動物の琉球新報に関する話題
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希少イモリか?ヤフオクに出品 違法の可能性 県警「事実関係を確認」
2021/05/20 13:30沖縄県指定天然記念物の両生類「イボイモリ」とみられる生き物がネットオークションに出品されていたことが18日、分かった。サイトの写真を確認した京都大学地球環境学堂の西川完途准教授は「沖縄に生息するイボイモリの可能性が高い」と指摘した。イボイモリは絶滅の恐れがあり環境省レッドリストに掲載されている。環境省などによると、国内希少野生動植物種にも指定されており、許可のない売買行為などは県文化財保護条例違反 -
寒さに参った!タツノオトシゴ固まった 河口付近で仮死状態 沖縄・金武
2021/01/25 13:00国頭村奥で今季最低気温の6.1度を記録し、冷え込んだ今月9日の夜。金武町のネイチャーみらい館近くの億首川河口付近で、寒さで仮死状態となり縮こまったタツノオトシゴ(クロウミウマ)が見つかった。見つけたのは生物ライターの平坂寛さん(35)。平坂さんが手のひらに乗せると、タツノオトシゴは体を伸ばして動きを取り戻し、水温が高い場所に運ぶと泳いで海に消えていったという。平坂さんは「冷たい水に接する面積を少な -
14年ぶり赤ちゃんキリン誕生!「スーパー安産」すくすく成長 沖縄こどもの国
2021/01/22 13:00沖縄こどもの国で、2007年以来14年ぶりにキリンの赤ちゃんが誕生した。20日の午後6時38分に生まれたアミメキリンの赤ちゃんは、性別などはまだ分からないが、園の職員によると、体高は約1メートル65~70センチで体重は50キロ前後という。21日には母親のユメと父親のワビスケに見守られながらしっかりとした足取りで元気に舎内を歩き回っていた。一般公開も始まっている。園によると出産には平均2~4時間かか -
「マングース順調に減少」 沖縄本島北部で希少種増える 駆除12年で619匹→39匹
2020/10/14 13:00環境省や沖縄県は12日、本島北部でのマングース防除事業の2019年度実施結果を発表した。大宜味村塩屋から東村福地ダムにかけてマングース北上防止柵を設置した「SFライン」以北で捕獲されたマングースは39匹だった。前年度より10匹多いが、環境省や県は捕獲数が最も多かった07年度の16分の1に減っていることから「沖縄島北部地域におけるマングースの個体数と分布域は順調に縮減している」としている。これに関連 -
やんばるの森で夜の散歩 国頭村森林公園でツアー 動植物を見て楽しむ
2020/09/15 15:00【国頭】沖縄県内外へ国頭村の魅力発信を目的に活動する任意団体「くんじゃん暮らしサポーターズネットワーク」が主催する「やんばるの森お散歩ツアー」の中の「森林公園ナイトツアー」が4日、国頭村森林公園で開かれた。ネイチャーガイドの豊富な知識による解説を受けながら固有種の多いやんばるの自然を楽しむツアーで、参加者らは懐中電灯を手に真っ暗な遊歩道を散策した。やんばる3村世界自然遺産推進協議会認定の上開地広美 -
逃走ヤギ、未明の“逮捕劇” 現場は沖縄のコンビニ駐車場 警察官に唾かけ抵抗
2020/09/14 13:3012日午前0時ごろ、沖縄県与那原町内のコンビニエンスストアから「駐車場にヤギが迷い込んでいる」と与那原署に通報があった。同署の新垣尚巡査部長と大嶺俊人巡査が駆け付け、現場にいるヤギを確認した。激しく抵抗されながらも2人はヤギを取り押さえ、同署まで「連行」した。捕獲されたのは新垣善之さん(41)=南風原町=が飼っているヤギで、同日中に引き渡された。飼い主の新垣さんによると、ヤギの名前は「ウッディ」で -
子コウモリ、落ちた先はバイクの隙間…那覇の中心街、親も見守り救出劇
2020/06/04 14:00沖縄県那覇市泉崎の駐輪場で3日午前10時ごろ、オリイオオコウモリの子どもがバイクの前輪カバー裏側にしがみついて出られなくなっているのが見つかった。子コウモリは「キー、キー」と声を出し、そばにある電柱の上からは鳴き声を上げて子を探す親コウモリの姿があった。午前11時半ごろ、県自然保護課の職員が子コウモリを救助して近くの木に移動させると、子コウモリは自力でよじ登り、迎えにきた親コウモリの元に戻って姿を -
元来生息しない場所になぜ… 世界遺産推薦地にウサギ 外来種による生態系への影響懸念
2020/01/17 14:00【国頭】世界自然遺産の推薦地である沖縄県国頭村謝敷で11日夜、ウサギ3匹が目撃された。やんばるの森には元来ウサギは生息しておらず、関係者は外来種による生態系への影響に警鐘を鳴らしている。沖縄生物教育研究会員で生物教員の知花史尚さん(52)が11日午後10時半ごろ、国頭村謝敷の県道2号沿いでウサギ3匹を目撃し、写真に収めた。体毛は灰色と黒で、体長は20センチ程度だったという。知花さんは「ウサギは小柄 -
イエネコのふんから絶滅危惧種オキナワトゲネズミの骨 本島北部の森で調査、高頻度で確認
2019/12/13 14:30琉球大理学部動物生態学研究室、NPOどうぶつたちの病院沖縄、国立環境研究所は12日、国頭村北部の森林で採取したイエネコのふんの中から、絶滅危惧種のオキナワトゲネズミの骨や爪などが高頻度で確認されたと発表した。道路で採取した全てのふん(36個)の61.6%、中でも重点調査区間である西銘岳で採取したふん(28個体)では71.4%からオキナワトゲネズミが確認された。調査チームは「イエネコがオキナワトゲネ -
高校にやって来た“新入生”は…絶滅危惧種のノグチゲラ 島ヤギの子どもも誕生
2019/09/02 14:30【大宜味】県立辺土名高校(永山俊校長)の校庭の木に8月24日ごろから少なくとも6日連続で、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のノグチゲラが姿を見せた。生徒や教員たちは「ついにノグチゲラが辺土名高校に来た」と、夏休みの静かな校舎にやって来た“新入生”を歓迎した。環境科3年の儀保雄大さんは26日の夏季講習後、デイゴの木に止まっているノグチゲラを見つけた。「調査の時に山の中で見たことはあったが、学校では初め