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ジャーサラダなど見た目の美しさで注目されたガラス保存ビンですが、その素晴らしさはなんといっても調理の手間が省けることと、料理の味を上げてくれることにあります。

 

「つくりおき」が当たり前の今、保存ビンをひとつ持っておくと食卓に登場する1品がぐっと素敵なものになります。旬の食材を季節を越えてもおいしいまま味わいたい――。古来、私たちのそんな願いにより保存の食文化は生まれました。けれど正しくはおいしいまま、ではない。保存するとむしろ、おいしさは増す。腐敗を防ぐために使う塩、酢、砂糖、酒などの調味料が、食材を熟成させうまみをもたらしてくれるのです。

 

つくってさえおけば、そのままいただくもよし。ふだんの料理に使えば下ごしらえなしで、うんと味わい深く。さあ、食材がおいしいうちにその味を閉じ込めてしまいましょう。

 

にんじんラペ

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【材料】

※700mlの保存ビン1本分
にんじん…3~4本
フレンチドレッシング…1/2カップ
塩・こしょう…各少々

 

【作り方】

にんじんは皮をむいてせん切りにし、ボウルに入れてドレッシングを加え混ぜ、塩、こしょうをふる。しんなりするまでおき、保存ビンに入れてふたをする。
[冷蔵で3~4日保存可]

 

ひじきのたらこペペロンチーノ

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【材料】

※700mlの保存ビン1本分
長ひじき…50g(戻して250g)
たらこ…1/2腹
にんにく…3片
赤唐辛子…小3~4本
オリーブオイル…大さじ3
酒…大さじ2
塩…小さじ1/4
こしょう…少々

 

【作り方】

1. ひじきは水で洗い、たっぷりの水に10分ほどひたして戻し、よく洗う。ざるに上げて水けを切り、5~6cm長さに切る。
2. にんにくは縦半分に切り、たらこは薄皮に切り込みを入れて中身を取り出す。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りが立ったら赤唐辛子とひじきを入れて炒め、さらにたらこを加えてほぐすようにして炒める。
4. 酒をふって炒め、塩、こしょうで調味し、冷めたら保存ビンに入れてふたをする。
[冷蔵で4~5日保存可]

 

白いんげん豆のレモン風味煮

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【材料】

※700mlの保存ビン1本分
白いんげん豆…200g
グラニュー糖…150g
シナモンスティック…1/2本
塩…少々
レモンの搾り汁…大さじ3
レモンの半月切り…8枚
水…適量

 

【作り方】

1. 豆は洗い、鍋に入れて水4~5カップを加え、8時間からひと晩ひたしておく。
2. ①を水ごと中火にかけ、煮立ってきたらゆで汁を捨て、新たにひたひたの水を加えて再び中火にかける。煮立ってきたらふたをし、弱火で15分ゆでて火を止め、そのままおいて余熱で火を通す。
3. ②にグラニュー糖半量とシナモンスティックを入れて弱火にかけ、5分ほど煮て残りのグラニュー糖と塩を加え、ふたをして弱火で10分ほど煮る。レモン汁を加えて火を止め、冷めたらレモンを加え混ぜ、保存ビンに入れてふたをする。
[冷蔵で5~6日保存可]

 

 

〝保存して感動〟のレシピが1冊になりました!

『ビンで保存する、おいしくなる。
  シンプルライフの、春夏秋冬つくりおき』

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現代の暮らしに役立つ「おかずの素をつくりおきする」「調味料をストックする」「食材を発酵させて健康的にいただく」ためのアイデアを紹介しています。おいしさの秘密は、プラスチックではなく、ガラスの保存容器だからこそ。〝保存〟以外にも、調理道具としてパンやスイーツを焼くこともでき、その美しいフォルムはうつわとしても活躍します。ガラス保存ビンは、まるで魔法の容器!

料理家5人の食卓、保存ビンのある暮らし
すぐ出せる〝おかずの素〟をつくりおき
混ぜて詰めるとっておき調味料
どんどん味がよくなる発酵レシピ
保存ビンひとつでパンを焼く
春夏秋冬、旬の食材レシピ66
美しいガラスビン・カタログ

本体1,500円+税
単行本(ソフトカバー)/128ページ
出版社:光文社
発売日:2016年10月20日

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