いまや、薬を買いに行くだけの存在ではなくなったドラックストア。健康や栄養を意識したオリジナル食品に力を入れるところや、郊外の大型店では肉や野菜などの生鮮食品まで扱う店もある。

 

「スーパーと違い、ポイント倍増デーが多いのが特徴。しかも5倍、10倍など、高倍率が当たり前です。狙っていけばスーパーで買い物するより確実にお得です」

 

こう語るのは、ポイント情報サイト「ポイ探」を運営する菊池崇仁さん。大手ドラックストアの中でも、ポイントカードに特徴のある4つのお店について、お得な使い方を教えてもらった。

 

●マツモトキヨシ

「スマホかおサイフケータイの専用アプリに、あらかじめポイントカードを登録しておくことで、カード代わりに使えます。これなら、カードを忘れてポイントを取り逃すことはありません」

 

毎月1日と2日は、カウンセリング化粧品を買うと、ポイントが10倍に。クレジットカード払いは対象外。

 

「電子マネーはポイント10倍の対象になり、しかも電子マネー自体のポイントもたまります。『au WALLET』なら、マツモトキヨシでの買い物で通常の3倍のWALLETポイントがたまり、おすすめです」

 

●ツルハドラッグ

5%割引デーが多いのが最大の特徴。毎月1日、10日、20日が基本で、さらに60歳以上は「シニア感謝デー」の15日、16日、17日にも5%割引を受けられる。

 

「ドラックストアのポイント還元率は、100円につき1ポイントがほとんどですが、ここでは医薬品と一部の化粧品のみ『100円=1ポイント』で、そのほかの雑貨などは『200円=1ポイント』と若干低め。ただ、商品の価格設定はほかよりも安めに感じます。5%割引の日も多いので、ポイントだけでなくモノの値段自体も見るようにしましょう」

 

●ココカラファイン

「家族がそれぞれ持っているカードをサイト上で登録する『家族制度』があります。家族の買い物額が合算され、その金額に応じ、翌月もしくは翌年からのポイント付与率が、最大5倍までアップします」

 

たとえば、月5千円以上の買い物をすると翌月はポイントが2倍、年間10万円以上の買い物なら翌年はポイントが3倍に。この「ステージ制」を家族で合算できるのはここだけだ。

 

●ウエルシア

ウエルシアのポイントカードは、Tカード。ほかのTカード提携先でためたポイントを使うこともできるし、その逆もOK。

 

「ポイントを使うなら、毎月20日に。200ポイント以上の使用に限りますが、ポイントの価値が1.5倍に上がり、たとえば200ポイントで300円分の買い物ができます。ほかの店でためたTポイントを、この日に使うとお得です」

 

また、ほかのドラックストアではまとまった単位でしかポイントが利用できないのに対し、ここでは1ポイントから使用できるのも便利だ。

 

お得&健康な生活を目指して、ドラックストアをめいっぱい活用しよう!

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