「仕事柄、新しい調味料にはつねにアンテナを張っていますが、最近は今まで見なかった国のものや、目先の変わった新商品がどんどん増えています。見慣れない調味料を使うのは最初は抵抗がありますが、それ1つで味がキマる“変わり調味料”はかなり便利。いつもの料理が違った味になるので、自分の幅が広がるんです」
こう語るのは料理研究家の寺田真二郎さん。今どき、ちょっと大きいスーパーに行けば、魅惑の調味料がいっぱい詰まった専用棚がある。中でも最近目を引くのが、すでにちょっと“調味済み”で、それ1つで味がキマる“変わり調味料”だ。
とはいえ、使い勝手がわからなかったり、余らせる予感をぬぐえないのがこのテの食品。そこで、寺田さんが“変わり調味料”選び3カ条を教えてくれた。
1.ごはんやパンなど、主食と相性のよいものを選べば毎日使える!
2.それ1つで味がキマるものだと失敗がなくアレンジしやすい!
3.まずは、いつもの料理に使ってみて味の違いを存分に楽しむ!
また、寺田さんが何度もリピート買いしている“変わり調味料”が次の3品だ。
【ダシダ】100g・ 216円
「牛肉のうま味がベースになった、いわば韓国風の出汁の素。そのままふりかけるだけでも十分おいしく、いろいろな料理にもアレンジ可能。お肉に下味を付ける時に塩・こしょうの代わりに使ったり、スープや炒めものなどに加えるだけで、料理のバリエーションが広がるんです」(寺田さん・以下同)
【青唐がらし味噌】140g・ 432円
「牛タン専門店『ねぎし』の『なんばん』という青唐辛子の味噌漬けがとても好きなのですが、お店のものは1本漬けなので、食べやすく切った瓶詰めがあったらいいなぁと思っていたところ、これに出合いました。とても気に入って、ごはんのお供のみならず、調味料としても登場するように」
【トップバリュ コーンも入った具の多いピザソース】200g・218円
「朝食にピザトーストをよく作るのですが、具を切るのが面倒に感じることもしばしばでした。そんなときにスーパーでこの商品を発見。思わず、手にとって感動しました。その後、テレビ番組の企画でオムライスの時短レシピ紹介があり、ごはんに混ぜて試作したところ、家庭のオムライスがレストランの味に!」
あなたも、ぜひお試しあれ!