まらぬ芸能人の感染…テレビ局の対策に疑問視も
2021/08/10 11:0017日間にわたり開催された東京五輪が8月8日に閉幕。日本は史上最多の金メダル27個を獲得し、大きな盛り上がりをみせた。しかし、同時に新型コロナウイルスの感染拡大も過去最大規模で進んでいる。8月5日には東京都で過去最多となる5042人の新規感染者を記録。そして、芸能界もその“波”の危険にさらされている。7月25日にはくりぃむしちゅー・上田晋也(51)、8日には沢村一樹(54)の感染が判明。さらに9日 -
“日本の第3波は深刻化しない”専門家が指摘する4つの根拠
2020/11/22 06:00「今回、第3波が来たことは間違いないです。これから冬を迎えて感染者が諸外国のように爆発的に増えるのではと心配されていますが、私はそうはならないのではないかと思います」こう語るのは元WHO専門委員でハーバード大学院卒の医学博士・左門新先生。新型コロナウイルスが日本でパンデミックを起こす可能性について疑念を示す左門先生だが、状況は日々悪化するばかりだ。北海道を皮切りに、埼玉県、大阪府などで次々と過去最 -
6万7千人が予備群…無自覚な再感染者が起こす第3波の恐怖
2020/09/04 11:00香港の研究者が世界で初めて実証した、新型コロナウイルスの再感染。研究者によると、4月に感染した男性が8月15日に再び感染したという。またベルギーやオランダでも相次いで同様の事例が報告されている。その要因として取りざたされているのが、抗体。感染後に多くの人が獲得する抗体だが、時間が経つことで消失し、再感染のリスクが高まるというのだ。元WHO専門委員でハーバード大卒の医学博士・左門新先生は、「抗体が消 -
世界で増加するコロナ再感染…ウイルス変異で重症化の可能性も
2020/09/03 11:00記録的な猛暑がおさまりはじめるとともに、新型コロナウイルスの新規感染者数も徐々に落ち着きを見せている。7月下旬から8月中旬にかけて連日、全国で1千人以上を記録していた感染者も、8月下旬からは1千人を下回る日が増え、峠は越えたかに見える。「8月20日に行われた日本感染症学会のシンポジウムでは“医療崩壊が起きる可能性は低まってきた”と分析されるなど、緊急事態宣言解除後に発生した第2波は収束したと見る向 -
感染急増「4連休が影響」 新規感染者、人口比で全国最多 沖縄県「人の動き止めないと収まらない」
2020/08/05 13:307月末から県内で新型コロナウイルスの感染者が急増していることについて、沖縄県の糸数公保健衛生統括監は4日、7月23~26日の4連休直後の28日に発症する人が多発したとして、「4連休の初めの頃に感染した人が28日に発症した可能性がある。4連休の影響はあった」との見方を示した。28日には40人、29日も同程度の人数が発症したという。感染経路として、県外来訪者からと県民が飲食を伴う会合を開いて広まった両 -
「社交飲食店」呼称取りやめ政府に「思いつきでやるな」の声
2020/07/15 18:407月14日、厚生労働省の「アドバイザリーボード」がホストクラブなどを「社交飲食店」と表現。しかし、15日の記者会見で菅義偉官房長官(71)が「『接待を伴う飲食店』にすべく、厚労省で事務的に調整している」と述べたと毎日新聞が報じている。14日、新型コロナウイルス感染症対策を検討する厚生労働省の「アドバイザリーボード」では、感染例が多いホストクラブやキャバクラなどの店舗について、いわゆる“夜の街”とい -
沖縄コロナ2人感染 69日ぶり、中部と石垣在住 知事「警戒第1段階、予防徹底を」
2020/07/09 15:30沖縄県は8日、中部保健所管内在住の40代男性と石垣市在住の50代女性が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人はいずれも県外で感染したとみられる。感染者が新たに出たことで、県が設定した警戒レベル4段階のうち、発生早期の第1段階に入った。玉城デニー知事は感染地域からの渡航者の外出自粛などを要請した。米軍を除く県内での新規感染は4月30日以来、69日ぶり。玉城知事は同日の記者会見で「県をまたぐ行 -
元WHO委員危惧する強毒化…増殖力に270倍差の実験結果も
2020/06/16 11:00「世間では第2波と騒がれていますが、現状でいえばまだ第1波が続いているという認識です。これから第2波到来となれば、ウイルスが“強毒化”していく可能性は十分あります」と警鐘を鳴らすのは、NPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の上昌広氏だ。全国で緊急事態宣言が解除されたものの、東京都や北九州市などでは早くも感染者が増加中。本格的な第2波到来への危機感が高まっている。そんななかで危惧されているのが、新