<掛け捨てタイプ・終身保険のメリット>支払った保険料が増えて戻ってくる終身保険
生命保険の掛け捨てタイプが定期保険。契約時の月額保険料が満期まで一定、割安の保険料で死亡保険金が2千~3千万円など高い保障がついているのがメリットだ。
「定期保険は決まった加入期間中に死亡したり、高度障害になったときに保険金が支払われます。掛け捨てで、その期間のみの保障なので、保険料が抑えられています。
定期保険でよく考えたいのが契約期間です。10年更新の短期加入タイプは年齢が若いときは保険料を抑えられますが、更新のたびに階段状に上昇することをお忘れなく。また、60歳満期の長期加入タイプは総払込み保険料(期間満了までに払い込んだ保険料の総額)を低く抑えられますが、60歳で入り直そうとすると跳ね上がります」
と、『保険テラス』ららぽーとTOKYO―BAY店の三浦紀子さん。満期後のことを考えておかないと、ゆくゆく家計の大きな負担になるかも。
「みなさんが定期保険の見直しを考えるのは、おそらく更新通知がきたときでしょう。また、新規加入や前回の更新のときとご家庭の状況は変わっていると思います。お子さんが近く社会人になるならば、以前より死亡保険金を大幅減額することや、一生涯保証が続き、必ず払込み満了後に解約返戻金が受け取れる終身保険などを選択肢に入れてみてはいかがでしょう」(三浦さん)